【長谷部 信連】以仁王の懐刀
長谷部 信連 【はせべ-のぶつら】 (?~建保6年〔1218年〕)
平安末期~鎌倉前期の人です。
『平家物語』では武勇優れ忠義に篤い人物として描かれています。
信連は後白河法皇の第三皇子である以仁王に近侍した武士として、以仁王の謀叛が発覚した際には三条高倉にあった王の御所に留まって、検非違使の手勢を相手に孤軍奮闘し、何人かの者に手傷を負わせています。
結局、信連は検非違使に捕らえられ、平宗盛の尋問を受けることになりますが、宗盛はじめ平家の武者たちを前に毅然とした態度で臨