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女性の起業は、なぜ男性の起業の5倍難しいのか?

女性の起業というのは、本当に複雑なのです。

結婚、出産、育児、家事、介護…

まだまだ女性がメインだったりする中で、「起業」のことを考えるのは本当に大変。

「これがママ起業のやり方!」なんてものはないのです。

ひとりひとりのお話を丁寧にお聞きし、「大切にしたいこと」 「本当にやりたいこと」などを明確にしていく。

けれども「ママ」「奥さん」という縛りが強すぎて
ホンネがなかなか出てこない例も多い。

それに、ホンネが出てきたとしてもシンプルではない。

「家族と仕事、どっちを取る?」なんて決められるものではないのです。

今日は家族が62.6%で、子どもが23.3%とか
休日は子どもが87.5%で、仕事は3パーセントとか、
揺らぎがある。

偏りすぎれば、角が立つ。

だから、「バランスを取り続ける」しかない。

「仕事をガッツリしたいのに!」
「あの人みたいに売上を上げたいのに!」
「〇〇さんみたいなコミュニティがつくりたいのに!」

いくらでも焦りやもどかしさが出てくる。

そんなメンタルをなだめながら、SNSの投稿を作る。

寝かしつけから戻ってきて、寝る間も惜しんで投稿した。

でも反応はない。

自己嫌悪、絶望感。

「でも…やらなきゃ…」と焦る。

けど、翌日は寝かしつけ中に寝てしまい、気づいたら朝…

また自己嫌悪。旦那も冷たい目で見ている。

「いったい私、何をやってるんだろう…」

やりたいのに、いろんな事情でできない。

「”ママだから”なんて、言い訳するな!」
キツめのキラキラ女性コンサルの言葉が刺さる。

「もう、起業なんてやめてパートに戻ろうか…」
「でもせっかくはじめたし、それなりのお金もかけて資格も取った」
「いったいどうしたらいいの…」

こんなときに高額のキラキラ起業塾なんかにハマってしまいがちだったりする。

「30万円の商品をつくって4人に売れば、月7桁すぐに稼げますよ!」
うさんくさい売り文句に、心が揺らぐ。

「借金して塾に入っても、稼げればすぐに返せるかも…」
悪魔がささやく。

そして地獄のスパイラルにまた堕ちていく…

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ぼくは、本当に伝えたいのです。

「一度、じっくり振り返って考えてみて」と。

ほんとうに起業がしたいの?
なんで起業がしたいの?
大切にしたいことは何?

誰かに憧れないで
誰かと比べないで
誰かの真似をしないで

劣等感で選ばないで
承認欲求で選ばないで
怒りや恨みで選ばないで

ピュアなあなたで考えてみたときに、

「本当に欲しいものはなに?」
「どんな人生を生きたい?」
「自然と備わっている魅力や才能は何?」

それをじっくり深掘りしたうえで、
「それでも起業がしたい」のなら
いくらでもチャレンジを応援しまっせ。

深掘りして「やっぱり起業は向いてない」と思うなら、
専業主婦やパートの方が幸せになれるし、
「趣味起業」みたいなのもいいんだよ。

主婦×パート×趣味起業なんてマルチにやるのが向いてる人もいる。

大切なのは、誰かのモノマネをしないこと、
「私の人生を生きること」。

突っ走る行動も大事。
でも同じくらい「立ち止まって考える」ことも大事。

焦って決めずに、心の奥のホンネで決める。
そんなお手伝いが出来たらいいなと思っています。

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じっくり「じぶん」「人生」を振り返り、深掘りしたいなら

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