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Yes / The Yes Album (UK初盤)
■Yes / The Yes Album
■収録曲:Side 1 - 1.Your is no disgrace (9:41) 2.The crap (3:17) 3.Starship trooper - a.Life seeker b.Disillusion c.Würm (9:26) // Side 2 - 1.I've seen all good people - a.Your move b.All good people (6:56) 2.A venture (3:16) 3.Perpetual change (8:50)
■パーソネル:Jon Anderson(vo) Chris Squire(b) Bill Brufford(dr) Steve Howe(g) Tony Kaye(key)
■リリース:1971年3月
![](https://assets.st-note.com/img/1711159840762-6hah4S7NWt.jpg)
イエスの3作目です。The Yes Albumというタイトルに自信が漲っているように、所謂プログレッシヴ・ロック的な音の形が完成しています。
これを聞くと、2ndまでの混沌とした音は何だったんだろうと思ってしまうような別世界です。
レコードのAB面ともに、大曲2曲に小曲を挟み同じ構成にしているところもアナログ時代ならではの聴かせ方の秀逸さが出ていますね。
そして、楽曲の緻密さが革新的に変化している点は、やはり、新加入のギタリスト、スティーヴ・ハウの存在ですね。大きすぎです!
![](https://assets.st-note.com/img/1711159848627-UrZ5BH5eHw.jpg)
裏面です。アトランティック・レコードのロゴが入っていますが、その枠内の「SUPER」の文字がポイント!
実は、UK初盤なのでありました。
![](https://assets.st-note.com/img/1711159854047-i3LNZ6Gle4.jpg)
インナーの写真です。
やはり当時までは、キーボードのトニーケイが音の核だったんですね。
この時点では、次作であっさりとリック・ウエイクマンに交代してしまうのが信じられないくらいです。
![](https://assets.st-note.com/img/1711159862311-3bL6rdoCk3.jpg)
レーベルカラーも、当時は、緑赤ではなく、紫オレンジでした。
![](https://assets.st-note.com/img/1711159871160-gnoANkUety.jpg)
そして、燦然と輝く「A//1」の刻印!
![](https://assets.st-note.com/img/1711159879102-hbCfeEtfsy.jpg)
ジャケットの側面には「ATLANTIC SUPER 2400 101」
というわけで、ハマるとこうしたものに手を出しがちになるっていうところが、アナログ集めのどうしようもないところなんですよね。
この音が本当にどの程度良いのか・・・というと、そこは、もう、プラシーボ効果であると言わざるを得ません。コアなコレクターの方は初盤の音がいいと言い張ってますけどね。
アナログのダイナミックレンジがいかに広いといえども、人の耳(しかも素人の)ですからね。リマスタリングされた高音質CDのクリアな音やロスレスのデジタル音源に勝るとは思えません。
とはいえ、懐古趣味ではありますが、プチプチとスクラッチノイズ混じりに聞くノスタルジックな音は何物にも代えがたい自己満のひとときって感じですね。昨今のアナログ回帰ブームも頷けるところ・・・。
![](https://assets.st-note.com/img/1711159890106-mHgdZcPsu3.jpg)
これは、邦盤。キャッチコピーの「ブリティッシュロックの若獅子」っていう言葉のチョイスがめっちゃ時代を感じさせますよね!
こういうのを見るのも、アナログ集めの楽しいところかな。
ちなみに、我が家には、初盤2枚、邦盤1枚、紙ジャケ1枚があります。ちょっと前まで、スティーブン・ウイルソンのリマスターなどいろいろとありましたが、それらはさすがに奉公に旅立たせました。ちょっと音遊びしすぎかなぁと。
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