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勝ち組の「自分語り」

三流は自分目線
二流は相手目線
一流は○○○○

ウザイ自分語り、気遣いの自分語り

「ウザイ」と敬遠されがちな「自分語り」も、使い方次第では相手を楽しませるだけではなく、自分のこともさりげなくアピールできて、とっおきの気遣いとなります

自分語りにおいて、三流と二流、そして一流を分けるのは、自分ではなく相手にとって興味のある自分語りになっているか、という点にあります

三流は、文字通り、自分にしか興味のない自分語りを延々としています

自分がゴルフにハマっているからっといって、相手も興味があるとは限りません

その確認をせずに、自分目線でゴルフの話を始めてしまうのが三流です

「この前、初めてコースに出たんですけど、失敗ばかりして、困っちゃいましたよ
自分のボールをおうのに、必死でいざ打つ時にはクラブを持ってなかったなんてことがあって笑笑」

ゴルフに興味がない人からしたら、共感も出来ないし、絶対に暇で退屈でしょう

もちろん大人な人は感心して、耳を傾けますが心の中では「いつまでこの話が続くのだろう」と、うんざりしています

自分では「話題を提供している」「頑張って場を盛り上げている」と、思っているかもしれませんが、全くの逆効果です

「空気が読めない」「自己中」のレッテルを貼られこれから先、呼ばれることはないと思っても良いでしょう

自分語りは20秒以内にまとめる

二流は、同じようにゴルフ初心者の話をするとしても、自分と相手の「共通の好きなことを探る」という、下準備を欠かしません

自分 「暇な時は何をしていますか?」

相手 「そうですね…ゴルフですかね」

自分「ゴルフですか!いいですね!」

相手「全然上手くないんですけどね」

自分「実は僕も最近コースデビューしたばかりで、失敗ばかりなんです」

相手「初めは分からないことだらけだよね!」

自分「ですよね!僕もボールに気をとられてクラブを忘れてましたもん笑笑」

相手「コースデビューあるあるだよね!」

こんな風に、相手と「好きなこと」が、共通していれば、自分語りもありなのです

ただし、自分語りは20秒以内です

どんな無口に見える相手でも「誰かに話を聞いていて欲しい」という根源的な欲求を持っているものです

聞くより話す方が遥かに気分がいいです

好かれたいなら話しすぎはNG

さりげなく自分を売り込む一流


相手にきちんと配慮した二流の自分語りでも充分、相手を楽しませることはできますが、さらに上を行くのが一流です

一流は、

自分語りの中に、
相手にとってのメリットのある要素をプラス

し、自分をさりげなく売り込みます

自分「この前のゴルフでコースデビューしたんですけど、上司の○○に手ほどきしてもらったんですよ!

相手「○○さんって?」

自分「今年からうちの部署に、異動してきたんです
すでに面識おわりだとおもったのですか」

相手「いやー、まだお会いしたことないな」

自分「○○もご挨拶したがっていたので、今後、一緒にゴルフいかがですか?」

相手「いいね、○○さんはゴルフすきなの?」

自分「休みの日はゴルフ漬けらしいです」


これなら「自分は上司を紹介したい」「相手は新任の役職者とゴルフができ、より打ち明けることができる」よって、自分語りを、してもWinWinの関係を保つことが出来ます


さらに一流は相手によって自分語りを使います

例えば、男性は女性相手なら「俺は付き合うと長いよ」と、自分語りで、誠実さをアピールするのもいいでしょう

誠実さは女性がメリットを、感じるポイントですから

僕も、ビジネスでは「ビジネス書の著者」と「出版社の経営者」としての立場をてかいわけています

編集者には著者として接してますし、経営者には「1冊は本を出しておくと、名刺代わりになりますよね、自分自信がそうだったので」と、本を出すメリットに触れて、さりでなく自分の出版社を売り込むこともあります

下手な自信や、自慢に、走らず、その自分語りが「相手のメリット+自分の売り込み」になるのかを考えるのが、一流への最短距離になるのです

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