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パートナーや子どもに「変わってほしい」と思うとき

生きていると、目の前の人や近しい人に

「変わってほしい」

と思うことがある。

「分かってほしい」
「○○をしてほしい」
「〇〇をしないでほしい」など。

もしくはそれの変形バージョンで

「変わったらいいのに」

と思うこともある。

「そんなに難しく考えなくていいのに」
「もっと気楽にやればいいのに」
「完璧主義だから、苦しいんだよ…」

パートナー、子ども、クライアントさんなどに対して、

ついそう思ってしまうことってある。

とにかく、

「目の前の人を変えたい」

という欲求が出てしまうのは、人間として当然のことと言える。

しかし、このとき、心の中で何が起こっているかというと、

「わたしの中に、心の引っかかりがある」

状態になっている。

誰かを助けたいと思う人は、「助けてほしい人」

誰かを救いたい人は、「救われたい人」

そして、

「誰かを変えたい人」は、「変わりたい人」。


そう、心の内側で「苦しさ」が叫んでいる。

どこかに無理や違和感がある。

それを気づかせてくれるのが、「鏡」としての

「目の前の人」

なんだ。

じゃぁ、どうやって「目の前の人」の状態をお借りして、じぶんの状態を見ていくのか?

まず、「この人つらそうだな、なんとかしてあげたい」と思ったときは、

「”私”が、つらいんだな。自分をなんとかしたいんだな」と読む。

「この人、メンタルブロックが多いな」と感じたときは

「”私”の中に、ブロックがあるんだな」と読む。

いわゆる「投影」の仕組みを利用して、じぶんの心に気づいていく。

そしたら

「何を我慢しているんだろう?」
「何を、抑えているんだろう?」
「何を、見ないようにしているんだろう?」

という問いかけをじぶんに対してしてみる。

そうしたら、「我慢」「抑圧」「制限」などに気づくでしょう。

「自己否定」や「罪悪感」も見つかるかもしれない。

で、それらの解消法は、まだまだあとでよくで、大事なことは

「ああ、そういうものが自分の中にあるんだ」

と「認める」ことなんです。

まず「みとめる」だけで、だいぶゆるんできます。

「ああ、そういうものが、あるなぁ」

とそれだけでいいんです。

どうにかしなくていい。

「ああ、そうか、こういう心の引っかかりがあったから、パートナーが見せてくれたんだ」
「この苦しみに気づくために、子どもが見せてくれたんだ」
「この引っかかりを外して、さらに成長・進化するためにクライアントさんが見せてくれたんだ」

という「気づき」だけでいいのです。

とりあえずはね、また「解消法」については別途お伝えしていきますが、まずは、このような「投影」の仕組みを知るということです。

これだけでも、心はどんどん楽になっていきます。

良かったら参考にしてください(*^-^*)


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