緑の党党首のベアボックがもっとも頻繁なトークショウのゲスト

2019年12月17日 メディア面

公共的-合法的テレビ
緑の党党首のベアボックがもっとも頻繁なトークショウのゲスト

ベルリン: 緑の党の党首のアンナレーナ・ベアボックが、2019年の政治-トークショウにおけるもっとも頻繁なゲストであった。Redaktionnetzwerk Deutschland(RND)の分析によれば、Frank Plasberg(hart aber fair)、Anne Will, Sandra Maischberger, Maybrit Illnerなどの公共的、合法的放送において、この連邦議会議員は、全部で十回も登場していたのである。

昨年においては、緑の党の共同党首であるロバート・ハベックが、13回も招待をされて、その番付に表れている。今年もまた、ハベックは、そういった議論の集まりに、六回参加している。

青年社民党のトップであるケヴィン・キューネルトと外交委員会のノルベルト・レットゲン(CDU)が、九回の登場で第二位を分けあっている。また前左翼党党首であるサーラ・ヴァーゲンクネヒト(七回)、自由民主党(FDP)の党首であるクリスティアン・リンドナー(六回)、緑の党の会派の長であるカトリン・ゲーリンク=エッカルトも、その番付の上位にいる。

それに対して、ドイツのための選択肢(AFD)の代表者が招かれることは、ほとんどない。以前の党首であるアレクサンダー・ガウラントが四回、ゲストになっていて、それで彼は最も頻繁に招待されたAFDの政治家である。最近の連邦議会選挙で、緑の党が8.9%の得票を受けたのに対して、AFDは12.8%の得票を集めている。公共的-法律的テレビにおける政治-トークショウにおける割合は、緑の党が17.2%であり、それに対してAFDは5.2%であり、低く代表されている。

調査機関INSA: AFDにとってはソーシャル・メディアがより重要である。
選挙の結果と比べて過剰に代表されている緑の党を例外とすれば、トークショウへの登場の割合は、各党の選挙結果にしたがっている。そうして連邦議会における統一党(CDU/CSU)は、連邦議会の議席では34.7%、トークショウでは34%の割合を占めている。社会民主党(SPD)は、連邦議会で21.4%の議席の保有しており、トークショウにおけるその割合は23.6%である。FDPの場合には、それぞれにだいたい11%程度である。左翼党が若干低めに代表されている。彼らは連邦議会で12.8%の議席を手にしながら、政治的放送では、その割合は8.4%である。

世論調査研究所Forsaのトップであるマンフレート・ギュルナーは、RNDに対して、このように語っている。「AFDにとっては、トークショウは、コミュニケーションにおいてまったく重要ではないのです。彼らは、むしろソーシャル・メディアを通して、その選挙人たちに対して語りかけます。そして、このような舞台にあまり登場しないことによって、AFDの構成員が悪い印象を残す可能性もまた少なくなっているのです」。

全体としては2019年には、CDUが72回、社会民主党が69回、緑の党が43回、FDPが29回、左翼党が21回、CSUが14回、AFDが13回、このような議論の集まりに参加する機会をもった。全体での記録保持者は、サーラ・ヴァーゲンクネヒトであり79回登場しており、それに彼女の党の友人であるグレゴール・ギュシが68回で続いている。「環境と気候保護」が、22回の放送において、今年の重点となっている。

https://jungefreiheit.de/kultur/medien/2019/gruenen-chefin-baerbock-ist-haeufigster-talkshowgast/

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