【ユンゲ・フライハイト紙】再生産終了: 気候変動を理由に: 女性教授が人類の絶滅を要求

2020年2月11日
ケンブリッジ発: イギリスのケンブリッジにあるアングリア・ラスキン大学のある女性教授が、気候変動への闘争において、人類の絶滅を要求した。それを達成するためには、人類は一歩ずつ再生産を諦めるべきなのである、Patricia MacCormackは、その著『非人間宣言(The Ahuman Manifesto)』において、このように記しており、報道ポータルサイトであるCambridgehireLiveは、それを「人間なき地球の将来についての肯定的な展望」として祝福している。

「絶滅への反逆(Extinction Rebellion)」のような環境運動でさえも、MacCormackによれば、十分ではなのである。この運動は人類に対する気候変動の影響だけに焦点を当てているが、曰く「しかしながら、気候変動とはこの惑星におけるすべての生命に関係するものなのである」。

イギリスとカナダにおける出生へのストライキ
彼女によれば、「白人で、異性愛的で、障害をもたない男性だけが成功を手に入れ、他の種族や性別、障害をもった人々」が分け前を求めて闘争しているような「ヒエラルキー的な世界」を克服するためには、「ラディカルな共感」が必要なのである。そして、人間を地球を破壊する「生気のないゾンビ」へと駆り立てる資本主義に対する責任を負うべきは、この白人の男性なのである。

昨年においてすでに、イギリスにおけるある女性の団体が、気候変動を理由として出産ストライキを行なうことを宣言していた。「私たちの惑星は崩壊しようとしている」、BBCにおいて、このグループ「出産ストライキ(Birth Strike)」の報道担当のBlythe Pepinoは、こう語っている。だからこそ彼女は、子供を産まないことを決断したらしい。

ついこの前に女優にして歌手のMiley Cyrusもまた、気候変動を理由として、子孫をもつことを諦めることを主張していた。「母なる地球がお怒りであるからには、これ以上それをむち打つべきではない」、Cyrusはこう語っている。カナダにおいても約5400人の女性が、「未来なくして、子供なし」という標語のもとで、「政府が彼女たちに確かな未来を可能にしてくれる」と確信できるまで、出産ストライキを行なうことを約束している。

世界の救済のための断種
アメリカの作家にしてコラムニストであるWes Silverは、昨年の秋に、自らが断種の手術を受けていたことを明らかにした。その理由として彼は気候変動を挙げている。「いま私たちが恐れているよりもずっとおぞましいような」将来がやってこないようにするために自分たちに何ができるかを、彼とその妻は話し合ったようである。そして両者は、「ただ私たちは子供に関わるすべてのことを断念する」、という結論にいたったようだ。

ドイツにおいてはフェミニストのVerena Brunschweigerが、子供を諦めることについての売り込みをしている。「そこで問題となっているのは世界の救済に他なりません、それには誰もが貢献できるのです。私たちは究極的な環境の崩壊を眼の前にしているのです」、こうして彼女は自分の態度を理由づけている。

https://jungefreiheit.de/kultur/gesellschaft/2020/wegen-klimawandel-professorin-fordert-aussterben-der-menschheit/

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