人生二度目の心拍確認日【最速妊娠エッセイ】
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心拍確認の日がやってきました。
前回、超えられなかった壁です。
2人で何度も、「もし、ダメだったら」という話をしました。
そうやって予防線を張っていかないと、とても心の平静を保てませんでした。
心拍確認をする経腟超音波は、女性しか入れない検査室エリアで行われるので、僕は待合室で待機し、吉報を待ちます。
検査室を出たら、すぐにどちらかわかるように、「心拍確認OK」の合図を決めました。
※子宮を模したオリジナルピース(笑)。
嬉しい結果の場合、他の方の迷惑にならないようにさりげなく喜びを共有できるように。
悲しい場合、それどころじゃないだろうから、やらなかったら”そういうこと”とすぐにわかるように。
検査エリアから出てきた妻は、少し恥ずかしそうに、「心拍確認OK」の合図を見せてくれました。
しかし、その後の診察で事件が起きました。
院長「胎芽(胎児)の大きさ、心拍数、ともに問題ありません」
オザワ「やったね!」
院長「ただ・・・」
海賊妻「ただ?」
院長「胎嚢が通常より小さいので、また来週来てください」
2人「ええーーー!」
だいたい7週だと、20ミリ以上らしいのですが、胎芽のサイズは平均はあるものの、胎囊のサイズが育たないままだと、このまま胎芽が胎児に育っていかないんだそうです。
そんな壁もあるのかよ。
次のステージに進めるかは、来週に持ち越しになりました。
怖い・・・。
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