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スマホ時代で変化した写真表現

こんにちは。
フォトグラファーのこふくです。

今回はスマホ時代に写真表現が変わって来たと感じたので、書き留めておきたいと思います。

伝えたいこと
■高画素は不要
■絞りの調整は極端に
■ISOは上げまくれ

1. 高画素カメラ不要論

最近のカメラは全般的に高画素(4000万〜1億画素以上)の機種が多くなりました。
高画素になれば、細かい部分まで鮮明に写すことができます。
しかし、
皆さんが、写真を見る媒体の多くは何でしょうか?

それは、スマホですね。

SNSやホームページなどスマホの画面で写真を見ることがほとんどになりました。
スマホは画面が小さいため、残念ながら、高画素で撮った写真を元の画質で表現できません。

つまり、高画素は宝の持ち腐れになります。

逆に高画素が有効に使えるのは、印刷して大きなポスターにする場合などです。
こういった用途がない限り高画素のカメラは必要ありません。
カメラ選びの参考になればと思います。

2. 絞りの調整は極端に

皆さんはレンズのボケ感のこだわりありますか?
ありますと答えたあなた。

では、スマホの小さい画面でF4とF5.6の差をはっきり識別できる自信はありますか?

僕はあまり自信がありません。

つまり、1段分くらいの差はスマホ時代であまり意味がないのです。

スマホで見られることを考えると、極端な表現で区別していくことになります。
・明るいレンズでボケをいかした作風
・絞りは値は大きく、ピントが奥まで合った状態で構図や光、アイディア重視で表現する作風

この二極化になりますね。
ぜひ、スマホを意識した撮影をしてみてください。

3.ISOは上げまくれ

最近のカメラは高感度でも、かなりキレイな画像を撮影できるようになりました

高感度ノイズが出ていても、画像を拡大しないとわからないレベルです。

つまり、スマホ時代では必要であればISOをガンガン上げて撮影して問題ありません。
この特性を活かせば、光の少ない場面で、今まで撮れなかった状況でも、新しい写真表現ができると思います。

まとめ

スマホ時代では、スマホに適した写真表現をしていく。

■高画素は不要
■絞りの調整は極端に
■ISOは上げまくれ

以上
ご質問などありましたらお気軽にお声がけください。

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