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窓辺にて

想いがEnergieだとすると
堂どうと巡っているようで

わたしを訪ね心に溜まる
柔らかな発光の正体は
蕾んだ花の一片のように
幼く純粋で美しいから

その姿が濁らぬように
出来うる限りに透明のまま
言葉に変えて手放します

誰かの心でまた発光し
誰かへ巡っていきますように

小さな想いに応え続けて
頭も身体も痺れる夜明けに
静かな窓辺で想うことです

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