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夏の一歩手前で。

こんにちは。深崎島ぴえろです。

どんどん夏が近づいているのがわかりますね、気温的に。

そしてそれと同時に、

今年の夏はいつもの夏とはちがうんだなぁということを、ひしひしと感じます。



夏というと、

SEKAI NO OWARIの「花鳥風月」という歌が思い浮かびます。

(またSEKAI NO OWARI・・・)


「夏の歌!」っていうわけではないんだけど、

MVのイメージからか、曲調からか、

なんとなく夏を感じる歌です。


花鳥風月の歌詞の中に

私は何も忘れたくないの

月が綺麗だねと隣であなたが微笑む

という歌詞があります。


なんだか、儚さを感じる歌詞だと想いませんか?

それと同時に、強い絆のようなものも感じます。


夜空の光とか、さようならとか、悲しいこととか。

そういうの全部、何も忘れたくない。

そんな気分ありますよね。


そしてここでの「月が綺麗だね」は、

そうです。あれです。

夏目漱石が「I love you」を訳した、あれです。

「愛しています」の、意味です。


何も忘れたくないなぁ…と想っていたら、

隣にいる誰かが

愛しているよ、の意味で「月が綺麗だね」って言って微笑んでくれたのかな。


それとも、

実はもう「月が綺麗だね」と言ってくれていた誰かはいなかったりして…?

隣で微笑む、幻の残像が見えているだけだったりして…?


どちらの意味もすてきだなぁと、僕は想います。


まぁたぶん、歌の全体を見ると後者はないと想うんですけどね。

でもこうやってあえて歌詞の一部分だけを見て、

そこから想像を膨らませるというのも、たのしいものです。



夏目漱石は「I love you」を「月が綺麗だね」と訳しました。

あなたはどう訳しますか?


ちなみに僕は、何度も何度も考えましたが、

毎回最後は「僕が君を護るよ」にたどり着きます。

「護る」って、結構、「無償の愛」を感じませんか?

「すきだよ」じゃなくて「愛してるよ」と言うほどならば、

無償の愛を注ぐ覚悟が欲しいなって。


結構お気に入りの訳です。



夏の気配が日に日に近づく、でもまだ夏じゃない。

夏の一歩手前のような時期に

「花鳥風月」

ぜひ聴いてみてほしいものです。



深崎島ぴえろ☽︎‪︎.*·̩͙‬


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