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大人バレエの教科書

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あなたが歳を重ねるほどに、美しく、楽しく、しなやかになるバレエのエッセンスが詰まっています♪
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#大人バレエ

ピルエットの恐怖心を克服する3つのポイント。

回転技は怖くて ニガテ … 一度、失敗してから ピルエットが怖い… と思った 経験ありませんか? 片足で回転する テクニックは 見た目は 華やかですが 実際にやってみると 恐怖心が出てきて 躊躇してしまうことも ありますよね… ただ、 そのまま 何度も 繰り返し練習を するのはおすすめしません。 むしろ、 恐怖心を 倍増させてしまうだけ。 そこで!! 今日は 恐怖心を克服する ピルエット練習 について お伝えいたします♪ そもそも 恐怖心を 感じ

あなたのお腹が抜けてしまう3つの理由。

レッスン中に 先生から こんなこと 言われたことありませんか? 「お腹しめてー」 「お腹ひっこめて」 「おなか抜けてる!」 気をつけている つもりなのに いつのまにか お腹まわりの 気が抜けてしまうこと ありますよね… とくに、 足の動きや 順番を追いかけることに 必死になっていると忘れがち…。 そんなとき ちゃんと忘れずに 意識しなきゃ! と思って 気合いを入れて レッスンに挑む方も 多いかもしれませんね。 でも、 レッスンを よく見ていると

センターレッスンで迷子にならないための3つの心得

バーから離れると ちょっとドキドキする… センターレッスンに なると不安… そう感じたこと ありませんか? バーでなら できることも、 フロアで踊るとなると 迷子になってしまって 上手くいかないと がっかりしてしまいますよね… でも、 じつは バレエの センターレッスンには 予めおさえておくべき ルールがあるんです! これを 忘れてしまうと 思うように動くことが 出来なかったり、 周りの方にも 迷惑をかけてしまうこと にもなるので 注意したいこと。 と

間違ったアン・オー を見極める3つのポイント

鏡に映っている自分の ポーズを見たときに あれ? 私のアンオー…なんか…変…?? って思ったこと、 ありませんか? アン・オーとは… (en haut) 両腕を上げて 頭の上で円を描く、 バレエでよく登場するポーズです。 でも、 アン・オーは ただ腕を丸くするだけだと、 ポーズが しっくり来なかったり、 バランスが グラつきやすくなってしまうんです… そこで、 今日は 間違ったアン・オーを見極める ポイントを3つご紹介します。 1)腕の位置アンオー を習う時

「開脚ができる=股関節が柔らかい」と勘違いしていませんか?

ターンアウトが 苦手… と感じたり アンデオールが できてない!!と 注意されてしまったりしたとき もっと足が開くように 股関節を柔らかくしよう!とストレッチを 頑張っている方を チラホラ見かけるのですが… ちょっと 待って!! 「開脚ができる」 =「ターンアウトできる」では ありません!!! もちろん、 ストレッチをすることは とても大事ですし、 目標に向けて 努力する姿勢はとても素敵です♡ ですが、 開脚と ターンアウト は そもそもの身体の動きが 違うん

肩を下げる時、こんな3つの間違いしていませんか?

踊っていると いつのまにか肩に力が入ってしまう… 下げているつもりなのに 「肩下げて!」と先生に注意される… そんなお悩み 抱えていませんか? 足のステップが忙しかったり、 動きに集中していたりすると、 肩までコントロールするのって 難しいですよね… そこで今日は 肩を下げる時に おとなバレエ初心者の方が 間違えやすい3つのポイントを ご紹介しようと思います。 1)肩の位置が違う「肩下げて!」 と言われた時、 肩のどこを下げようとしていますか? おそらく 一

バレエのセンスがある人。ない人。

あなたは バレエのセンス、ありますか? …と、 聞かれたら あなたは何と答えますか? 自信を持って 「ある!!」と 言える人ももちろんいるでしょうが、 なかには 「いや・・う〜ん・・」と 答えに詰まってしまう方も いるのではないでしょか。 「センス」って 目に見えるものでも お店で買えるものでもないので 判断が難しいですよね。 それに、 「センス」というと 生まれ持った特別な才能や、 特異な超人的能力のようなイメージで、 「センスがある」って なかなかハイ

タンデュのつま先を伸ばすときに大切すぎること。

タンデュなどで つま先を伸ばしたいとき、 何か気をつけていることは ありますか? (タンデュとは  正式名称:バットマン・タンデュ。  バレエで足を伸ばす基本の動きをいいます。) 足指を伸ばす!? 脚を遠くに出す!? 正しい方向に出す!? YES!!YES!! どれもタンデュには 大切なポイントですよね。 でも、 一番大切なポイントを お忘れではないでしょうか? それは、、 そう!! 「ドゥミ・ポアントを使うこと」 ドゥミ・ポアントとは demi (

「ルルベ」と「ライズアップ」ココが違う!!

バレエのレッスンで よく登場する動き 「ルルベ」 と 「ライズアップ」。 あなたは、この2つの違いを しっかりと使い分けられていますか? 「ルルベ」と 「ライズアップ」は どちらも、 完成形としては同じです。 かかとを上げて、つま先立ちになることを 示します。 でも、この2つには 決定的な違いがあるんです!! それは 何かというと・・ 〝プリエ!!!!〟 ルルベをするときは 必ず、プリエ(膝をまげる動き)をしてから つま先立ちになります。 そもそも、 ル

大人からバレエをはじめた人でもあっという間に上達する、たった一つの秘訣。

大人になって、 バレエを習い始めると 慣れない動きや 新しいステップに戸惑ってしまうこと ありませんか? そんなとき、 「やっぱり大人からじゃ  遅いのかな…」 「もう歳だからなぁ」 なんて、思って 上達することを 自ら遠ざけてしまっていませんか? いえいえいえいえ!!!! 大人になって、 バレエをはじめたからこそ、 上達できる秘訣があるんです。 それは、 「理解して動くこと」 人間は加齢による 神経機能の変化に伴って、 スキルの習得の方法が 異なりま

ワールドバレエデーって知ってる?

今年も「ワールドバレエデー」の 季節がやってまいりました!! と言っても、 日本ではまだまだ馴染みの無い 「ワールドバレエデー」。 「ワールドバレエデーって何?」 「聞いたことはあるけど、  何するのかよく分からない・・」 というあなたへ、 今日は「ワールドバレエデー」について お伝えしていきます♪ 🌍ワールドバレエデーとは・・ 毎年10月に開催される 世界的なバレエのお祭りの日!! 各国のバレエ団が 中継を結び、 リハーサルやレッスンなど 普段は関係者以

バーレッスンが上達する3つのポイント

世界中のバレエダンサーが レッスンのとき、 必ず最初にすることといえば? そう、 それは、 バーレッスンです。 有名なトップダンサーも、 一流のバレエ学校の生徒も、 バレエ教室の生徒も、 必ず、バーにつかまって 身体を動かすところからレッスンが 始まります。 バレエの基礎を 身につけるための大切な練習ですね。 ですが、 この「バーレッスン」、 ただバーに つかまっていれば良い! なんて思っていたら オオマチガイ!! 実は、その 「バーの持ち方」こそが

バレエで「内もも」は使ってはいけない?!

バレエのレッスンで 「内もも使いましょう♪」 「もっと内もも意識してー!」 と、先生に 言われたことありませんか? バレエの動きで 必ず登場する「内もも」。 とても大切な 筋肉の一つです。 バレエの動きでいうと 5番ポジションに 足を重ねたり、 タンデュで出した足を 閉じてきたり、 足を寄せて 軸をつくるときに 大活躍する筋肉です。 ですが、 やたらに 「内もも」を使うのは 危険です!! その理由として、 そもそも、 「内もも」の筋肉の正体は 「

バレリーナがゼェゼェ息をしなくても踊れる理由

ちょっとした坂道や 階段を登っただけで、ゼェゼェ ハァハァしてないですか?? 「歳かしら・・?」なんて思っているあなたへ。 それ、 「バレエの呼吸」が  出来ていないせいかもしれません。 バレリーナは、 跳んだり回ったりしていても、 舞台の上では、苦しい顔ひとつせずに 踊っています。 その秘訣は、 呼吸の仕方!! バレエでは、 背中を使って呼吸をします♪ 口はあまり大きく開けずに 鼻から吸い込んだ空気を 背中に広げるように吸い込み、 スーッと細く吐き出します