NiGHTs 〜Dreams Dreams

昨日・一昨日と、任天堂の岩田社長の訃報に日本のみならず世界中で「R.I.P」の嵐が吹き荒れたが、便乗エントリではなく、任天堂の(残念ながらそう言わざるをえない)かつてのライバル、SEGAの作品のお話である。

オトナ向けの作品やガチなマニア向け、逆にライトユーザー狙いのソシャゲ等、ゲームもいろんなカタチがあっていいと思うけれど、やっぱりゲームやアニメは、「次世代の夢の糧」であって欲しいと思う。
それはストレートな冒険活劇だったり、人間の善性の部分にスポットを当てたりよりわかりやすい勧善懲悪だったり色々だけれど、ちょっと毛色が違うのが、ソニックチームの生み出した2人のヒーロー。

彼等に共通するのは、自由を何よりも愛し、斜に構えてるくせに案外お人好しなところ。

一人はソニック・ザ・ヘッジホッグ。任天堂のマリオと並ぶ世界的人気キャラにして、世界一有名なハリネズミ。

そしてもう一人がこのゲームの主人公(?)ナイツだ。

「(?)」なのは、このゲームの主人公は確かにナイツなのだけれど、人の子であるクラリスやエリオットとデュアライズすることで縦横無尽に飛ぶことができるワケで、物語(というか設定)自体、彼等の人間的な成長が大きなテーマであるワケなので、彼等もひっくるめて主人公なのかな、と。

アクションがおっそろしく難しくて、作品自体はマトモにクリアできなかったのだけど、この世界観がホントに素敵で、未だにたまにプレイしたくなる。

で、テーマ曲であるこの曲がまたいいんだなぁ…
英詞だけど、平易な英語なのでなんとなく意味は入ってくる。

初出は1996年。
もう19年前の作品。

でも、この作品が必要とされているのは、まさに今なんじゃないか?
臆面もなく、真っ正面から夢と勇気の物語を、次世代の為の物語を作ってくれるバカが居てくれないものか...

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