読書感想文『静かな人の戦略書〜ジル・チャン』

読書感想文です。

あくまで私の私感です。内容薄いです、、悪しからず・・・


ジル・チャンさん著作の「静かな人の戦略書」

タイトル通りの静かな人に呼んで欲しい本ですw

では静かな人とは何か?

極端に言ってしまうと「外向型」「内向型」で言う『内向型の人』

人によって外向型でも内向型寄りとか、
内向型でも外向型を持ち合わせているとかあるので、一概には言えないのですが、そういった特性を持っている人は読んで損しない本です。

内向型の人に向けたノウハウ本とは少し違います。
内向型の自分に対する向き合い方とか、外向型との違い、良さ、そして自分自身の受け入れ方を教えてくれるような本です。

僕は完全に内向型です。
営業職をしていて仕事であれば商談とかある程度こなす自信はあります。
しかし、初対面の人とはいつも緊張してお腹痛くなるし、交流会のような不特定多数の方と初めましてはなるだけ行きたくない。(何話したらいいのか空気がすぐに気になってしまう…)
誰とでも分け隔てなくフレンドリーになれる外向型の人に常に憧れていて、それができない自分にコンプレックスを持っているのが正直なところ。

本で言う、内向型でも外向型になれる瞬間も持ち合わせているタイプでしょうか。

著者のジルさんも内向型のタイプとのことですが、世界を股にかけて活躍するすごい方
多くの人から憧れるような方でも、その実はうちに秘めているものがあるというのはどこか親近感がわきました。

さらに言うと、内向型のリーダーとしてウォーレンバフェット、ビルゲイツ、ザッカーバークという誰もが知る方たちも内向型とのこと。
外向型でイケイケ、ウェイウェイの人たちだけが良いリーダーシップを発揮しているわけではないんですね。

外向型と内向型はそれぞれ一番力を発揮できる場所は違います。
外向型に憧れて、無理に自分を偽って外向型のように振る舞い続けることはしなくていいと、自分に合った環境を探すことが大事だと教えてくれています。

本の中で気になった一つを抜粋すると、自己紹介について。
自己紹介をインパクトのあるものにしようとして、今こんな事をやってますとかこんなことをやってきましたって言うのは、同じポジションの人からすると「あいつスゲーな」ってなるが、
本当に人々が注目するのは、『なぜ、それをやったのか』という理由を語る時だそうです。

確かにそう言われると、事の大小に関わらず物事の理由を聞くと急にそこに対して興味が湧く気がします。

・野球が好きだから甲子園を目指して野球を続けていました
・◯◯選手に憧れて、同じ舞台に立ちたいと思い、甲子園を目指して野球を続けていました。

好きだからも立派な理由だけど、そこに一つ二つを加えるだけで会話も広がるし、質問も引き出しやすくなる。
特に自己紹介は初対面なので、お互いに興味を持つ事が大事。
今後これは意識して使っていきます。

さて、この本にはもっとこうするといいよってことも書いてありますが、全てを紹介することは難しいので、是非とも読んでいただければと思います。

今の環境にメンタルを持っていかれてるような方、自分に無理して人付き合いをしているような方には読んで欲しいです。

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