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愛着障害に対する自分の考えについて

少し長い話になるので、先ずはまとめから

【愛着障害があるということは、辛い過去の中での人格形成が行われた結果であり、この経験は何事にも代えがたいものです。あなたが困っていることを解決すれば、同じ悩みを持っている人に寄り添うことができます。
自分の体験談を通じて誰かが救われ感謝されることが、人間力の豊かさを感じれる指標ではないかと思っています。
 あなたは、ネガティブな経験の豊かさから、同じように苦しんでいる方々を指導する立場になれます。闇が深い人こそ、誰かの光になりうると考えれば、あなたの人生はより豊かになるはずです。】

↓こちらから本文です。

 私の人生を通した哲学的なお話です。
特に希死概念や悩みが多い人・依存症で苦しんでいる方に届くことを願っております。

※以下の文では、筋トレ界隈を揶揄する意図はありません。

 私の周りでは「愛着障害」があり私生活に支障が出ている人が筋トレをよくするのを見受けれます。
筋トレ自体はとても素晴らしいことだと思っていますし、私自身も効果を実感しています。身体の表面や自分に負けない精神を鍛えたところで、小さいころから受けている魂レベルでのダメージが残ったまま、自分の内面的な成長や見直すをするきっかけがないまま、 大人になっている方々が良く見受けられます。
本当は悩んでいるのに自分の直面したくない気持ちに蓋をしてしまい、そのまま過ごしてしまうとダメージが残ったまま愛着形成が行われてしまいます。
例えて言うならば、骨折していたのに放置して骨が曲がった状態で癒着してしまう『骨の変形治癒』のような気持ちが腐ってしまう行いが、愛着形成として行われてしまうのではないでしょうか。

 愛着障害を持っている人の口癖は『だって・でも』などの、否定的で自分を変えないものが多いのも特徴で、他人には優しくできるが自分を投影した人に出会ったときに、過度な癒着や拒否が起こるのだと自分の人生を通して体感しています。

 最近出会った18歳の男の子【Aくん】のお話です。 Aくんは家庭環境がとても悪く、人とのコミュニケーションも上手に取れないなど、自分をどう表現していいのか分からないと悩んでいました。
 A君と一緒にご飯に行く機会があり、しゃぶしゃぶを食べに行った時のことで、18歳にして初めてしゃぶしゃぶを食べたというのが衝撃的でした。 話を聞いてみたらとても大変な家庭環境で育ったのだと知りました。愛着障害を抱えていると推測される彼は、日常的に色々と悩んでいて、その悩んでいることを会話で汲み取ること、その上でのアドバイスも行っていましたが、自分を変えない正当化する努力が常に行われていて話す内容が後ろ向きなことが多かったです。

 そんな彼が筋トレに出会ってからの変化ですが、とても前向きになり悩みも減ったと喜んでいました。 私の感覚では、これがテストステロンの効果か…恐ろしいな…と思ったのですが、彼が望むのならばそれでもいいのでは?という気持ちもありました。
 少し複雑ですが、そこから愛着障害と筋トレの依存関係のようなものに、とても違和感を覚えるようになりました。
 愛着障害を自認せずに自分の本当の性格を変えてしまうと、私生活での支障が出てくると尾崎里美さんやどこかの教授が仰られていました。
「でも自分は昔からそういう性格だったから…」と多くの人から言われるのですが、貴方の性格は小さなころからの人間関係で形成されています。 取捨選択が出来ないお母さんのおなかの中から、家族間や学校などのコミュニティーで形成されるのが愛着形成としてなされます。
 愛着形成が性格に及ぼす影響は多大なもので、脳内の潜在意識がマイナスの意識で形成されてしまう恐ろしさがあります。 筋トレなどの身体に過度なストレスを掛ける運動は、テストステロン等のホルモンによって顕在意識を変えてしまいます。
 人間が思考する時の顕在意識と潜在意識の割合は、8割が潜在意識だと言われています。 意識が出来ない自分自身の8割がマイナスの意識ならば、自ずと思考もネガティブになってしまいます。
 自分と向き合って、顕在意識の割合を広げ、他人を見習い自分の悪いところを自認するための『認知療法』を自分で行わなければならないのではないのでしょう。

※一人で向き合うことは難しいことなので、カウンセリングが必要な方はおすすめのカウンセラーをご紹介いたします


 色々な意見はあると思いますが、育ってきた家庭環境の系譜からみると分かりやすいのではないのでしょうか。
 昔の日本は常用的に覚せい剤が使用されていた国です。 その異常さは皆が想像するよりか遥かに異常でしょう。 その代々受け継がれてきた系譜が脈々と続いているので、先祖から引き継がれているこの愛着形成を一度自分の代で見直しませんか?というお話でした。
 人生は長くも短いです、35歳以降に性格が変わらなかったら、自分の力で愛着障害を乗り切るのは難しいと思います。 死ぬまで自分の愛着障害と付き合わなければなりません。 私はそれが生き地獄だと感じるので啓蒙活動をしています。

愛着障害があるということは、とても辛い過去の中での人格形成が行われた 結果であってこの経験は何事にも代えがたいことだと思います。 貴方が困っていることを解決したら、同じ悩みを持っている人に寄り添えます。 自分の体験談として誰かが救われ感謝される方が人間力が高いはずですよ。 あなたは他人の人生においてネガティブな経験値の豊かさから、同じように苦しんでいる方々を指導する立場になりえます。闇が深い人こそ、誰かの光になりうると考えたらあなたの人生はより豊かになるはずです。

最後になりますが、ご拝読ありがとうございました。
貴方が変わる何かのきっかけになったら幸いです。

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