ピノコ

アメリカの大学院で地球惑星科学の研究をしています(現在博士1年目)

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アメリカの大学院で地球惑星科学の研究をしています(現在博士1年目)

最近の記事

新しくなったMIT Museumが面白かった話

2022年10月に新しくキャンパス内でリニューアルオープンしたMIT Museumに行ってきました。元々は大学のキャンパスから少し離れたKendallとCentral Squareの間にあったのですが、私が入学してからずっと移転工事をしていたので、博士学生生活2年目にして初訪問です。今日は午前中のラボミーティングの研究発表で疲弊してそのまま電車で帰ろうとしていたのですが、ちょうどキャンパスの最寄りであるKendall駅の入口の隣にあったのでふらっと立ち寄ることにしました。

    • 地震学「だけ」の研究者、やめます

      アメリカでの博士課程1年目が終わって夏休みになりました。地震がほとんど起こらない東海岸に拠点を移してからもうすぐ1年が経ちます。ちなみに留学を始めてから地震の揺れはまだ一度も経験していません。社会的に意義があると言われる日本の地震学の研究。その恵まれた研究環境から飛び出して太平洋を渡り、さらには西海岸を飛び越えて東まで来たことは果たして正解だったのでしょうか。 私が地震学を専攻しようと決意したのは高校2年生の時でした。東北大学のグローバルサイエンスキャンパス「科学者の卵養成

      • 大学院留学を志したきっかけ – 高すぎた学位留学挑戦までの壁

        ※本記事は2021年6月26日に執筆した記事です。  筆者は、2021年の秋からアメリカのマサチューセッツ工科大学で地球の研究を始める予定の日本生まれ日本育ちの大学院生です。このブログでは、学位留学中の活動について記録したいと思っています。  大学院受験前にも受験後にも、変わらず私の中にあるのは「研究を続けたい」という思いです。「研究」の中には、単に仮説を立てて検証して論文にするという一連のプロセスだけでなく、毎日同じ学科の教員やメンバーといろんな話をすること、学会会場で自

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