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公立高校の中で工業学科のある専門高校を選択すること

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担当教科が専門教科(工業)の教師である私の投稿です。進路選択を考えている中学生やその保護者、そこで働く教員、高卒就職・高卒採用のことについて考えている方々等の知識のアップデートへ。
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記事一覧

記事『育児による短時間勤務』と『工業高校の先生になろう』に対して、noteユーザーさ…

 noteは、双方向でやりとりする性質のものではないと思っているのですが、ユーザーさんからど…

理数系・工学系離れが止まらない

 私は教科「工業」の高校教師で工学部卒です。教育者として、理数系・工学系離れが進んでいる…

高等学校教諭一種免許状(工業)で公立高校の教師になろう。免許状がなくても社会人特…

 大学で工学部だった方は、この免許をお持ちの方も比較的多くいらっしゃるのではないでしょう…

公立高校の工業高校・工業学科の授業、生徒とクラス、先生

 特に普通科高校出身という方にとっては、工業高校の授業って得体の知れないものですよね。 …

公立高校の教育困難校や進路多様校の成り立ちと現状、そして教員として働くこと

 高校といえば、クローズアップされるのは進学や大学との接続や大学入試のことで、この件に関…

勤務時間の大半である授業に対して、仕事の充実感を覚えにくい現状だが、そこが公立高…

 私の担当は高校の専門教科「工業」なので、進学校と呼ばれている高校や普通科高校以外の話で…

公立小・中・高の忙しさの違いと、高校の先生は進学校に異動希望を出すのか

 私は 高校勤務ですから、義務教育の学校の実態はわかりませんし、地方によっても全然違うと思うので、参考までに。私見です。  結論から言うと、「高校、しかも専門高校や進学系以外の高校の勤務時間等は比較的恵まれている」ということです。しかし、教育者として精神的なダメージは多かれ少なかれあります。あと、忙しさにも関係すると思うのですが、高校の先生は進学校に異動希望を出すのかについて少し触れてみたいと思います。ちなみに、部活動についてはあちこちで語られているので、ここではほとんど触れ

高卒就職課題についてのブレイクスルー ~教育DX~

厚生労働省の「高卒就職情報WEB提供サービス」を、教職員だけの限定利用でなく、誰でも利用で…

工業高校卒業生の離職率は実は低い

以下のリンク先の「きらめく工業高校」の2ページ目のグラフをご覧ください。ちなみに、工業系…

広島県の平川理恵教育長の熱量 【専門高校に27億円かけてアップデート】

 広島県の教育が変革してるように感じています。広島県の平川理恵教育長のリーダーシップと熱…

地方の普通科進学校の学びが地方の就職につながりにくい

 私の担当教科は主要5教科以外の専門教科(工業)です。私自身は普通科進学校と呼ばれる高校…

公立の専門高校(実業高校)の現状と課題

 私の担当教科は主要5教科以外の専門教科(工業)です。 地域にもよるが、全国的に専門高校…