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「あなたのいばしょチャット相談」データ速報 - コロナウイルス

今回の新型コロナウイルスは、メンタルヘルスの危機でもあり、家が安全ではない人にとっては苦難の時です。

あなたのいばしょチャット相談窓口は、国内で唯一の24時間365日、年齢や性別を問わず誰でも無料・匿名で利用できるチャット相談窓口です。厚生労働省支援情報検索サイトに登録されています。

初めての外出自粛が行われた3月28日から4月4日までの1週間の間に寄せられた相談を分析した結果をご紹介します。


相談自体が増加しています。

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新型コロナウイルスに関する相談に限らず、全体的に相談件数が増加傾向にあります。3月28日 - 4月4日までの1週間の1日の平均相談件数は、通常の日と比較して550%増加しました。

また、会話の中で「コロナ」という単語が使用された相談が、前の週と比較して312.7%増加しました。「コロナ」に関する相談では、「自粛」「母親」「外出」「子供(※子ども含む)」「暴力」「感染」「部屋」という単語が頻繁に使用されています。


「不安・ストレス」が深刻 - 特にコロナ関連

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相談者にとって最も深刻な問題は、「不安」と「ストレス」です。この1週間(3/28-4/4日)に寄せられた相談の中で最も多く使用された単語の上位2つは、「不安」と「ストレス」でした。全ての相談者のうち、約67%の人が「不安」や「ストレス」を感じていました。

また新型コロナウイルスに関連する相談では、約98%の相談者が「不安」や「ストレス」を感じており、コロナウイルスがメンタルヘルスに与えている影響の大きさが明らかになりました。


外出自粛

この1週間(3/28-4/4日)に寄せられた相談内で最も多く使用された単語ランキングのトップ10に、「自粛」「外出」が含まれています。

通常、「」という単語が使用される相談は全体の約12%程ですが、この1週間は37%と約3倍に増えました。また「自宅」「在宅」という単語の使用率も、通常より増加しています。

「家」「自宅」「在宅」が使用された単語の相談内容は、大きく3つに分ける事ができます。

1. 育児・家事のストレス
2. 家に居場所がない
3. 不安・ストレス → 「ずっと家に居て、気持ちの切り替えができない」「自宅にいてもストレスだが、外出すると感染するかもしれないという恐怖を感じる」など


日本のパパママは疲れています。

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新型コロナウイルス関連で最も多い相談が育児・家事ストレスに関するものです。「コロナ」という単語が使用された相談のうち、36%が育児・家事に関する問題でした。相談者の平均年齢は32.75歳女性からの相談が9割を超えました。

旦那や子供が在宅で自分もストレスを感じているが、子供たちもストレスを感じているだろうから我慢するしかなくて苦しい」     
「下の子がまだ小さいのに、小学生の上の子が休校で家にいるからストレスが大きい」
「家事が増え、ストレスが溜まり夫と喧嘩してしまう。外出も出来ない。」

このままでは子供を虐待してしまいそう」という切実な相談も寄せられています。

世の中のお母さん・お父さん達。「大変なのは全員同じだから」と思わず、相談してください。決してひとりで抱え込まないでください。


経済的な不安

「コロナ」という単語が使用された相談のうち、育児・家事ストレスの次に多いのが「経済的不安」に関する相談です。この問題に関する相談者の平均年齢は27.5歳。性別は女性が7割、男性が2割、その他の方が1割です。東京都、神奈川県、福岡県からの相談が上位を占めました。

日雇いの仕事を探しているが、中々見つからない」など、様々な不安が寄せられています。

首相官邸のHPには様々な支援窓口が紹介されています:


個人的にはPOTETO Mediaさんのサイトがおすすめです :


家が安全な場所ではない

新型コロナウイルス関連の相談で3番目に多いのが、「家が安全な場所ではない」方からの相談です。「コロナ」という単語が使用された相談のうち、20%がこの問題に該当します。

相談者の平均年齢は17.4歳。多くが未成年の方からの相談でした。

3月20日から3月27日の1週間、会話の中で「虐待」という単語が使われた相談は全体の1.9%程でした。それがこの1週間(3月28日から4月4日)は、6.8%と3倍以上になりました。

また「暴力」という単語も、2.8%(20日-27日) → 9.2%(28日-4日)と、こちらも1週間で3倍以上増加しています。

この数字を根拠として、外出自粛の影響で「虐待」や「暴力」が増加していると断定する事は出来ませんが、恐れていた事が起きている可能性は十分に考えられます。

実際に寄せられた相談です。

「同居している親族から性的虐待を受けていて、家にいられない」
「家にいると母親から暴力を受けてしまう」
「毒親で悩んでいる。以前はアルバイトなどで家を空けて回避していたけど…」

ヨーロッパでは、DVや児童虐待が増加しているとの報道もあります。「コロナウイルスのせいで収入が減った」と夫婦で口論になり、奥さんが殴り殺されたという悲しいニュースもありました。

DVや虐待を受けている場合は、命を守るため、支援機関に今すぐ相談してください。あなたのいばしょはチャットで相談できます。家にいて電話する事が難しい場合など、積極的に利用してください。

直接的に虐待や暴力を受けていなくても、「親と仲が悪い」「家族と馬が合わない」など家に居場所がない子ども達もいると思います。迷わず、話しにきてください。


新型コロナウイルス関連の相談のカテゴリー

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安定した収入が得られない、仕事が見つからない - 「経済的不安


仕事を休めない、職場で感染の恐れがある - 「職場


下の子がまだ小さいのに上の子が休校で家にいるからストレスが大きい、子供と夫が在宅で家事が増えた- 「育児・家事ストレス


コロナに感染しないか心配、親が感染しないか心配 - 「感染への不安


親・親族から精神的虐待、身体的虐待、性的虐待を受けており家にいられないが、外にも出られない - 「家が安全ではない


コロナとは関係ない症状で病院を受診して良いのか分からない - 「不要不急が招いている混乱


コロナのニュースばかりで暗い気持ちになる、パニックを起こしてしまう - 「メンタルの不調


自宅にいながらストレス発散

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自宅に居ながらでもストレスを発散できる方法がいくつかあります。特にパンダの赤ちゃんの動画おすすめです!

またどんな些細な事でも良いので、「あなたのいばしょ」に相談してください。

ボランティア相談員、募集しています。

あなたのいばしょチャット相談は、「信頼できる人に気軽・確実・簡単にアクセスできる仕組みを創り、望まない孤独を根絶する」という理念の基、運営されています。

毎日沢山の方から相談が寄せられます。多くの人が助けを求めています。外出自粛で何をしようか迷っている方、是非「いばしょカウンセラー(相談員)」として活動してみませんか。スマホかパソコンをお持ちなら、誰でも活動できます。