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頭の中の整理。

色々な界隈に首突っ込んでるうちに、自分の軸がよくわからなくなってきてしまったので整理を兼ねて、ダラダラと書き連ねてみようかと。

異論反論はあって当然かと思いますが、議論をしたいわけではないので「あー、OZZYはこういうスタンスなのね」とだけ認識いただければ。

むしろ衝突を避けたいという意図があります。

誰しもきっと絶対譲れない主張ってあって、せっかく仲良くなってくださった方々とそこでカチ合って微妙な関係になりたくないんですよね。

考えや主張が全部一致する人間なんていたら逆に変だし、それぞれ違っていて当たり前。

河原で殴り合ってわかりあうのもアリなのかもだけど、それで解決しないことの方が多い。

人と人が実際に仲良くしていく上で必要なのは、「相手の踏み込むべきでないところに不用意に踏み込まない」ことだとOZZYは思っています。

すでにこの段階で異論反論があるかもしれませんが……。

尻尾踏まれりゃ誰だって痛いし不快だよねという話。

それぞれの項目について、肯定的だったり否定的だったりはありますが、「100%同意」というものはないです。
どんなものにも、必ず抜けや問題点はあります。

それから、おはなしをする上で、可能な限り誤りや憶測語りや無駄な忖度をしないように、自分に近いフィールドのお話だけをします。

なので、「○○についてはどうなのか?」「⬜︎⬜︎について言及されていない」「△△はもっとひどい」等々のご意見を頂いても、ちょっと対応は致しかねます。

あくまで僕の観測範囲内、僕の視点で僕が感じたこと、考えたことの話であることをご理解ください。

だらだら前置きしてもアレなので、つらつら書き連ねていきます。

あ、内容はガチでセンシティブなものを多数含みます。

というか、センシティブなものしかありません。

「なんでこんな可燃性の高いもの書くんだよ……」とツッコむ自分もいますが、まぁ、そういう気分だったとしか。

フォロワーさん激減するんだろうなぁと危惧しつつ。



【AI絵師】

完全肯定はしませんが、もうそういう技術ができてしまっている以上、それ自体の規制は不可能だと思っています。

Winnyの時と同じ。それ自体を規制するのではなく、当面は運用の中で法と照らし合わせてNGなものについて個別対応していき、明文化については事例サンプルがある程度貯まるまで待つしかないのかな、と。

僕は技術の進歩は止められないし、止めてもいけないと思っています。

技術的に可能で、もうできてしまっていて、すでに使われはじめているものを止めることは不可能です。

仮に法で規制したとしても、なんらかの方法で必ずすり抜けて利用されるでしょう。

ただ、彼らが「絵師」と呼ばれることについては、「ちょっと違くね?」と思っています。

実際自分でNovelAIを試用してみてわかったのですが、確かに彼らの言い分通り、意図した画像を錬成することはかなり難しいです。

でも、1から線をひいて描いているわけではない。

彼らが行なっているのは素材を組み合わせた「錬成」であって、「創作」ではない。

とはいえAI画にも需要があり、すでにマネタイズしている人もいて、需要と供給がある以上市場はできてしまう。

これは、ただの事実。

問題は、AIに喰わせていいものといけないものをどう分けるか。

著作権や肖像権のあるもの、犯罪性のあるものは当然ダメですが、じゃあどこまでを? となると難しい。

これに対してどう対応すれば良いのかというところまでは、現状思いつきません。

【フェミニズム】

基本肯定的ですが、たぶんフェミニズム界隈の方からはそうは見られないでしょうし、一方、否定的立場をとる人からは「いや、お前どっちの味方よ?」と思われるかもしれません。

どっちか一方の立場をとっちゃった方が正直ラクなんでしょうけどね。

でも、全部のイシューをハッピーセットで持ってこられても、これは賛成だけどこれは受け入れ難い、ということはあるはずで、一つ一つを精査せずに全部載せを丸ごと受け入れちゃう方がマズいんじゃないかと思うんですよね。


たとえば妊娠出産については、

・父母共にある程度の期間の育児休暇

・母となった女性のキャリア形成上の不利益の解消

・待機児童問題の解消

・子あり世帯への行政レベルでの優遇処置

などは必要だと思います。

少し前にちょっとだけ話題になった生理休暇についても、取れるようにした方がいいと思うんですよね。

ベッドで苦しんでうずくまっている妻の人を間近にみていて、「こんな状態で仕事とか無理でしょ」と思ったりもしたので。

性差によってどうしても発生してしまう不利益について、ある程度女性側に制度を盛っていかなければ公平にはならないかな、と思っています。

「平等」ではなく「公平」を期すべきなのは、ちょくちょくみかける↓の画像が示しています。

ただ一方で、実際には弱い立場に置かれている「独身男性」についてなんの救済もないのは、だいぶしんどいことだなぁとも思います。

「独身女性」「シングルマザー」「シングルファザー」「夫婦のみ世帯」にしんどみがないと言っているわけではありません。

それらについて僕があまりにも不勉強なので、迂闊に語ることができないだけだという点はご理解ください。

また、うちは「夫婦のみ世帯」ですが、色々と特殊な事情があってサンプルとして不向きなので、やはり語れません。

界隈の人の言う「男性であることの優位性」は、その点に意識的になって生活をしたり、女性フォロワーさんのツィートから滲み出るものから見えてくるものもあったりして、「なるほど、これか」という気づきはあったのですが、そんな男性優位の社会で劣位に置かれ、居場所も承認も得られない男性というのもまた、実はかなりの数で存在します。
彼らにとって、男性であることはむしろ足枷になっている。

期待される旧来の男性像からは遠く、しかし「男性である」という一点からマジョリティの中に一括りにされ、強者の立場にされてしまったことで声を上げるための材料を持ち得ないために、生活実態は「弱者」とよばれる人たち以下でありながら、なんら救済措置のない人たち。

これを「自己責任」で切り捨てるのは、ちょいとばかし乱暴かな、と思ったりはします。

とはいえ「可哀想な弱者男性に女をあてがえ」は明らかにダメなので、どういう解決法がベターなのかなぁと考えるものの、結論は出ません。


[男性の優位性と怖さについて]

はい、同性から叩かれるターンがきました。

まず優位性について。

男性であることが有利である、というより、「世界が男性向けにデザインされているので、その中で女性がどういう不利益を被っているのか、そもそもなにが問題であるのかが男性側にはまったくわからない」ということなのかなと思っています。

偉そうなことを言っている僕も、すっごい解像度上げて意識してみたり、FFの女性のツィートやRTなどからぼんやり「こういうことかな?」と想像するくらいのことしかできてません。

ここで必要なのは


・対話

・相互理解

・問題解決


なのですが、ミサンドリーとミソジニーのぶつけ合いになってしまうパターンがすごく多くて、「どうにかならんのかこれ」と思うことが多々あります。

当人同士は自分が正しいと思っているので、永遠に平行線。外野からは、おサル同士がキーキー言い合ってるようにしか見えません。

この点について、同性からのブーイングを覚悟で言うと、「男性側が一旦矛を収める」必要があると思ってます。ていうかそもそも矛を持ち出すなという話。

おサルの喧嘩を対話レベルまでもっていくには、どっちかが先に矛を収めて、相手の話を聞く体勢にならなければなりません。

「いやそっちが先に折れろや!」

と思いますよね。うんうん。

じゃあなんで男性側が先に矛を収めろなのかというと、そこが「怖い」なんです。


そこで2つエクスキュース。

まずは女性に対して。

僕は男なので、あくまでこれは「僕が女性だったらどう感じるかな」という想像でしかありません。
なので、的外れだったらごめんなさい。

あと男性に対して。

シンプルに、ほんとすまん。

これ、理屈じゃないレベルの話なので、すごく理不尽で男性からしたら「ンだよ!」って話なんですが、女性にとって男性って、基本「怖い」ものなんじゃないかなって思うんですよね。

男性は(例外はあれど)女性と比べ、体も大きければ力も強い。

フィジカルの点では(たいていのばあい)力を行使されたら女性側が立ち向かうことは難しい。

自分のことに置き換えてみましょう。

自分より20cm以上タッパがあってガタイもよくて、明らかにフィジカルで勝てない存在がいたとします。そしてその存在が、自分に対して好意的ではない。もしくは「違う意味で好意的である」として、「怖い」っておもいません?

で、そういう存在が怒気を顕にしています。

いやもう僕は無理っスわ。

怖いて。

僕男ですが、男性の怒声とかデカい笑い声とか、怖いんですよね。

克服しなきゃと思ったこともありましたが無理でした。

ていうか前職辞めた原因の一つでもありました。


最近(2023年6月)こんな2つのツィートがTLに流れてきました。



「オレはこんなことしない!」

うん、そうですよね。きっとそうだと思います。

でもそれ、判別つかないんですよ、外側からでは。


「ゴキブリとハイエナを足して二で割ったようなもの」って、なかなかボロッカスに言われてますが、割と的を射てるんじゃないかなと感じました。


こんなこともありました。

「録画してないで警察呼べよ」という意見もあったようですが、論点はそこじゃなくて、「こういうことが起こった」ということ。

どうでしょう?

こういう事案にでくわしたとき、あなたはどうしますか?

相手をねじ伏せる力はありません。

性的な加害であれば、妊娠や性感染症の問題もでてくるし、それを度外視にしても、嫌悪感を抱いている相手のブツが体内に入ってくる生理的嫌悪感は、男の僕でもちょっと想像したくないです。

そう、「怖くてキモい」んです。

僕だって男だから、同性のことをそんな風に思いたくはないですが。

個人差はもちろんあると思います。

全くそう思わないという人もいるかも。

僕の想像が的外れの可能性もあります。

ただ、こうやって一つ一つの物事を、「僕が女性だったらどうだったろう」と置き換えて考えた時に僕自身が感じた感情が「怖くてキモい」だったんです。

僕の場合、実際に男性からの性被害を受けた経験もあるので、余計に嫌悪感については生々しく感じました。


そういうギャップがある状態だと、フラットな話し合いができない。

だからまずフィジカルで優位な方から対話の姿勢を見せちゃあどうでしょうか? という話。

あとこの件、「イケメン無罪」ってわけでもないと思うんですよ。


しかし中には先鋭的な、明らかにミサンドリーを振りかざすだけの人もいます。

個別の人物についての言及は誹謗中傷と取られてしまう恐れがあるので避けますが、「それはフェミニズムなのか?」と疑問符がつく論を展開している「フェミニスト」が散見されるのもまた事実です。



さて、ここからは女性から叩かれるターンです。



*注意

次の章から述べられる内容については、フェミニストを自認する方には受け入れ難いものが多数含まれていると思われます。

おそらく読めば高確率で不快になると思いますが、「まぁ、聞いてやってもいいよ」ということであれば読み進めてみてください。
















[2次元コンテンツに対する反応]

基本的に、実在の人物でない(なんなら人間ですらない)ものについて「性的搾取」「蔑視」というのは、ちょっとよくわからないです。というのが基本スタンスです。

そういったコンテンツが犯罪を助長する、という意見にも懐疑的です。

ただ、ゾーニングは必要で、かつ現状のゾーニングでは対応しきれておらず、きちんと「見せるべきでない層がアクセスできないようにする」必要性はあると思っています。

トップページでの年齢確認は、全くゾーニングになっていないと考えます。

昔ならアダルトコーナーにいく中学生を諌めるレベルで事足りましたが、現代はそうはいきません。

現状とり得る方法はブラウザのセーフサーチ機能でしょうが、こんなもの簡単に外せちゃいます。

そもそもなにを「性的」と見做すかについてのギャップが大きすぎるという問題もあります。


個別の事例を挙げるならば、「宇崎ちゃん」ポスターについては、正直言いがかりレベルだと感じました。

あれでは、胸の大きい女性すべてが「性的だ!」という話になってしまう。

実際、実在の女性である「茜さや」さんという女性まで批判の的となり、「これはちょっとどうなんだろう……」と思いました。


「温泉むすめ」は、コンセプトは悪くなかった(というか、凡庸だった)ものの、キャラクター設定の部分については正直ちょっとアウトなラインだと思いました。

批判を行った団体について、個人的にはあまり良い感情を抱いていませんが、この点については同意せざるを得ないかなと思いました。

ただ、プロジェクトそのものが性差別というのは、なんか違うかなと。


「月曜日のたわわ」については、「出す場所を間違えた」と考えています。

表現の自由として許される範囲か否かについては、「是」であるという立場をとりますが、日経新聞というメディアで一面をつかって出す広告かといえば、それはちょっと違ったかな、と。


これはどの表現にもいえることですが、ゾーニングの有無に限らず、二次元三次元問わず、あるコンテンツを見てそれを性的と感じるか否かは個人個人で大きな違いがあります。

「性的である」と感じること自体、脳内で起こっていること自体を取り締まったり罰することはできません。

それを現実の行動に移す・移そうとしたときには、もちろん厳しく罰せられる必要がありますが、頭の中で考える・感じるところまでは自由です。

個人レベルでそう考えないよう努力することはできるでしょうが、そうしない人を糾弾することもできないし、その努力をしているか否かを判別する術もありません。


[ポリティカルコレクトネス(PC)について]

原則、配慮すべきであると考えています。

しかし、少々「言葉狩り」的なイメージと、当事者を置き去りにしている印象も感じています。

例えば「障害者」という単語。

僕自身も障害者ですが、「『障がい者』と書け!」とは、全く思わないです。

そういう人がいないわけではないのでしょうが、マイノリティに配慮することと、ノイジーマイノリティの言いなりになることは、似て非なるものではないかと思います。

この界隈について僕が持っている強い感情は、創作物、古今東西を問わない古い昔の映画や映像作品。漫画やアニメに対しての攻撃的批判には絶対に屈してはいけないというところです。

ある程度の微修正レベルはやむなしでしょうが、「クールジャパン」路線を今後さらに推していくのであれば、屈してしまうことは絶対に避けなければいけません。

日本のアニメ作品は、そういったものに阿っていないからこそ支持されている部分もあるからです。

全部について語るととっちらかるので、漫画・アニメに限定します。

マーベル作品やディズニー作品、ピクサー作品等で性的マイノリティのキャラクターが活躍することは、大変結構なことだと思います。

多様性を認める動きは、どんどん広がっていくべきだとも思います。

しかし、自分たちの作品の興行収益が振るわないことをもって、「PCに配慮していない日本アニメはズルい」と言われても、「いやそう言われましても……」という感じです。

エンターテイメント作品は面白ければ見られるし、つまらなければ見られません。

その作品が、「生身の人間が」「明確にその尊厳を傷つけられたり笑い物にされたりしている」というようなものであれば、それは問題です。

かつて日本には、その手のエンタメがゴロゴロ転がっていました。

こういったエンタメ作品が忌避されていく流れは、とても良いことだと思います。

しかし、界隈で槍玉にあげられる日本のアニメが叩かれてる理由がどうしても「?」なんですよね。


明確に強制性交の描写等があるとか、人種差別的な発言があるとかならわかるんですが、「なんの話ですか?」というものが多く……。


たとえばこの件。

「水星の魔女」のスレッタは水星人だし、長瀞さんは褐色肌の日本人です。

ミルコも広島県民だし……。

合わせていこうぜというのであれば、多くの日本のアニメの海外版の声優は、すべてアジア系の声優でなければいけないということになります。


https://www.youtube.com/watch?v=mRB-jjSrBiU

この件については正直言いがかりレベルで、勝手にトランス女性を描いた作品であると誤認して持ち上げて、違うとわかったらバッシングという、僕としてはよくわからないムーブです。

TS設定がダメというのであれば、もう36年前に「らんま1/2」という作品が出ており、諸外国でも人気を博していますが……。

ちなみにこの作品は中国とドイツで非常に人気が高いです。

正直、PCを傘に、叩きたいもの、自分にとって不快なものをブッ叩きたいだけなんじゃないかな、と思ってしまうんですよね。

先に言ったように、頭の中で考えることは自由だし止められないので、脳内ではいくらでもご自由に叩いていただいて構わないのですが、リアルでブッ叩かれると制作側・配給側が忖度しちゃって、誰も幸せにならない結果になるんですよね。

それ、困るんです。

自国の倫理観や宗教観のレギュレーションに合わないとか、元が取れそうにないからという理由なら仕方ないでしょうけど、そのあたりはクリアになってる状態で放送されているのであれば問題はないのでは、と思います。

入浴シーンが焼き海苔だったりSOUND ONLYだったりという改変もあるようですし、海外のアノンたちは可哀想だとは思いますが、そういう配慮もされているわけで……。


[セックスワーカーについて]

意外に思われるかもしれませんが、肯定の立場をとっています。

10年以上姉のように仲良くしてくれた夜職の女性(残念ながら数年前鬼籍に入られました)が、自分の自由意志で、選択できる職業の一つとして働いているのを知っていたこともありますが、「ないことにする」ことによる「セックスワーカー当事者の」リスクが高まるという理由が強いです。

セックスワーカー当事者である女性のTED Talkがあるので、非合法化によるリスクについてはこちらをみていただくのが早いと思います(かなり正確な日本語翻訳もあります)。

公娼制度を復活させろという論ではありません。

より安全に、危険にさらされることなく仕事ができるようにしないとまずいよね、ということです。

これに限らず、「なくしてしまえばいい」というシンプルな方法で解決しないものは、世の中には割とあります。

表側で規制すればかならず地下に潜り、よりひどいことになる。

もちろん

・成人している

・本人の認知判断能力に問題がない

・NG項目についての合意があり、それが強要されない

・選択権がある

・任意のタイミングで辞めることができる

・定期的な性感染症検査を義務付ける

・いかなる形であれ「搾取」されることがない

・トラブルの際に対応してもらえる

といった点は大前提です。

その前提が崩れてしまっているという場合があるという問題はあるのですが……。

「パパ活」等の個人間の売買春や街娼については、性感染症の拡大や、なにより性的なもののみにとどまらないさまざまな心身の被害にあうリスクが高く、厳しく規制していく必要があると思いますが、と同時に一朝一夕での撲滅は難しいとも思っています。




なんかキリがないので、今回はこの辺で。

ああ……嫌だなぁ……明日起きたらビッッッッシリネガコメで埋まってたりしないよな……フォロワーさんいっぱい減るんだろうなぁ……なんでこんなの書いちゃったんだろ……(´・ω・`)

サポート頂けましたら、泣いて喜んで、あなたの住まう方角へ、1日3回の礼拝を行います!