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SANABIという神ゲー

題名はシンプル。SANABI(以下:サナビ)が本当に神ゲーでマジスゲーみんなやれーって内容が以下の文章では続きます。

まずサナビをなぜプレイすることになったのかというと怒涛の修士論文機関が終わり、社会人までのモラトリアム(モラトリアムというには忙しすぎた気もするけど)があと少しだけになったからです。

さてサナビ、これがね、本当に神ゲーなのよマジで。じゃあなんで神ゲーって思うの?って話になると思うので説明すると、システムがうんぬんって言うよりストーリーがホンマに神。

ストーリー良すぎ

サナビの冒頭は主人公である父が、娘を失うところから始まる。

↑冒頭の一場面。家がボロすぎる

そっからもう悲しすぎるし、なんなら僕は泣いちゃってるんだけどそれは置いといて、父親は娘の復讐を誓う。復讐する相手はサンナビ。この時点でプレイヤーはサンナビのことなんてなんも知らないけど、主人公と、それを取りまく仲間たちがサンナビにビビりまくってるから、ともかくなんかすっげえヤベえ感じの何か(敵?概念?作戦?)なんだなってなるはず。

↑の説明だけ聞くと「ああ、よくある復讐ものね。ジョンウィック的なね」という感じになりそうだけど、頭に入れといてほしいのは、本作が超SF作品だということである。

僕はSFが大好きで、なぜならSF的なギミックはストーリーを飛躍的に、かつ論理的に(←これ大事。ファンタジーとかだと不思議パワーでストーリーの風呂敷を広げがちだけど、少し萎える)広げてくれるからである。

という脱線は置いといて、超SF作品なので、それはもう……ね、はい、ストーリーがふふふな感じに飛躍して、えっ!すごっ!なにこれ!ってなるわけです。もう凄いよ。語彙力ないけどスゴイ。泣ける。

演出が凄すぎ。

で、演出ね。演出も神。
僕は韓国映画も大好き。なんか演出がイカシテル~。イカシテルんだけどなんか言葉にできない良さがある。映画の演出とかも勉強して見ればもっと楽しめるようになるのかもしれない。

サンナビは冒頭からイカシテル。SANABIの題名が出るところからもうすでに神ってるし、ところどころにある敵が出てくるシーンとかもどことなく映画的でツボをよく押さえてる! じゃあどこがって言われてもどこら辺が映画的かなんて答えらんないけど、ともかく映画的でいい。

それを支えているのがハイクオリティなドット絵で、こんなレベル高いドット絵久々に見たなぁという感じだった。密度もそうだけど、動きが凄い。それが演出とがっちり噛み合って、もう魅力が一万倍ぐらいになってるんです。もう買うしかない。

個人的ベストカッコイイドット絵シーンは、バッドエンドのとこね。
たぶんクリアしている人が聞けば首もげるぐらい頷いてると思うから。ありゃ凄いよ。うん。

工場だけムズすぎ

これだけ褒めたんだけど、これだけは言いたい。工場だけムズすぎ。工場でやめる人が続出するレベルで工場が難しい。なんなんだ工場マジで。
しかも難易度下げても何の意味もないのがね、これがまた悪質。それは工場の難しさが敵の強さとかじゃないところで難しいからなんだけど、コレを読んでいるあなたも藻搔き苦しんでほしいので詳細は書かないよ。苦しんで。

工場がムズすぎる。だけど工場で諦めないでほしい。僕は後方で笑いながら君を応援しています。

最後に

絵でピンと来た人もそうなんだけど、それ以外の幅広いゲーマーにおすすめしたいです。翻訳が若干不安なとこあるけどそんなのは些末な問題です。
プレイして公開するなんてことないと思うし、仮にあったら僕じゃなくて楽しめない貴方が悪いから反省してください。

じゃあね。



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