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FM しながわの放送内容をお届けします!


こんにちは!
P2M note 編集部の西川です。


先日、ラジオ放送をお聞きいただいた皆様ありがとうございました!

聞き逃してしまったという方のために、放送の内容をお届けしたいと思います。



FM しながわの原つとむさん、素敵なインタビューをありがとうございました!



木曜日はラジオ放送のテーマが健康と福祉であり、今回、品川区の介護予防事業として行われている「カラダ見える化トレーニング」について取材していただきました。

P2M Group の新井颯太が代表としてスピーカーを務めました。


以下、放送内容です。
ぜひご覧ください。

新井:品川区の旗の台で P2M Group として、P2M Performance という施設を運営しております。新井と申します、よろしくお願いいたします。

P2M Group は、品川区の荏原町や旗の台、それから中延といった地域を中心にフィットネスジムであったりコンディショニングセンター・パフォーマンスセンターそれからインドアゴルフのスタジオなどを運営しているグループになります。



原さん:
もともと始まりは旗の台の「新生湯」というお風呂屋さんからスタートされたんですよね?



新井:
はい、おっしゃる通りです!
1952年に公衆浴場の「新生湯」というのが有限会社新井湯として始まりで、そこから2003年に会社としては介護事業部が設立し、その後、最後にフィットネス事業部が2018年に立ち上げられました。

P2M Group というのはフィットネス事業部の名称になります。P2M Group として現在、運営している4店舗、いわゆるフィットネスジムであったり、私たちはコンディショニングセンターという名前で呼んでいたりしますが、

特徴としては、各世代例えば、

子どもたちのトレーニングだったり、
若い女性に向けたトレーニングだったり、
30代40代の方に向けたトレーニングだったり、
スポーツパフォーマンスを高めたいアスリートであったり、
それからシニアの方のトレーニングと

その各世代に沿ったニーズであったりとか各世代において必要なことというのを科学に基づいて運動処方を提供していくというところが一つポイントです。

全ての施設でまず測定から始まるという形にしていて、

「いきなり運動しましょう!」ではなくて、

必ず測定評価をして
「あなたに合った最適なプランはこちらですよ!」という形でより科学的にトレーニングを進めていけるようにしているのが私たちの特徴かなと思います。


原さん:何歳から何歳ぐらいまでの方が通われているんですか?


 


新井:
P2M Group では、今実際に未就学児の子どもを対象にした教室も実施していまして、6月の頭にもそういったイベントがあるんですけども、

そこはもう2歳ですね!


原さん:
えぇ〜〜。


新井:
一番小さい子で2歳の子たちが、この P2M Performane の施設に思いっきり体を動かしに来るというところで、上の世代の方ですと、実は私たちは今、「機能訓練特化型デイサービス」というものも、会社として介護事業を今までやっていたということもあるんですけれども、

P2M Group としてフィットネス施設の中でデイサービスをやるということに挑戦してまして、そこの利用者様が101歳の方もいらっしゃいます。


原さん:
101歳の方もいらっしゃる!?

新井:はい! 

原さん・新井:2歳から!

原さん:(笑) 幅広いですねぇ〜。
未就学児の子はトレーニングをするんですか?



新井:
まさにそこがすごく重要なところで、フィットネスとかジムという言葉を聞くと、世の中的にやっぱり皆さんがイメージされるのは、例えば筋トレをする場所ダンベルを持って動く場所とか、

原さん:はい。

新井:ランニングマシーンを歩く場所とか、

原さん:はい。

新井:という風に想像されることが多いですけれども、私たちの捉えているフィットネスの在り方であったり、運動の在り方というのは少し違う部分があって、ただやるだけではなくてやっぱりそこに楽しさがあったりとか内側から出てくるモチベーションの結果、運動してるよねっていう状態を目指したいんです。

そうなった時に子どもたちがやるフィットネスの形って何だろうと思ったら、簡単に言ってしまうと、思いっきり体を動かして遊ぶことだったりするんです。

子どもたちに対して、
「マシンの上をずっと走りなさい」とか、
「このマシンを何回何セットやりなさい」とかって言っても

全く多分やる気は起きないしつまらないと思うんですけど、

例えば一つ跳び箱みたいなものを用意して、

「この上を乗り越えて向こう側に渡ってごらん?」って言うと、何も言わなくても100回でも200回でもチャレンジしだすんですね。

そういうやっぱり環境、遊べる環境だったりとか思いっきり体を動かせる環境が、昔に比べてなくなってきてるという現象があるので、そういった環境をまず提供すること。

そしてその中でも、私たちは先ほど科学に基づいてというお話がありましたけど、脳神経だったりとかそういった分野の勉強とかもしていて、そういったことに基づいた子どもたちに必要な感覚刺激だったりとか、今その時期に必要な運動っていうのをその遊びの中で提供するっていうことを子どもたちのクラスではやっています。


原さん:そうなんですね。2歳から101歳、幅広い旗の台・荏原町の方、品川区民の方に接してこられているじゃないですか。どういう町だと思いますか?


新井:そうですね。本当に一言で言うと、「住みやすいな」っていうのは思っているところで、旗の台は比較的商店街もやっぱり多くて、近くに3つ4つ商店街があるんですけど、

原さん:ありますね。

新井:
いろんな世代の方々が、それこそ町中を歩いていたりとか大きな病院もあったりとかするので、本当に親しみを感じやすい町なのかなっていうのは住んでいても思いますし、この町にいらっしゃった方の声からも感じることがあります。


原さん:
P2M Group で品川区の介護予防事業もされているということで介護予防事業「カラダ見える化トレーニング」教室を開催されていますよね?こちらについて詳しく教えてください。


新井:ありがとうございます。「カラダ見える化トレーニング」は65歳以上の方々を対象にした品川区さんが主催している教室でして、その指導の委託を私たちが受けているというような形になっております。

原さん:P2M でやられているというところで、特徴的なトレーニング方法とかがあるんですか?


新井:P2M のトレーニングメソッドであったり、そういったトレーニングの理論に基づいた運動を提供しているというところはありますし、もちろん会場が私たちの施設っていうのがあるので、実は先ほどお話しした4店舗全てでこの「カラダ見える化トレーニング」の教室を開催しております。

半年間で約250名ほどの方々が、週に1回運動しにくる、私たちのトレーニングを受けに来るという形になっています。


原さん:上は何歳ぐらいまでの方がいらっしゃるんですか?



新井:現在開催している教室ですと、80代後半、87、88歳の方がいらっしゃって、過去ですと98歳の方が参加されていた実績もあります。

参加される方で多いご要望というか目的というのが、「いつまでも健やかに歩けるようになりたい」であったりとか、「お孫さんだったりとか公園で遊べるようになりたい」とか

そういう何らかの自分の生活の中で、例えば本当に些細なことかもしれませんが、片足立ちで靴下を履けるようになりたいとか、だんだんお年を召してくるとできなくなってくることが増えてくるのを皆さん感じられたりするので、それをできるようにする。

もしくはそれができなくならないように予防したい。

というところで目的を持たれる方が多い印象です。


「カラダ見える化トレーニング」もその名の通り、カラダを見える化するということで 初回に必ず皆さん同じ測定を全教室で行う形になっています。


そこで関節の可動域であったりとか、筋力であったりとか握力、柔軟性なども含めて全て可視化し、それを1枚の帳表という形で皆さんにお配りして、「あなたのタイプは〇〇タイプですよ」というような形で自分のカラダのタイプを知っていきます。


それを今、自分はガチガチタイプだからもう少し、しなやかになりたいなという思いで参加されたりとか、すごく皆さん前向きに熱心に取り組んでいただいているなという印象を受けます。


やっぱりよくお声をいただくのが、「日常生活であの時習ったあれを意識しているわよ」とか、

結局いつもフィットネスの会員様にもお伝えするんですけど、施設に来るのが週に1回だとしたら、1週間168時間のうちの167時間はうちにいない時間なんですね。

原さん:はい。

新井:1時間は施設にいるけど、(カラダ見える化トレーニングは2時間なんですが)だとしても166時間はここにいない時間があるということなので、ここに来た2時間がんばるだけじゃなくて、やっぱりそれよりもそこで得た気づきを残りの166時間で生かしていただく。

原さん:うん。うん。

新井:生活習慣に変化が出てくることが一番大事なのかなと思っているので、そういった気づきをもとに普段意識していただくことはすごく貴重なことだと思っています。


原さん:今日は「カラダ見える化トレーニング」でどういう教室をP2M Performance では開催されているんですか?


新井:はい、こちらは「しなやかストレッチクラス」という教室でして、名前は教室全体で3種類あり、「筋トレマシンクラス」それから「足腰しっかりクラス」「しなやかストレッチクラス」になるんですけど、それぞれ特徴がありまして、

今こちらのP2M Performance で開催している教室は、しなやかな歩きであったりとか、しなやかな姿勢、より良い姿勢を作るためのストレッチだったりとか、呼吸の運動だったりとかそういったものを、基本的には床にマットを敷いてできるようなエクサイズを通じて、獲得を目指す。そんなクラスになっています。


原さん:まず座学もあって、その後ストレッチなどトレーニングのメニューもあるという感じなんですね。


新井:そうですね。基本的に全ての教室、先ほどの「筋トレマシンクラス」や「足腰しっかりクラス」も必ず毎回教室の始めに座学の時間、私たちは「学び舎」と呼んでいるんですけども、

これから皆さんが行っていくトレーニングを理論的に理解していただいたりとか、例えば今回の教室ですと、「姿勢ってどういうふうに決まっているのか」ということを話すのですが、意外と猫背の方が姿勢を良くしたいとなるときに胸を張ろうとして無理やり姿勢を良くしようとしたりするんですけど、意外とそれって逆効果なんではないか。みたいなことが科学的には分かったりしていて。

原さん:ええ〜〜!!


新井:そういったこととかを一例なんですけど、毎回の教室の始めにお話しさせていただいて、そこから運動しましょうと。

その運動が例えば床を使ったマットの運動であれば、このしなやかストレッチクラスですし、マシンを使ったトレーニングというのも別の教室では行っているので、例えば筋トレマシンクラスであれば終わった後に、皆さんでマシンのサーキットトレーニングをしたり、足腰しっかりクラスではマットとマシンが半分半分の割合でやっているような形なんですけど、必ず「学び舎」からの運動という形になっています。

(筋トレマシンクラスもマットの運動が含まれています!)

原さん:理屈が分かると取り組み方も確かに変わりますね!


新井:そうですね。何をやっているのか分からないというのが一番良くないかなと思うので。

原さん:そうですよね。

新井:「だから私にはこれが必要なんだね」っていう、先ほどの測定もそうですけど、そこを理解していただくのが大事かなと思っています。



原さん:参加されている方にインタビューもさせていただきます。

〜〜〜〜〜
原さん:旗の台、P2M Performance で「カラダ見える化トレーニング」に参加された区民の方にもお話を伺いたいと思います。お年はおいくつですか?

参加者様:76歳です。

原さん:カラダ見える化トレーニングは、ずっと参加されているんですか?

参加者様:3年前から伺っています。

原さん:参加してみようと思ったきっかけはどういうところでしょうか?

参加者様:元気でいつまでも自分の足で歩いたり活動したいと思ったので参加しました。

原さん:今日はどんなことをされましたか?

参加者様:今日は横隔膜に関して、呼吸に関してですね、じっくりとお勉強しました。

原さん:トレーニングはしてみていかがでしたか?

参加者様:はい、毎回楽しくて。とても斬新なポーズだとかパフォーマンスがあるのでぜひ皆様にもお勧めしたいです。

原さん:普段の生活とかで意識変わったりしましたか?

参加者様:座学もあるので、それとプラス身体を動かす方と両方できて、とても勉強になります。元気で皆様に迷惑かけないで、しかも自分も楽しい老後を過ごしたいと思っています。

〜〜〜〜〜



原さん:教室に通われている区民のの方にも、お話伺ったんですが、改めて「カラダ見える化トレーニング」これからどんな方に参加してほしいですか?


新井:
はい。
元々「カラダ見える化トレーニング」、介護予防事業のテーマでもあるんですが、今までできていたことができなくなってきたようなタイミングの方々の中で、運動を始めたいなと思っているけどなかなかフィットネスクラブに行くのもちょっとハードルが高いし。。どうしようかなと思っているような方々にまず週に1回、気軽に参加できる教室としてご参加いただけたらいいなと思っています。


原さん:
参加するにはどうすればいいんですか?


新井:品川区さんの方から、区報で半年に1回募集がありますのでそちらを見ていただいてお申し込みいただく形になっております。


原さん:では最後に今週のホットラジオしながわ、区の重点施策の一つであるSDGs 品川をテーマに1週間お届けしております。P2M Group のマネージャー新井さんがこれまでも、この先も大切にしたい未来につなげたい "しながわ” を教えてください。


新井:私が思う未来に繋げたい "しながわ” というのは、「拠り所がある街」ができていくことかなと思っています。

小さい頃からこの町で生まれ育って、近くにやっぱり知り合いがいて、近所に頼れる人たちがいて、例えば子供の頃だったらなんかあった時に「誰々さんちょっとこうなっちゃったんだけど、助けてくれない?」とか、子供たち同士で遊んでたこともありますし、そういう知っている顔が地域にいて、お互いに支え合うことができるっていう状態がいろんな地域で起きてくるとすごく住みやすい町になるのかなという風に思っていて、

私たちもフィットネスクラブを運営してはいるんですけれども、一つの拠り所としてそういう場所があるという風に捉えているので、ただ単に運動しに来て終わりじゃなくてそこには毎回スタッフがいたり、私たちが何も言わなくても会員様同士で挨拶をしたり、「最近こんなことがあったんだよね」とかそういう話をしている光景も実際に施設で見られていて、そういう場所づくりができていけたらいいし、そういった場所をいろんな所に、それぞれの拠り所があるような町が品川区内にできたらいいなという風に思っています。


原さん:ありがとうございます。
では、お別れにリクエスト曲をいただいております。ご紹介お願いします。


新井:玉置浩二さんで、サーチライト。玉木浩二さんが好きというのもあるんですけれども、特にこのサーチライトという曲はちょっと切ない気持ちだったり少し暗い気持ちになった時にそれを照らしてくれるような ”サーチライト” 光があって、前を向いて歩いていこうということが思えたりとか、

また最後には自分も誰かを照らせるような ”サーチライト” になれるかなという、そういうちょっと前向きな気持ちもこもっている曲かなと思っているので、そういう風に自分もなれたらいいなって思いますし、そういった方々自分のことを照らしてくれる方々に感謝して生きていきたいなという風に思っているのですごくお勧めの曲になっています。

原さん:今日は、旗の台 P2M Performance にお邪魔させていただきました。P2M Group マネージャー新井颯太さんにお話を伺いました、ありがとうございました。

新井:ありがとうございました!




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