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10円玉1枚目:やたらと察しのいい俺は、毒舌クーデレ美少女の小さなデレも見逃さずにぐいぐいいく1巻感想

I'm a very perceptive person, so I don't miss even the slightest hints of a beautiful girl with a nasty tongue.

第1回はタイトルがやたらと長くと申し訳ないです。こちらのタイトル。略称不明で、調べてみたところ全2巻のようです。なので、1巻レビューとしては中途半端な立ち位置でのレビューになってしまうと思いますが、企画・方向性としては10円で楽しめる漫画本1巻によるレビューなのでご了承ください。それでは感想を綴っていきます。


おすすめ度 ★★★

読みやすさ ★★★★

絵の綺麗さ ★★★

オリジナリティ ★★☆

続き読みたい度 ★★★

(原作:ふか田さめたろう、漫画:秋元みかん、キャラクター原案:ふーみ、レーベル:ガンガンコミックスUP、発行:スクウェア・エニックス、600円+税、2022年1月7日初版発行)


クーデレというテンプレ属性を活かしつつ、冴えない男子が美少女と仲良くなっていく過程を描いた様を漫画したものです。冴えないといっても主人公は神経発達章(ASD、アスペルガー症候群)的要素+HPS気質+それに加えて16personalitiesのINFJのような鋭い洞察力を持ち、それをチート的にあるいはメタ的に描いた漫画で、その部分が読み手側とどのくらいマットするどうかが面白さの分かれ道になるのではないかと思いました。ジャンルとしてはほのぼのラブコメディでしょうか。主人公たちが学生なので舞台は学園と日常です。非常に可愛らしい作風なので気楽に読め、息抜きちょうど良いです。

ヒロイン役の白金さんも可愛らしく、察しが良過ぎる主人公の笹原との掛け合いやメタ的な視点で鈍感さを楽しめるなら面白い漫画であると言えます。この漫画の一番いいところは入りで、開始10ページもしないでどういう漫画なのかを説明文ではなく漫画そのもので示してくれているところに尽きると思います。絵で表現する漫画だからこそできる表現方法という感じがして、個人的にはここが一番好きかもしれません。

ヒロインをテンプレ属性に置いている以上、アイディアや展開に斬新さがないと巻が進みに連れ読者の辛辣な熱量(批評のこと)との兼ね合いになりそうですが、2巻で終わるということで飽きを強く感じることも少ないでしょう。私は1巻だけを読んだ感想となりますが、2巻を見掛けたらきっと購入すると思います。


というわけでやたらと察しのいい俺は(以下略)の感想でした。この漫画って何て略称で通ってるのでしょうか?もしご存じの方いらっしゃったらコメントで教えてください。

それでは10円玉1枚目はここまで。私のお財布に10円玉が残っていたら2回もありますので、またぜひお越しください。


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