オンライン勉強会で登壇してきました
コロナウィルスの感染者が増えて、厚生労働省から「不要不急の外出、集まりを控えるように」という指示が出たことで、色々な勉強会が中止され残念な思いをされている方も多いのではないかと思います。
そんな中、「#スマートスピーカーを遊びたおす会」という勉強会がオンライン開催とオフライン開催のハイブリッドなあわせ技を提案してくださって、とてもよかったので、noteを書きます。
どんな勉強会?
スマートスピーカーを遊びたおす会は今回でvol.9になるVUI系の人気勉強会の1つで、あまりの人気っぷりから東京、大阪、名古屋の3拠点をサテライトで繋いでの開催予定でした。
運営の素晴らしい方々のご英断でオンライン勉強会へ移行されました。運営の@miso_develop さんや、@gaomar さんを始めとする皆様には感謝しかありません。
ハイブリッドとは?
登壇者は全員zoomで自宅から、東京と名古屋はすべてオンライン、大阪は会場もありつつ、参加者が自由に会場かzoomかを選択できる方式でした。
登壇の様子
家でパソコンに向かって一人で話しかけるのはとてもさみしく、上手くお話できるだろうかと不安に思うところもありました。
しかし、ZoomとComment Screenという素敵なサービスでみなさんのコメントをリアルタイムに表示しながらお話ができて、普段の登壇よりも温かい気持ちでお話できてとてもよかったです。導入をご提案された @gaomar さんには本当に感謝です!
↑ニコニコ動画のようにコメントが流れます
コメントは匿名で書くことができ、ハッシュタグを知っていれば誰でも投稿できるようです。
オンライン登壇に向けてやったこと
オンライン登壇のためにやったことが3つあります。
1. コードをガッツリ書ける
みなさんお手元で大きな画面で見れるので、普段の登壇だと文字が小さくなって紹介しづらいような実際のコードも紹介するようにスライドを書き換えました。
2. デモを動画ではなくてリアルデモに変更
スマートスピーカー界隈では、どうしても会場内だと騒音などがあるので現地でのデモは避けて、動画にする傾向があります。
しかし、今回は家だったのでリアルタイムのデモに変更をしました。家の電気を消すデモもできてとてもよかったです。
3. Macを少し持ち上げる
Macの内蔵カメラで登壇をしました。私はMac + ディスプレイを使っており、ディスプレイがMacの上に位置します。(以下写真の画面が写っている方のMacがZoomに接続したものです)
このような状態で私がディスプレイを見ると、人がブサイクに見てしまうアングルを写し続けて目線が合わないことになるので、Macの下に本を敷いて物理的にMacを持ち上げることにしました。
良かったところと、次に活かしたいところ
発熱してたけれど登壇できた
実は朝起きたら喉は痛いし、頭は重いしで、完全な風邪でした。熱は37.2℃。幸いにして夕方までよく寝て登壇時には随分元気になっていたのですが、私が参加者なら絶対に会場に来てほしくない!
体調が悪い時に無理をするのは良くないというのはありますが、穴を空けずに復活して、25分間楽しくお話ができたので、オンラインはとてもよかったです。
参加者の方々がみんな温かい
せっかくコメントを書く仕組みがあっても誰もポジティブなコメントを書いてくれなければ、こんなに楽しい登壇にはならなかったと思います。アンチハラスメントポリシーがしっかり徹底されていて、みんなが楽しく参加できる勉強会になっているこの土壌があるからこそ、うまくいったのではないかと思います。ありがとうございます!
慣れが必要
やはり画面に向かってお話するのは慣れが必要みたいです。普段の登壇のときはいろんな方が目の前にいることで緊張してしまうことが多いので、オンラインだと緊張しないかな?と思っていました。しかしながら、画面に流れるコメントの拾い方だとか、テンポが掴みきれずに終始焦ってしまいました。生配信をやっている方はすごいんだなあ・・・。
また、聞いてくださる方が「うんうん」と頷いてらっしゃるのか「??」というお顔なのかはオフラインだとすぐわかりますが、そこが分からなかったのでうまく説明できなかったというのも反省です。オンラインの場合は丁寧に資料を準備するのがよさそうです。
まとめ
今回は登壇者視点で書かせていただきました。
きっと中止になってしまいせっかく準備したものが発表できずに終わるのかな、、と思っていたのでお話できてよかったです。また、私以外の登壇者のお二人の発表をとても楽しみにもしていたので、聞くことができて嬉しく思いました。
しかしながら、上手く行ったのは規模や、コミュニティの強さ、元々サテライト前提であったなど環境に起因する部分も多いのではないでしょうか。
もっと大きな勉強会や、勉強会の種類によっては中止せざるを得ないものもあると推察し、心苦しく思います。
もし、オンライン開催を検討される場合には、Forkwellさんがオンライン開催の支援もされているとスポンサーLTで仰っていましたので、ご参照ください!
https://pr.forkwell.com/2020-02-17-online-event-sponsor-campaign/
リモートで働く日々で人とのコミュニケーションが少ない中、本当に楽しい登壇でした。ありがとうございました。
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追記
実際の発表の様子を録画してくださった方がYoutubeにあげてくださいました。
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