価値は自分で作る

今から10個の質問をします。自分に当てはまっていれば◯。当てはまっていなければ☓。どちらでもなければ△をつけてほしい。(沢山◯がついていれば良いとか、そういうのじゃないので気楽にやってほしい)


Q1  目標達成は簡単だ

Q2  希望の就職ができるに決まってる

Q3 世の中の異性はみんな私にメロメロだ

Q4 私は死ぬまで病気にならない

Q5 私は将来社会を変える存在になる

Q6   目標達成は難しい

Q7  希望の就職ができるとは限らない

Q8   人間関係に悩みががつきない

Q9   現代社会で生きている限り、病気にかかると思う

Q10  私には社会を変えられない

お気づきの方もいると思うが、これは同じ質問を2回している。

前半のQ1からQ5は 「私にはできる」という思い込み。

後半のQ6からQ10は「私には出来ない」という思い込み。

どちらも思い込みではあるものの、「できる」思い込みも「出来ない」思い込みもそれぞれデータに裏打ちされた科学的根拠のある・・なんていう大層なものではない。できるなんていう確率された根拠なんてない。

しかし、面白いのは、人間は思ったら「そうなる」ということだ。

例えば、 女性は容姿に対して意識が高い。Q3で「世の中の異性は私にメロメロだ」と書いた。何人かは◯をつけた人もいたのではないだろうか。

その評価は必ずしも正しいとは限らないのかもしれない。しかし、「私は可愛い」と強く何度も思いながら写真をとると、写真にキレイに映るという。

芸能人はどうだろうか。テレビに出る前は普通の一般人として過ごして来ているが、誰しもがはじめからめちゃくちゃかわいかったり、美人だったりしただろうか。

おそらく、そんなことはないのだと思う。周りの人間に「かわいい」っていわれ、「自分は可愛い」と初めて自分を認識し、そしてそれを何年も続けてきたから「かわいく」なれたのではないか。

なにが言いたいのかといえば。

思い込みは自分自身がそう思うことで帰ることができる。ということ。

今ある自分は最終的には自分が「決定」している。たしかに、周囲にいる親や兄弟、友達、同僚、上司、彼女はあなたに対して様々な意見を投げかけて来るかもしれない。しかし、最終的にどうするのかを決断するのはいつだって「自分」じゃないか。

様々な決断の中で、自分にしか出来ないことがある。それが自分自身で選択をする自由だ。

どう「思い込むのかが」あなたの人生を変えていく。


過去に未来を変えてきた人たちはみんな根拠のない思い込みから始まった。

その成功者は自身が成功した理由をこう語った。

「私が成功した理由は貧乏な家に生まれて、頭が悪くて、体が弱かったから」と。

その男が生まれた家は貧しかった。なので12歳になった時、彼は家でて滅私奉公といい、給料なし、休日返上で働き続けた。

しかし、その経験があったから商売の基本を12歳の時から頭ではなく、体で覚えることが出来たのだ。

その男は頭が悪かった。だから、難しいことは会社員にすべて託し、自身はそれを暖かく見守ることにした。

すべての信頼を託された会社員はその優秀な能力を最大限にいかした。だから会社は大きく成長した。

その男は体が弱かった。当時、工場を回って巡回にいくのは社長の努めだったが、その男にそれは出来なかったため、事業ごとに部制をつくり、世界で初めてのシステムを作り出した。

そう。それが松下幸之助という男だった。

彼は言う。「私は貧乏な家に生まれて、頭が悪くて、体が弱かった。だから成功した」と。これも全ては思い込みだということが理解できるだろうか。


この「思い込み」の力は国を作るくらいの力も持っている。

そう。ガンジーだ。

イギリス軍がインドに攻めてきた時、ガンジーは言った。
* 「私が断食すればイギリス軍は国に帰る」

暴力を振るうことなく、断食をした。

普通は武器を取り、戦うべきところを戦わなかった。

しかし、そうすることでイギリス軍は国に帰った。

ガンジーの思い込みがイギリス軍を撤退させたのだ

インドという国ができる前、インドの中では内乱が起きていた。

その時もガンジーは「私が断食すれば内乱は収まる」と断食を始める。

すると、どうだろう。「ガンジーを殺してはならない」と国民全員がそう強く思い、内乱は収まったのだ。

これも全てはガンジーの強い思い込みにほかならない。

自身を肯定する力は、時に一国をまとめる力があるのだ。


坂本龍馬もそうだ。

坂本龍馬が薩長同盟を仕組んだ時、龍馬は脱藩浪士。

今の日本で言うところのニートと犯罪者との中間的立場だった。

しかし、この男の先見力があるからこそ、今の日本が存在する。

あの時、あの場でニートの侍が薩長同盟を描いていなければ、日本という国の名称は別のものになっていたのかもしれない。

ライト兄弟が何をした人かご存知だろうか。

  アメリカにある博物館にはライト兄弟の作った飛行機が今も展示されているという。しかし、その飛行機は現在の先進技術を持ってしても飛ばすことはできないという。では、ライト兄弟は飛行機を飛ばすことが出来なかったのかといえば、それは違う。
  ライト兄弟は世界で二人だけ、その飛ばない飛行機を飛ばすことができた飛ばす技術を身に着けたのだ。
  

飛行機のない時代、空を飛ぶのは鳥だけで、人間が空を舞うなんてことを考える変人はライト兄弟くらいなものだった。

周囲から「夢ばっかり追うんじゃない時間の無駄だ」といわれた。

    「空を飛ぶなんて馬鹿げてる」と変人扱いされた。

その後、何十年もかけて飛ぼうとした結果、ライト兄弟の飛行技術は最新の科学技術を凌駕したのだ。

そして、人間でも空を飛べると証明したことで、世界が「空を飛ぶことは可能なのだ」と思い込み、飛べる日を信じて技術が進歩し、人は空を飛べるよになった。


すべては思い込みから始まる。

最初の一人は「頭がおかしい人」と笑われるかもしれない。

でも、それでいいのだ。

世界を変える人はあたまがおかしい人。他の人とは違う人。

他の人と違ければ 価値が価値が変わる。


スティーブ・ジョブスもそう、 価値は他の人と同じ


価値は満たされない者に対してこそ高まるもの。

今までなかったモノに対して価値が生まれる。


例えば現代において冷蔵庫に価値はあるか。必ず必要なもの。ではあるが、現代においてはあることが”当たり前”になっている。これは、誰かがないことが”当たり前”だったことを”当たり前に冷蔵庫が存在する世の中”に昇華させたからだ。

満たされていないから価値が生まれる
価値を想像してく 充実感 存在価値

価値はどこで作られるか。といえば、それは自分の頭の仲だという。

自分が脳内で作り出している思い込みが、価値を生み出しているのだ。

乙武さんという人物を知っているだろうか。ちょっと前に世間を賑わせたあの人だ。その母親のことについて話したい。

彼が生まれた時、医者は母親にこの普通の事とは違う赤子の容姿をみて、母親にこの子を見せることをためらった。機関にしておよそ5日間。

出産後は体力的にもホルモンのバランス的にもあまり良好な状態ではないし、もし仮にショックで倒れてしまったりしたら容態が悪化する可能性があるという判断があったからだ。

そして5日後、ついに合わせる日が来た。

母親がいつ倒れても良いように、ベットも用意しての状態での初対面。母親が最初に言った一言目は

「なんてかわいいの」

だったという。どんな姿であろうと、母親は自分の息子を心のそこから愛したのだ。

その母親は乙武を認め、そして褒め続けた。そうすることで、彼自身は「俺って最高」と思い込み、そして周囲に負けることなく、今も力強く歩くことができている。

かれは自分のことをこう思いこんでいる。

「俺って最高」と。


価値観の優先順位は少年期と大人で変わってくる。

子供のころの優先順位はどちらかというと、父や母の存在が大きいのだと思う。一番始めに憧れる存在って親の背中だったりするもんな。

でも、それも大人になっていくに連れて変わってくる。
そう。大人になると、価値観の優先順位は自分に変わるのだ。

理解してほしい。 
自分の脳内での思い込みは自分で作っているという事なのだ。

例えば電車を待っている15分間に

「ラッキー。今のうちにSNSに1件投稿しちゃおうか。」

「インスタに今日のコーデぉねーと載せちゃおうか」

と、明るくポジティブに15分間を使うのか。

それとも、「くっそなんで電車こねーんだよ、アー会社だりーなぁ・・・」

と過ごすのかでは、同じ15分でも価値がまるで変わってくる。


「日本一の◯◯バカ」になる


「大好き」と思いながら働くか「ダルいと思いながら働くか」
どっちが楽しいか?を考えれば、分かるが、輝く人はみんな「仕事は楽しいもの」と思い込むことから始めている。

輝く人は頼られるし、活躍できる 輝いている 
輝いている人はキラキラしている。

人間が一生のうち、職場で過ごす時間は人生の65%だという。

輝く人は居酒屋では夢を語る。

輝く人はカフェでは困っている人の相談に乗る

輝く人はブライベートで鬱憤を晴らすようなことはしない。


自分らしく充実した人生を歩むには 

自分が仕事を楽しくするにはどうしたらよいか 

楽しいと思いこむにはどうしたらよいか

それを知るにはあなたが現在している仕事の価値を知る必要がある。


仕事の価値

あなたの周りには、いつもため息を付きながら、下を向いてつまらなそうに仕事をする人はにないだろうか。

そういう人は仕事の価値に気づいてない。そして、そんな先人達の姿をみて、これから社会に出ようとする若者は不安に思うのだろう。


「承認」活動

タクシー運転手は人生最後の墓場だという。会社をリストラされたり、首にされたものが最後に行き着く場所。それがタクシー運転手という仕事なのだと、そう言うわけだ。

しかし、考え見てほしい。我々は普段からタクシーを日常的に使っているだろうか。本当に困っている時だけ道路上で手を上げ、タクシーを読んでいないだろうか。そう。タクシーは「価値のある仕事」なのだ。

「困っているときにタクシーを使う」言い換えれば

世の中の困っている人をたすけるスーパーヒーロー と捉えても過言ではない。

つまり、自分の仕事の価値にに気づいていないのだ。

 価値に気づいている人はタクシーの運転席座り、仕事を始める時

「よし、今日も困っている人を助けに行こう」

と、そんなこと言うのではないだろうか。

そういう目で仕事をすればアンテナが自然と出る。
「捉え方、アンテナ感度が違う、考え方が違う」

タクシーの運転手の収入は200万から2000万円まで差額があるという。その違いはなにかといえば、自分の仕事の価値を理解していること、そして困っている人を助けに行こうとする思い込みの違いだろう。

タクシーは女性に向いている仕事でもある。というのも仕事を選ぶことがッできるからだ。しかし、タクシー運転手に女性は少ない。イメージの問題だあろう。

カフェ
カフェの仕事はコーヒーを提供することだろうか。

スターバックスの店員はいつも笑顔で受付をする。なぜ、笑顔で応対するのだろうか。作り笑いまでして、何をしたいのか。

それは目の前のお客さんのためだ。

もともとスターバックスはそういう社員教育をしているのかどうかしらんけども。

言いたいのは作り笑顔って自然な笑顔よりも価値が高いのではないか。ということだ。

自然に笑う時は自分が面白くてわらう。

しかし、作り笑いは誰かを安心させたり、誰かを思いやってするための笑顔になる。 

その人の為を思って行動する、仕事を通じて、優しさなどを学ぶことができるのがスタバ。

だからスタバはアルバイトも人気で、たとえやめられてもすぐに次のバイトが入ってくるので、時給は低い。(人気の無いバイト先は給料が高い)

誰しもが笑顔で頑張る。
だから自分の仕事に勝価値があると思える。そして輝いたまま仕事ができるのだ。


今のご時世、コンビニエンスストアを使わない人はいないのではないか。

もし仮に、明日コンビニがなくなってしまったら、どうするだろう。

困るだろうな。

いつも挨拶がとても元気な店員がいる。

その子はいつも最高の挨拶をし、お客を元気にさせる。

ただ、これは店内にいる客だけでなく、店の前を素通りしている人に対しても、全てに最高の挨拶をしていた。

「おはようございます」

「今日も一日頑張ってください」

「つかれた」が医学的な意味で乳酸値が上がることを定義したら、その店員は誰もしらないところで、「疲れた」と言っているのだろうか。

きっと、「今日も私はやりきった」と達成感と充実感に満ち溢れた気持ちで一日を終えているのではないだろうか。

この子は

「自分の仕事の価値は自分で生み出している」

そして、「毎日自分を使いきる」

それを評価するのは自分。

今日自分がどう一日を過ごしたかどうか自己評価する。

今後、どの業界で働くか、なんていうのはどうでもいい話である。

要するに、一日を通じて自分を出し切ることが出来たのか、否か。

それが大切なのだ。 

生まれ変わってたとしても、もう一度自分として生まれたい。

そう思えるように、今日一日で、自分自身を使い切る。

それを毎日継続すれば、

一生を全力で生きることに繋がる。

人生をより豊かに、充実感に溢れた日々を過ごすことができるのだ。


人には誰しも憧れている仕事がある。

世界で最高級のホテルと言われているリッツカールトンで働くことができたら、どれだけ責任感と充実感、そしてやりがいを持って仕事ができるだろう。

ディズニーランドで働くことができるとするならば、その日を一生忘れらられない、子供に夢を与えるような一日を過ごしてもらうために、自分がどれだけのことができるのかを考えるだろう。

しかし、どうだろうか。

これら憧れの仕事が世界からなくなるのと、誰からも注目されていないゴミ収集が、コンビニエンスストアが、身の回り私達を支えている職業がなくなるのとどっちが困るだろう。考えるまでも無いだろう。


価値の捉え方を変えれば、世間に必要な仕事は沢山この世に溢れていて

価値を自分で見出すことができれば、あなたは輝いて仕事をすることが

できるのだ。

価値というのは人間の肉体的、精神的欲求を満たす性質性質、あるいは真偽、善悪、美愛、人と言った概念の総称で思考活動の基盤となるもの。頭のなかで捉えたもの。である。

そしてその価値を決めるのは誰でもない。あなた自身だ。

価値はこの一瞬で、自らの手で変えることができる。