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ひとりごと

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気の向くままに。毎日の学びをつらつらとメモ。
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#海外生活

好きなことを仕事にするための仕事

「自分はなんにも持っていない」と思ったきっかけは、大好きなタイ人の友達に「バンコクで一緒にゲストハウスをやらない?」と、誘われたときだった。 * 彼と出会ったのは、今から約1年半前の2016年の10月。わたしが浅草のゲストハウスで働いていた時のゲストで、確か2泊くらいしていった。夜のおでんパーティーですぐに仲良くなり、みんなでギターセッションしたのを今でも覚えてる。年がひとつしか変わらないのに、頭が良くて英語もペラペラだし、ギターがとても上手だったのがとても印象的だった。

「長く続く暮らし」の、よさ。

例えば、家を買うとか、好きな花を植えて庭の手入れをするとか、自分好みの家具を揃えたり、好きな本をていねいに本棚に並べたり、長い付き合いのあるご近所さんと世間話をしたり。 「この土地で、長く生きていく」と決めて始める生活の楽しさに、憧れることがある。 ベトナムに住んで1年が経った。部屋の家具はもともと備え付けだし、こっちに来てから日本にいるときほど物を買っていない。 もし今、日本に突然帰らなければならない状況になっても、わたしのすべての荷物は、スーツケース1つにまとめるこ

場所じゃない。好奇心。

昨日は、「月が綺麗」いう言葉をたくさん見かけた。わたしは昨日、月を見るのを忘れていたのだけど、FacebookやInstagramを見て、「あぁ、日本は今日、月が綺麗なんだな」とおもっていた。 今日の帰り道、あぁ、そういえば。とおもって、月を見た。まんまるでくっきりしていて、「なんだ、ハノイも綺麗だったんだ。」とおもった。 * ベトナムに来て1年と1ヶ月が過ぎた。わたしはたまに、ここにいることを忘れることがある。自分にとって海外にいることは、もはや「特別なこと」ではない

ベトナムで学んだホスピタリティ。

私は、23歳までは客室乗務員になりたかった。 日本のホスピタリティを本当に素敵だと思っていたから。言葉にしなくてもなぜか伝わって、欲しいものを”察して”用意してくれる。相手のことを心から考え尽くして行うおもてなし。 ”おもてなしとは、心のこもった待遇のこと。顧客に対して心をこめて歓待や接待や サービスをすることを言う。”ーWikipediaより 日本のおもてなしは世界で1番だと、もちろん今でも思っている。日本国民のほとんどが、"お客様はもてなすものだ"という概念を当たり

ベトナムでの、24歳という立ち位置。

小学生の時、結婚したい年齢を聞かれて迷わず「19歳」と答えていた自分がいた。24歳になった今、小学生の頃の自分に伝えたい。いくら何でも早すぎる、と。 子供のときって「ハタチ」に憧れを抱きがちであると思う。お酒が飲めて、タバコが吸えて、「成人」として扱われる。ハタチの人間を、「完成形」を想像している場合が多いけど、20年足らずで人間は完成しないと思う。 * 日本にいたときは、24歳という自分を大人に感じ始めていた。大学4年生の時、学校にいると大半が自分より年下で、アルバイ

自分を幸せにするということ。

”自分で自分を幸せにできなかったら、 一体誰が自分を幸せにしてくれるっていうの?” って、同僚のベトナム人に言われた。 彼女の名前はHaさん。 Haさんは確か35歳くらい。結婚は、していない。一人でハノイ市内に暮らしている。平均年齢が23歳のこの国で、Haさんのように結婚をせず家族と離れて暮らしているのはかなり、いやほんとかなーり珍しい。 Haさんは、人生の楽しみ方を知っている。 自分が幸せになれる方法を知っている。 いつも笑顔で冗談が大好き。人間が好き。勉強が

幸せになるのではなく、幸せだと思える心を手にいれる。ということ。

ベトナムで過ごす、2度目のお正月になる。 今年は、仲良しの日本人で集まって、おでんを食べて紅白をみた。 ベトナムと日本の時差は2時間。ベトナムでにいると、年越しを2回することになる。 ベトナム時間12月31日22時0分。日本で年が明ける。日本の家族にメールを送る。 あと2時間後、ベトナムでも年が明ける。ベトナムは旧暦を利用しているから、ここのお正月本番は毎年2月。テト。 だから日本のお正月はあんまり盛り上がらないよ〜。 なんて去年も言われたけど それは大間違い!

”憧れ”を追いかける。

思えば私はいつも誰かに憧れている。 小学生の時、私は兄のような人になりたかった。 私より5つ年上の兄は、なんでもできる。周りの友達から愛され、いつも家には兄の友達が兄を訪ねて遊びに来ていた。ゲームもスポーツも人より1つ頭が出ていた。そんな兄のようになりたくて、私はいつも彼の後ろにくっついていた。 中学生の時、私は小学校からの親友であるミクリのような人になりたかった。死ぬほど面白くて芯のある彼女のことをクラスのみんなが好きだったから。彼女のようになりたくて、私はいつも彼女

夢を、見忘れた。

初夢 「正月に初めて見る夢のことで,その内容からその年の吉凶を占う夢占の意図があった。正月2日が仕事始めであるので,2日に見る夢を初夢といい,〈一富士・二鷹・三茄子(なすび)〉を縁起の良い夢の代表とした。」−コトバンクより ということは、今日見る夢を初夢というわけか。安心した。だって昨日は、夢を、見忘れたから。 昨夜はきたる2018年のことを考えていたらワクワクと興奮で眠れなかった。 遠足前の小学生のような、大学生の頃ディズニーランドに行く前の晩のような、そんな気分だった

“人は必要な時に必要な人に出会う。”

私の好きな言葉。この言葉は小畑友紀さんの漫画「僕等がいた」で出会った言葉。 今出会っている人は、今の自分に必要な人だから大切にする。無駄な出会いはないってと。私は、この言葉はすべてのことに当てはまると思っている。「人」を「言葉」に置き換えてもしかり。 “人は必要な時に必要な言葉に出会う。” 自分にぴったり当てはまる言葉って、響く言葉って、好きな言葉って、そのときによって違うと思う。私は手帳に好きな言葉を書いたり日記を書いたりするのが好きで、続けているけど、昔の自分には響

人生はドラクエのようなものである。

わたしは、自分が主人公のドラクエのようなゲームを、24年間ずっとプレイしている。 ゲームの目的: プレイヤーの目的は、伝説の勇者「ロト」の血を引く勇者として、「竜王」にさらわれた姫を救い出し、そして竜王を倒すことである。その目的を達成するためには、敵キャラクターであるモンスター(魔物)を倒して経験値と通貨となるゴールドを稼ぎ、レベルを上げ強い武器・防具を購入してプレイヤーキャラクターを強くし、探索範囲を徐々に広げていき、また、町の人々から情報を得て、それをヒントに重要アイテ