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キッチン・イン・でぃすとぴあ シンゴ先生のガッツリメシ教室 第1回〜ニンニクガッツリガリバタチキン〜

本編1−1[ピンクの飯屋(メシヤ)]
本編1−2[プリズン前闇食堂]

食材:

鶏モモ肉約500g:
もともとはZA内で「調査飼育」用に飼育されていた複数の個体が産んだ卵を盗み、闇養鶏場で孵化→飼育による個体数の確保の上、秘密裏に自然飼育されている地鶏。噛めば噛むほど旨いい肉汁があふれるぜ!

バター約30g:
ZAの調査飼育個体から搾乳された生乳を、泰蜀たちと思想を一にする飯テロリスト集団、「飯ア(メシア)の聖闘士たち」のメンバーが施設より強奪。冷蔵車で輸送の上、かつての乳製品生産者である同士たちが作ったもの。至高の香りと絶妙な塩気!

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キャベツ1玉・ニンニク2〜3片:
以前から農業を営んでいた者たちが、ZAの暴走により廃業を余儀なくされた後も、秘密裏に闇農場で栽培してきたもの。生産者のプライドが込められた一品だ!

きゃべにん


①鶏もも肉を一口大よりやや大きめに切る。このとき、肉の水気はキッチンペーパーでしっかり取っておく。この作業は滅茶苦茶大事。これをやるかやらないかで勝敗が決まるといっても過言ではないくらい大事。

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②ニンニクを包丁の背で潰し、みじん切りにする。醤油と合わせ、つけダレをつくり、しっかりと漬けこんでいく。その間に、キャベツを3〜5cm程度の大きさに切っておく。わりと多めに切っておく。なんなら一玉いってもいい。溢れかえりそうな気がするかもしれないが、大丈夫だ、問題ない。

がりしょー

③漬け込んだ肉をフライパンに敷き詰め、皮目から(←コレ大事)焼く。このとき、ブラックペッパーを鬼ほどかけて焼く。皮からわりとシャレにならない量の油が出るから、テフロン加工のフライパンなら油はひかなくていい。

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④皮目がイイ感じになってきたら、肉をひっくり返す。あんなにミッチミチだった肉が、縮んでいるのがわかるかな? そう、肉は焼くと縮む。これは野菜も同じなんだ。食材は、「加熱すると量が減る」ことをアタマに入れて、ガッツリメシを作る時は「うそーん!」と思うくらいの量を用意しないと、ショボい仕上がりになるから注意な!

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⑤肉を一旦取り出し、キャベツを炒める。鶏もも肉から鬼ほど油が出るから、当然油はひく必要ナシ。あふれかえるほどの量を入れる。最初は塩と胡椒をふって、蓋をして蒸し焼きにする。そうすることでドンドン量が減っていく。あるていどカサが減ってきたら、油と混ぜてやる。

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⑥炒めたキャベツの中に、取り出して置いた肉を再投入し、バターをブッ込んで合わせていく。
この写真では肉を焼くときにバターをブッ込んでしまったが、これは失敗例だ。ここでバターを入れちまうと、バターの香りが飛んじまう。肉と野菜を合わせてから、バターを香り付けに使うんだ。ここではバターの目安量だけを参考にしてくれ!

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⑦強めの中火でイイ感じに混ぜ合わせて、キャベツから出た汁気をトバシていく。とはいえ加熱しすぎると焦げたりバターの香りが飛んだりで、あまりイイことはない。「イイ感じに」がポイントだ。こればっかりは教えることができねぇから、トライ&エラーで自分の感覚を掴んでみてくれ。イイ感じに汁気が飛んだら完成だ!

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