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【とても、個人的なこと 7】リリックをしたためる

『ラップスタア誕生』にはまっている。

さまざまなバックグラウンドをもったラッパー達がオーディションを勝ち抜き、その名の通り"ラップスタア"を決める番組だ。

ここ1.2年は耳にする音楽がすっかりHIPHOPばかりになってきていて、番組の存在もその傾向に拍車を掛けたように思う。去年出演して、優勝こそ逃したものの大躍進を遂げてる「skaai」は2022年おゆうが最も聴いたアーティストだった。身なりもかなり影響を受けてしまってる感は、否めない。

アーティスト自身の内から湧き出るリアルで体温が感じられる歌詞と歌唱表現に出会って、声にならない心の呻き声をあげるのが、個人的なHIPHOPの楽しみ方。弱さも自身のオリジナリティとして表現するカルチャーが、生きる原動力になってる。

今回は「AMO」と「7」の2人にとにかく食らった。2人のパフォーマンスには、流石に1人部屋の中で声が出た。あんたらもう、とっくにラップスタアだよ…

そういえば、コロナ禍でもて余した時間とエネルギーと感情のままに、リリックをしたためたことがある。自分の中で当時リアルだったことを、見様見真似でリリックにしてみるのは、純粋に楽しかったことを覚えてる。

「おゆうもLAMPからラップスタア目指したら?」なんて冗談を言われて、ちょっとだけ心わきたったHIPHOP的自分がいたのも確か。なので、またリリックをしたためてみようと思います。

この駄文散文な日記も、ともすればリリックか。

前したためたリリックと、その勢いのままRECした音源もさらっと曝け出しておきます。
ここが始まり、日々の合間に記すダイアリー。

決まりきったルーティンをこなす
それだけなのに
働きもしない脳のために使うカロリー

行き慣れたランドリー
で飲み干す缶コーヒー

ぱっと見着飾っていれば
なれると思ってた「かっこいい」

けれどたどり着いた先は
誰かの完コピ

真っ当に生きたつもりだったけど
何か違ったみたいだ

正解と不正解で仕分けされた教科書
意味も分からず言われた通り読んできたが
どうだろう

※fook
染み付いた思考回路の
霧晴らす 意志と体温

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