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不登校への態度の一貫性とその先

うちの娘は不登校である。
感受性が強く、学校での生活や人間関係がなかなかうまくいかない。
私も夫も、無理してまで何がなんでも学校とは思ってない。
定期的なカウンセラーの先生も、本人の気持ちを第一にして、行ける範囲で行けばよいという考えである。
学校側は、学校に来てくださいとか、どうしたらもっと学校にきてくれるだろうかとか、ガツガツな感じは全くなく、
夕方電話がきて、今日どんな様子でしたか?と一応様子を聞くくらいである。
本人も親としても、周りの態度の一貫性は大変ありがたい。

祖父母は、学校命みたいな時代で育っているので、学校にどうにかして行かそう、親が甘いからこうなる、学校側の姿勢が物足りないだとか、まあいろいろなご意見を言ってくる。私の実父は、学校に電話までしていたようだ。困ったものだ。
これまでの娘の様子、カウンセラーの先生との話など、事情を話し、今はそっと見守ることをお願いをした。理解をしてくれているのかは不明。
こういったやりとりは、本人に伝わらないようにとか、隠したりすることはしない。本人も薄々、ばあば、じいじがこういった意見を持っていることは感じているし、私達がいろいろと手を焼いて、苦労しているということもわかっていると思う。
そこは、社会で生きていくということは、様々な意見や見方がある中で、自分の生き方を探っていくことなんだ、という意味でも、良い経験だと思う。
今は、一貫性のある世界で、守られている中で育っている。ここでたっぷりの愛情と共に、自分の好きなことを見つけ、学校という場に拘らず、生きる力を養って欲しい。まだまだ時間はある。そして、いつかは守られていない世界(親がいない世界)に娘を送り出す時のことも考えながら、一歩一歩進めていけたらなと思う。

いじょう!

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