見出し画像

【イベントレポート】mt. Factory Tour vol.12

2023年9月上旬、mt. Factory Tour vol.12(マスキングテープファクトリーツアー)に行った。今回は、カモ井加工紙株式会社の創立100周年を記念してスペシャルなイベントになっていた。前回(mt. 誕生10年イベント)から約5年ぶりの参加だ。


1日目

出発:東京→ 岡山・倉敷

今回初めて新幹線で岡山まで直接向かう。前回のファクトリーツアーの時は出雲から特急列車で倉敷に行ったから体感時間が長く感じるだろう。約3時間30分の長旅のお供は、町田そのこ著「52ヘルツのクジラたち」。2024年3月に映画化される話題作を図書館から借りた。

東京駅。昼過ぎに出発した。
途中、新神戸駅に停まった。
岡山駅

新幹線からJR山陽線に乗り換え。土曜の夕方は遠出した人で賑わっていた。

倉敷駅
駅前ロータリー。左が天満屋

秋だからか、時計の周りに花がなくて寂しい。針は見えやすいのだが。
ホテルのチェックをするため急いで美観地区の方面に向かった。

今夜のお宿

入り口の門(写真は翌日朝に撮ったもの)。

今回は、かなり奮発して倉敷アイビースクエアに予約した。「夏休み限定割引」につられてしまったのだ。

本日の部屋
リビングテーブル
ソファ
ベッドルーム
洗面所
お風呂

こんないい部屋に女子ひとりで泊まるのだから、レポートしない訳にいかない。

アメニティセット
伊藤園のボトルウォーター
冷蔵庫の中に6本も入っている!!
カップと湯沸かし。コーヒーと緑茶それぞれ4袋付いている。

お部屋の中を歩いているだけで満足な気分になった。
そんなことをしている場合ではない。さっさと夕ご飯に行かなければ、お店が早く終わってしまう。中庭のビアガーデンを横目に、暗くなった美観地区に出かけた。

クオーレ倉敷

前回は、クオーレ倉敷に泊まって夕飯もここのレストランで済ませた。ここは20時までオーダーができるから時間的に間に合うだろうと行ってみたら、ドアに張り紙があった。

「本日は貸し切り」

そんな時に!
「20時30分以降、barのご利用はできます」と。
うーん、お腹が空いている中あと1時間待つ訳にもいかない。どこか別のところを当たろう。アイビースクエアの近くにイタリアンのお店があったはずだとmtサポートショップの紹介マップを思い出した。来た道を戻りながら、お店を探すとこぢんまりと立っていた。

本日の夕食

店内は数組のお客さんで賑わっていた。ホール担当の女性スタッフは私の前に2人組の女性が入った案内と4人組の女性のお会計に追われていた。しばらく経って私の存在に気が付き、食べ終えた食器を片しながら2人掛けの席に案内した。私は、食器棚が置いてある側を背にして座った。この席からは、ピザ窯で焼くご主人(オーナー)の姿も店内にいるお客さんの姿も見渡せた。
メニュー表をじっくりみて注文。吉田さんちのチーズがとにかく気になった。

吉田さんちのモッツァレラチーズをのせたマルゲリータピザ
マスカルポーネチーズアイス はちみつ添え

一人でピザ一枚とデザートのアイスをペロリと食べてしまった。それよりショックだったのは、サポートショップを利用したのにmtチケットを忘れたからノベルティをもらえそびれたこと。お会計の時にもらっている人を見て気づいた。条件の割に豪華な袋だったと記憶している。

ただ食べに来た私は食べ終わえたらお店を後にした。
アイビースクエアに戻ると、ビアガーデンは完全にお開きの状態だった。スタッフがグラスなど後片付けをしていた。ロビー周辺の館内を散歩してからお部屋に戻った。

中庭の池
床も芸術的!
アップライトピアノ(街角ピアノ)

これで1日目は終了。部屋でドラマ2本観て就寝した。

2日目

おはよう、アイビースクエア

早めに目が覚めた。もぞもぞと支度して、MYルーティンの発声練習をした。

朝食はレストラン蔦。和洋食のバイキング(ブッフェ)スタイルだった。(やや和食が多め。)パーテーションがあるおひとり様席に案内していただいた。私の左隣の人もおひとり様だった。さっそくブッフェ台を見物しに席を立った。

中庭の看板
2日目の朝食。バランスが良い。

▼メニュー(左から時計回りに)
・たこ飯(先月に引き続き笑)
・わかめの味噌汁
・枝豆とオクラのサラダ
・筑前煮
・お刺身
・ままかりの酢漬け(初めて食した)
・しらす、明太子、大根おろし
・インゲンのサラダ
・岡山牛のステーキ2切れ(めちゃうまい)

デザートにヨーグルトと、岡山産の牛乳を1杯飲んで締めた。カルシウムが足らないイライラした人みたい。
朝食を終えてアイビースクエアの周辺を散歩した。

中庭
メタセコイアの木
敷地内にあるレトロな建物と噴水
2023年5月開催されたG7のモニュメント
倉紡記念館の入り口
城山稲荷
「モネの蓮池」の鯉
「モネの蓮池」デイライトバージョン

チェックアウトの11時が迫ってきた。
出しっぱなしの荷物とアメニティ、お水をカバンに詰めてロビーに降りた。ついでにカバンを受付に預かってもらった。
館内で催し物をしていたのでちょっと覗くつもりが、畳の縁テープのトートバッグキットを購入していた。さすがに倉敷デニムに手は出せなかった。高い。けど質はいい。

mt. 100th特別展示&限定マスキングテープ  愛美赤煉瓦館

愛美赤煉瓦館の入り口
入り口までの通路にマステの束
カモ井100周年 言葉
カモ井加工紙株式会社の歴史(展示)
寒色系のマステの束

限定マスキングテープやグッズ、「百年百円市」マステ、ガチャガチャ、2階の体験イベントが館内にあった。特に、限定テープを手にしたファンで混み合った。マステ用の買い物カゴが見当たらないほどだった。お会計を済ますまでに10分ほどかかり、時間をロスした。

美観地区の散策

【mt サポートショップ】Kurashiki TANE

店舗入り口
看板

店内の上から柱の棚まで全部マスキングテープ一色!見ているだけで楽しい。全部欲しいけど、まだ先があると思いとどまって何も買わなかった。謎に車があったけどあれはインテリア…?

美観地区(1)
美観地区(2)
美観地区(3)
美観地区(4)
美観地区内にあるタリーズコーヒー。景観に馴染む色合いに。

mt. factory tour vol.12 へ

美観地区をフラフラ通り抜けてカモ井パーキングに向かった。

パーキングに堂々と垂れ幕が!
100周年のフラッグがなびいている。
上の写真を拡大した画。

集合時間になるとぞろぞろと参加者が集まってきた。ブームはひと山越えたけどまだ好きな人はこれだけいるんだと少しホッとした。

参加者用のパス
パーキングと工場を往復する専用バス
後も「100」の文字が入っている特別仕様。

バスを降りると、抽選で当たった参加者一人ひとりにノベルティグッズの入ったバッグをプレゼントされる。そして工場見学、または物販・縁日エリアのグループに分かれる。(ご自身でどちらか選べる。)私は久しぶりだったので工場見学から回った。恒例になったペッパーくんの説明が終わると、機械が稼働している風景を見見ることができる。工場内は写真撮影NGなので写真はありません。悪しからず。少し情景を説明すると、真っ白い建物の中に切断機が5〜6台ある。アニメーション映画「モンスターズ・インク」のドアが次々と降りてくるみたいなイメージ。

工場見学が終わると、次はマスキングテープがデザインされた車や自転車のある建物へ。実際に車の中に入れるので小さい子どもは大はしゃぎ!同じ建物の2階は、ハエ取り紙の歴史から100周年に向けた絵画コンテストまで様々な展示品がありました。

ペイントされた車に乗る子どもら(上から)
マステでカラフルなトゥクトゥク(上から)


鮮やかな色に施された荷車
mt100周年用にラッピングされた自転車
100周年記念 casa

いよいよ物販エリアへ。100周年限定やファクトリーツアー限定のテープがここに揃っている。私は時間の都合上、縁日エリアも行かず、ふるいちのうどんも食べず、コーヒー1杯も飲まず、本場の工場でマステ1本を購入せず帰りのバスを待った。

マスキングテープで作られた象のモニュメント

しまった。アイビースクエアに預けた荷物を取りに戻らなければならなかった。16時30分岡山発の新幹線に間に合うのか、ひやひや焦りながら走った。
倉敷アイビースクエアのロビーで荷物を受け取り、お土産ショップでアイビースクエア限定のマスキングテープを購入した。缶ビールやお菓子もいくつか購入した。

再び、アイビースクエアから倉敷駅に走って向かった。その時点で時計は16時に近づいていた。倉敷駅から岡山まで電車で30分ほどかかる。ああ、もう無理だ。直線の道で諦めた。予約した新幹線の座席をキャンセルして、数本送らせて取り直そう。駅で電車を待ちながら予約の取り消しと新たな予約をした。

当日キャンセルは100%利用者負担となってしまうのでお財布は痛い。だが、無理をしないのが一番。余裕を持って次の予約をしたので、缶チューハイ3本と山珍の豚まんじゅう、尾道ラーメンを手にして東京行きの新幹線に乗った。

あとがき

最後はバタバタと駆け込みになってしまった今回の旅。午前中にツアーを申し込めばよかったと反省した。
大阪の旅でお土産に後悔した分、今回は自分用にたくさん買い込んだ。

1、岡山チーズケーキファクトリー・岡山チョコレートケーキファクトリー

左がチーズケーキ、右がチョコレートケーキ

6個入りの化粧箱もあったが、私はバラで購入。それぞれ2個ずつ。新幹線の中で食べようとしたけど、本に夢中になって食べ忘れた。冷蔵庫で冷やして食べるとしっとり、濃厚な味で美味しかった。

2、生ビール「独歩」ピルスナー

お試し用にちょうどいいサイズ
グラスに移すとこんな色合い

ご当地クラフトビール「独歩」。初めて知ったので購入。瓶もあったが、持ち運びに不安だったので小さな缶でとりあえず味見。生のフレッシュさと麦芽の苦味が合わさって美味しかった。また飲みたい。東京でも販売してくれないかな。

3、JRプレミアムセレクトセトウチ チューハイ

(左から)シャインマスカット、白桃、八朔

ご当地ものってどうしても東京界隈だと見かけないので手に取ってしまう。チューハイはふだんあまり飲まない私でも岡山としまなみのフルーツを使ったお酒を美味しそうに感じた。駅弁が売っている売店の冷蔵庫をじっと見つめ、買おうか買わないか迷った。でも、ここで買わないと551蓬莱の豚まんみたいに後悔するだろうなと思い、持って帰れる本数だけ手に取った。ブタの手のようにビニール袋が食い込んだが、心は満足だった。

4、牡蠣醤油ポテトスティック

小袋のためおつまみにちょうどいい

牡蠣醤油は何につけても美味しいと、とあるコミュニティで話題になった。それ以来、私は気になっていた。100円均一ショップで牡蠣醤油が売っていたのを見かけたが、醤油がまだ家に残っていたからその時は購入しなかった。そしたら、お菓子にも使われていたことにびっくり。明らかに袋の絵は「広島土産」なのだが。
ビールのつまみにちょうどいいポテト感なので是非ご賞味あれ。

バタバタな2日間・倉敷の旅はこれで終わり。「イベントレポート」と称しておきながら肝心なイベントに時間を割けなかったところが反省。交通機関の予約は余裕を持って取る心持ちだ。

【MYプロフィール】
オヂオヂ/ozzy
仕事でストレス抱えるとふらっと旅に出ちゃうほど旅が好きな30代。
旅行に関して執筆・写真を撮ることができます。
国内外どこでもOK。これまで、ひとりでニュージーランドやアメリカ(ニューヨーク、サンフランシスコ)に行きました。他に仙台・石巻、長崎、出雲、倉敷、広島に行きました。(中高時代の修学旅行は、京都・奈良、沖縄でした。)