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SNS発信の極意が、髭男”Subtitle"にあった。

こないだ大阪出張の夜に、ホテルでふと髭男の「Subtitle」を口ずさんでいたら、すごいことに気が付いた。

「♪言葉はまるで雪の結晶~」

ん?

んん??

これ、すごいこと言ってるぞ?

で、さっそく歌詞全文を調べてみると…

「これは、集客やSNS発信の極意ではないか!」と感動。

というわけで解説します。(全部は文字数の関係で無理なんで割愛)

火傷しそうなほどのポジティブの冷たさと残酷さに気付いたんだよ きっと君に渡したいものはもっとひんやり熱いもの

official髭男dism [Subtitle]より

まずはここ。

「火傷しそうなポジティブ」というのは、

「ママは笑顔でいよう!」とか「プラスの言葉に転換しよう!」などの「押し付け系」のことですね。

その「火傷ポジティブ」は「冷たくて残酷」なのです。

なぜなら、そこには「共感」がないから。

これは対話にも通じますが、「共感なきポジティブ」は暴力でしかありません。

だからこそ、「強制ポジティブ」をSNS発信した場合、反応が悪くなります。

「良いこと言ってそう」な割に、実は読み手を苦しめてしまうからですね。

そして

言葉はまるで雪の結晶 君にプレゼントしたくても 夢中になればなるほどに 形は崩れ落ちて溶けていって 消えてしまう

official髭男dism [Subtitle]より

サビの部分です。

以下のように翻訳してみました。

「SNS発信は、まるで雪の結晶。フォロワーさんや見込み客の方に届けたくても、熱い思いを出せば出すほど暑苦しくなって、伝わらなくなってしまう」

ね、まさにこれでしょ。

そう、情熱は大事だけど。

「これを伝えたい!」が強くなりすぎると、

「なんで分かってくれないの!」
「これを知らないから不幸なんだよ!」

みたいなテンションになる(よく見ますよね?)

そして!

救いたい 救われたい このイコールが今 優しく剥がしていくんだよ 堅い理論武装 プライドの過剰包装を正しさよりも優しさが欲しい

もうこれ!

「ママを救いたい!」「助けたい!」

よく聞くんだけど、基本的にはそれは

「救われたい」心理の裏返し。

そのことに気づくことで、じぶんの理論武装の鎧や、エゴ、プライドを捨てていくことができる。

そのぶん「暑苦しさ」も減る。

で!

そしてそれを受け取れるのはイルミネーションみたいな不特定多数じゃなくてただ1人 君であってほしい

ね。

「ターゲット」は、「ひとり」に絞りましょうって。

「届けたい人」を、ちゃんと見ようって。

大切な人は、誰なのかって。

失敗作を重ねて 重ねて 重ねて見つけたいんだいつか 最高の一言一句を

何度も何度もキャッチコピーを考える。
投稿文も練り直す。
練習を繰り返す。
そうやって、「伝わる言葉」を作っていく。

君にプレゼントしたとして 時間が経ってしまえば大抵 記憶から溢れ落ちて溶けていって 消えてしまう でも 絶えず僕らのストーリーに添えられた字幕のように思い返した時不意に目をやる時に君の胸を震わすもの探し続けたい

情報量の多い現代。

どんな言葉も、すぐに忘れ去られてしまう。

それでもふと思い返したときに、

「あのInstagramの言葉が残ってる」

と思ってもらえたなら、それが集客につながったりする。

そんな言葉を磨き続けたい。

ね、まさに「集客」や「SNS発信」の歌でしょう?

ぜひ今日の投稿は保存して、何度も読み返してね!

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「たった一人に届けるために」言葉をうみだす。

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