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家族で対話してみてショックを受けた話
先週の金曜日なんですが、
夕飯後になんだか自然と
「家族の対話タイム」
がはじまりましてね。
はじめは次女が言い始めた
「家族ランキングゲーム」
だったんです。
「うちの家族で、いちばんやさしいのは誰?」
「絵が上手いのは誰?」
「頭がいいのは?運動神経がいいのは?」
にはじまり
「だらしないのは誰?」
「A型っぽいのは誰?」
「甘え上手なのは誰?」
みたいな話に発展していきました。
このゲームは、その「お題」が出されたら
少し考えてから
「せーの」で指をさす仕組みです。
じぶんのことを、指差してもOK。
これね、ご家族いる方はぜひやってみてほしいですね。
「じぶん目線」と「他者目線」って
ほんとうにぜんぜん違いますから。
日常的に仕事として対話ワークをやっている僕ですら、
「ええ~、そんなこと考えてたの~?!」
と家族に対して驚きばかりでした。
その「指差し」が、
「全員一致」
になることって、ほとんどないんですよね。
それだけ、ひとりひとりの考え方ってぜんぜん違う。
「見方」が違う。
みんな「じぶんの枠組み」でモノを見ている。
で、さらに面白いのは、
「なんで、そう思ったの?」
という問いです。
たとえば
「なんで次女ちゃんは、思いやりランキング1位を長女ちゃんにしたの?」
とか聞いてみると、
「長女ちゃんは〇〇をしてくれる」
「こういう場合に、○○をすることが多いから」
次女の思考のフレームや、体験を話してくれて、
「はは~、そんな風に考えるんか~」
とものすごく勉強になりました。
しかも
「思いやりとやさしさって、同じかな?」
などの哲学的な話も深まり、
娘たちも思索が進んだかなと思います。
そして次のゲームは「長所短所ゲーム」です。
これは1人に対して、家族3人が
「あなたの長所はこれ、短所はこれ」
と伝えていくゲームです。
そして最後に、じぶん自身で
「わたしの長所はこれ、短所はこれ」
という自己評価を発表する。
というだけなんですが、コレが深い深い。
家族3人から短所を指摘されるのは「イタイ」し、
長所を言われるのは面映ゆい。
また長所を伝えるのは楽しいし、
日ごろ言えない「短所」を伝えることで、
さらに家族の絆が深まった気がしました。
いちばん印象的だったのは
ぼくが朝、次女を起こすときに
いわゆる猫なで声というか、
娘が好きすぎて
「おはよぉ~ん」
みたいに起こしていたんですが、
(そのほうが娘も嬉しいと思っていた)
「あれがウザいんだよね~」
と言われたことです。
「えええ~」とショックを受けました笑
「いつも家で歌っていてうるさい」とか
「トイレのドアを開けたままオシッコしないで」とか
「ウンチクを語り出すのがウザい」とか
だんだんと不満ぶちまけ大会みたいになってましたが、
そこは反省しながら聴いていました。
妻も長女から
「ママの短所は、じぶんを大切にしていないところ」
と言われて、ショックを受けていましたね笑
ホント子どもというのは、よく見ていますね♪
しかしね、こうやって
「自分が見ている自分」(自己評価)と
「他者から見られている自分」(他者評価)
を
「一致」
させていくということ。
ここに、
「幸せのコツ」
があるのかもしれないなと思いますね。
自己肯定だけでなく、自己否定だけでなく。
50:50で。
これはまたこちらのブログにでも書いてみたいと思います♪
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