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灯はともり

南の島に灯がともる
その胸に 抱き続けたともし火が
青空のもと 太陽が見守るグラウンドへ
幾多の灯は 炎となって燃え盛り

北の大地に灯はともる
凍てつく氷原 風雪の冬
凍えた体を温めた 胸に抱くともし火は
今この時 燃焼の瞬間を待ち望む

南の果てと北の果てから
勢いよく揚げられた烽火は
始まりを告げる時の声
  
  燃焼の瞬間が訪れた
  時は満ちたのだ
  炎よいざなえ
  熱き魂を

吹き上げられる炎の柱は
唸り ぶつかり 一体となり
意志と希望と絆が織りなす
甲子園という名の世界をめざす

小さな焔 欠片一つも残すことなく
全てを飲み込む 巨大な炎の集合体は
甲子園を 光と熱の異空間へと導いて
彼の地は 彼らの聖地と成るのだ

そのともし火を 胸に抱く者たちの
聖地は 彼らのものとなるのだ



高校野球選手権大会が始まります。上の詩は再掲です。わたしの思う甲子園に続く戦いは、上の言葉が全てですから。

北海道はとても広いため、支部予選を行います。そこから勝ち上がったチームが、南・北北海道大会へ進みます。そのため他の都府県に先駆けて開幕をするのです。

続いて始まるのが沖縄です。高校野球選手権大会は、南北から始まり、甲子園に向かって熱量を増しながら進行していく。その様を詩にしました。

今日行われる試合の分だけ、夏の終わりが訪れます。3年生にとっては引退の時です。大切に心を込めて応援をしたい。その想いを込めて見守っていきます。

頑張れ!全ての球児達✨


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