Xbox Series X/SとGame Pass Ultimateで3年間の充実したゲームライフが確約される話
これはSplathon vol.2 Advent Calendar 2020の9日目の記事です。昨日はまっちゃバブルさんの2020年買ってよかったもの、わるかったものでした。 よろしければSplathon vol.1 Advent Calendar 2020 もお楽しみください。
Xbox Series Sを購入しました。(両サイドはサイズ比較の参考)
2週間ほど触ってみて、十分お薦めできると思いましたのでプレゼンしてみます。
※以下に記載する内容は2020/12/4現在のものです。サービスの内容は変更される可能性がありますのでご了承下さい。
ちなみに執筆開始時点の累計販売台数(ファミ通調べ 11/29まで)は以下の通りです。(寂しい...)
本体及び機能について
Xbox Series Sの特徴はなんといってもそのコンパクトさです。よほどギリギリでない限り、PS4やXbox Oneといった従来機と同じサイズのラックに収まるはずです。電源内臓なので旧XboxシリーズやWiiUのような巨大なACアダプターもありません。PS5はその大きさから、Xbox Series Xはその外形から収納が難しい場合があると思われますので、これは明確なアドでしょう。X/Sの大きな機能差はストレージサイズと4kネイティブ対応の有無、ディスクドライブの有無となります。外形サイズ、価格を考慮しつつ決めていただければと思います。
Game Pass Ultimateについて
Xboxの購入を語る上で欠かせないのはサブスクリプションサービス「Game Pass」の存在です。今なら初回登録限定で超お得に加入できるのですが、本当に知られていません。下記説明をご覧ください。
(出典)https://dengekionline.com/articles/56269/
要は、3年分の前払いに100円プラスするだけで、3年分がまるっと最強サブスクにパワーアップするわけです。具体的な金額は下記をご覧ください。
(出典)https://xbox攻略.jp/faq/xbox-game-pass-ultimate-guide/
3年で15,316円。一度に払うにしてはやや重い金額かもしれませんが、内容を考えるとバーゲンです。Xbox Series Sであれば定価が32,978円なので、48,294円で3年遊び放題という計算ですね。
Game Pass Ultimate登録方法
ただ、この金額で加入するにはいくつかポイントがあります。以下の順番と注意点を参考にしてください。マイクロソフト(以下、MS)さんは他のキャンペーンもアナウンスしていますが、安易に乗っかると最もお得なこの方法が使えなくなるのでご注意を。
1.マイクロソフトアカウントを作成してXboxと紐付けする(Xboxの初期設定に組み込まれています。既存のアカウントでも可)
2.AmazonでXbox Live Goldメンバーシップ12ヶ月分を3つ購入する(同時に3つ買えない場合は分けて購入する)
3.自身のAmazonアカウントサービス内にあるゲーム&PCソフトダウンロードライブラリのリンクから、マイクロソフトアカウントにコードを登録する
【注意!!】登録時に1ヶ月分を無料でプラスするかどうかの選択が出ますが、あえて適用なしを選択してください。Goldメンバーシップの加入期間は最長36ヶ月なので、無料期間をプラスすると3つ目が登録できなくなります。
4.マイクロソフトアカウントのページから、GoldメンバーシップをXbox Game Pass Ultimateへアップグレードする
【注意!!】途中、「次月から1,100円」という表示が何度か出ますが、これは2ヶ月目のことではなく37ヶ月目のことらしいのであまり気にせず進めてokです。(MSさんは日本語があまり得意ではありません)
途中何度も「こんな日本語で大丈夫か?」と思いますが、気合でクリアしてください。うまくいけばこの通り、
次回請求日が3年後となります。
Game Pass Ultimate収録ゲーム紹介
さて肝心のサブスクの中身ですが、本数としてはこんな感じです。
Xbox Game Passが約100本、EA Playが80本。いきなりこの本数が遊び放題です。中身は初代Xbox・Xbox360・Xbox Oneの3世代に渡っており古いタイトルはややグラフィック面で厳しいかと思いきや、謎のアップスケール技術でそれなりに遊べてしまうのが意外と魅力的です。また、上の画面で別掲されているGames with Goldのタイトルは毎月の無料提供ソフト(いわゆるフリプ)ですが完全なプレゼントとなっておりサブスクが終了しても残ります。(左上の所有ゲーム欄の60本は私がXbox360時代にGames with Goldで入手したものがほとんどです。)これにプラスしてWindows10のPCを所有していればGame Pass for PC(配信タイトルが一部異なる)が追加で遊べ、さらにさらにXboxの設定を米国に変更すれば日本未配信のゲームまでサブスクの範囲で遊べてしまうというとんでもないサービスです。また、Game Passに含まれないゲームの購入もほぼ毎月のように割引セールがあります。2020/12/5現在の割引ゲーム(一部)はこちら。かなり頑張ってます。(「GOLDの場合」とありますが、Game Pass UltimateはGoldメンバーシップを内包しているのでご安心ください)
肝心のゲームタイトルですが、個人的オススメを。(まだプレイ前のタイトルもありますがご了承ください)
まずはファーストパーティであるMSスタジオのタイトルから。なお、MSスタジオの新作は発売と同時にGame Passに配信されることがアナウンスされています。
HALOシリーズ
初代Xboxを大ヒットに導いたFPSの金字塔。全宇宙規模の壮大なストーリーが描かれるキャンペーンモードが各作品ともかなりのボリュームで用意されているのが特徴。Game Passでは本編1-4プラス外伝のReachとODSTを含むバンドル「Master Chief Collection」、最新作「HALO5」、その他派生作品のRTS「HALO Wars」2作品と360度シューター2作品が遊べます。Xbox Series X/Sローンチと同時発売予定だった「HALO6」は2021年に延期。
Gears of Warシリーズ
いわゆるカバーアクションを最初に採用したと言われているTPSのエポックメイキング的シリーズ。敵をチェーンソーでぶった切るスプラッタ要素がウリ。「プランBで行こう」「プランBは何だ?」「あ?ねぇよそんなもん 」の元ネタ。Game Passでは1,3-5の4作品と外伝のジャッジメント、派生作のギアーズタクティクスが遊べます。(何故かギアーズ2だけは日本未配信)
Forzaシリーズ
ドライブ/レースゲームとして最高の評価を得ているシリーズ。クローズドサーキットメインの「MotorSports」と、オープンワールドで気ままなドライブが楽しめる「Horizon」が1年おきにリリースされています。特に収録車種数、サウンド面は評価が高いです。
Microsoft Flight Simulator
Game Pass for PCでプレイできるフライトシムの最高峰。日本の観光名所をフライトできる無料アップデートが9月に配信されたばかりです。快適に遊ぶにはそれなりのPCスペックが必要なのでご注意を。いずれXbox Series X/Sにも移植されると思われますが未発表。
次にEA Playのタイトルから。こちらも充実の内容です。
バトルフィールドシリーズ
コールオブデューティーシリーズと双璧をなすミリタリー系FPSの大人気シリーズ。サブスクには古いタイトルから最新作のバトルフィールド5まで揃っています。(番号と発売順は連動しておらず、最新作から遡ると5→1→ハードライン→4→3...となります。1=WW1(第1次世界大戦)の意)
スター・ウォーズ ジェダイ:フォールン・オーダー
ジェダイになれると評判のアクションゲーム。1年前のタイトルとはいえ、版権モノをサブスクに入れてくれたEAとMSには感謝です。スターウォーズ関連では他にFPSのスターウォーズバトルフロント2作品も入っています。
タイタンフォールシリーズ
FPS+ロボット+パルクールの意欲作。1のキャンペーンはオンラインマルチに連動する試みが取られていますが、現在だとマッチングが厳しいかも。2のキャンペーンは一般的なオフライン版、主人公とロボットのアツい友情ストーリーが展開されるのでオススメです。
また、EAはスポーツゲームも得意で言わずと知れたサッカーゲームのFIFAを始め色々入っていますのでお好きな方はいいかもしれません。(ただし基本1年落ちのようです)
さらにサードパーティのビッグタイトルを紹介。長くなってきたのでタイトルのみ。
・ニーアオートマタ
・ドラゴンクエスト11S
・エースコンバット7
・バイオハザード7
・エイリアンアイソレーション
・龍が如く0、龍が如く極、龍が如く極2(Xboxでは「Yakuza」)
・DOOM Eternal
・デッドバイデイライト(クロスプレイ実装)
・Destiny2(通常は有料の追加シナリオ3本含む)
さらにインディータイトルも紹介。
・オーバークック2(かがみさんの紹介記事。ただしクロスプレイ未実装)
・Minecraft(JKゆきさんの紹介記事)
・River City Girls(くにおくん外伝)
・Carrion
これらに加えてまだまだ紹介しきれないゲームも沢山とまぁ果たして3年で遊べるのかという物量に圧倒されます。これで月約425円です。
ここからは将来的な話となりますが、MSさんがベセスダ・ソフトワークス(の親会社)を買収したという報道がありましたので、エルダースクロールシリーズやフォールアウトシリーズの過去作や新作がラインナップに加わってくるかもしれません。他にも噂レベルですが日本国内の開発会社買収を打診しているという話もあり、今から楽しみです。
Game Pass 気になる点
懸案がないわけではありません。
(出典)https://xbox攻略.jp/faq/xbox-game-pass-ultimate-guide/
MSさんとしては素直にGame Passから始めて欲しいという気持ちが見え隠れします。
また、例えばこちら。
Five Nights at Freddy’s1-4のシリーズがそれぞれ単体で存在し、さらに1-4 を全てバンドルしたエディションも1作品としてカウントされている水増しが行われています。100本言いたいんやろなということで、まぁこのくらいは大目に見ましょう。
また、Game Passはサブスクなので内容が更新されていきますが、ラインナップから落ちたタイトルを再度遊びたい場合は購入が必要になります。これは仕方ないですね。
あとMSさんは日本語があまり得意ではないので、何かやろうとするといちいち引っかかる感じがあります。対策はないのでおおらかな気持ちで接してあげて下さい。
どうやって買うか
どんなにサービスが良くても使えるハードが手元になければ意味がありません。2020/12月現在の最大の問題は「Xbox Series X/Sが売ってない」ことです。公式も供給不足を認めているようです。PS5はほぼネット抽選ですが、Xboxは店頭ゲリラ販売もあるので丹念に情報を拾って即行動しかないかなと思います。(店頭販売は各地のヨドバシカメラでの購入報告が多いです)通販ではAmazonが最も頻繁に再販がかかっている様子なので、お気に入りに放り込んでマメにチェックするのも良いでしょう。水曜日の10-11時前後が狙い目という未確認情報もあります。PCでのプレイがメインなら、お得度はやや落ちますがGame Pass for PC単独(月額850円)で加入して遊ぶという手もアリかもしれません。(PC版で現在未対応のEA Playも対応予定です)
まとめ
Xbox Series X/Sは(PS5同様)まだまだこれからの新世代機。当分は過去資産で遊ぶことを考えるとGame Pass Ultimateとの組み合わせは理にかなっているしとてもお得かと思います。
こんな方にオススメ
・ソロで遊ぶことが多い、または好き
・野良マルチでもok、あるいはイチからフレンドを作れるコミュ強
・たくさんのゲームに触れてみたい
・洋ゲーが好き
Xbox Series Xをオススメ
・4kモニターを持っている
・Ultra HD Blu-rayディスクで映画等を観たい
・本体の保存容量がある程度欲しい(いちいちアンインストールとか面倒)
・「一番いいのを頼む」人
Xbox Series Sをオススメ
・とにかくコスパ重視で新世代機を体験したい
・4kモニターを持っていない(当分買う予定もない)
・収納スペースが限られている。本体が大きい/立方体なのはちょっと困る
・PS5はいずれ買うけどXboxも気になる
こんな方にはあまりオススメしません
・皆と一緒じゃなきゃイヤ
・ゲームはリアルの友達と遊んでナンボ
・洋ゲーが合わない、あまり興味ない
この記事で、Xboxに少しでも興味を持っていただけたら嬉しい限りです。皆様、今後も楽しいゲームライフを!
明日のadventは kenken Ace さんです。お楽しみに。