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今日は老健への転院です

お世話になった名南病院で荷物をまとめてカバンに詰め込みます。

車イスに座らせる時は両手を持ってゆっくりと座ってもらいました。その母親に背を向けて看護師さんとお話ししていると、ワタシの背中のシャツがクシャクシャだったのでしょう、シャツを引っ張って直してくれました。母親ですね。

クルマに乗る時は座布団敷いた状態では上手くお尻を動かすコトが出来ません。引き抜いてシート直接にしたら楽そうに動いて座りました。一般の方では問題のないことが介護の世界で気をつけるところなんでしょうね。

座布団無しでちゃんと乗れました

クルマに乗って運転しながらムスメが
『リハビリの病院行くでね。名南病院ではあんまりやらんかったでしょう』
「・・・・」
『ゴハンも出るよー』
「泊まりがけか」
『そうだよー。移動せんでもいいでしょ』
「そりゃええなぁ」

なんだか遠足気分の母親です。

「遠いなぁ」
『そうだね』
「コレは一色へ行く道か?」
『そうだよ、よくわかるなぁ』
「親戚があったでな」

母親と車に乗るとアチコチに親戚があったみたいによく話します。昔は兄弟が5~6人いたので親戚や従姉妹はアチコチにいたんでしょうね。ただ今もお付き合いのある親戚でしたらわかりますが、遠い親戚の場合は全くわかりかねます。

「着いたよ~」

入り口は広い

車イスをお借りして入所する2階の認知症病棟に向かいます。以前施設の方に「エレベーターに乗る時はボタンを二つ押して下さい。『△』とか『▼』のボタンだけではエレベーターは動かない仕組みになっています」と伺っておりました。入居者が勝手にボタンを押して乗らないようにする仕組みになっているんでしょうね。

部屋は2人部屋でひとり分の面積は病院より少し広めといったところでしょうか。着替えを片付けて施設の方の説明を聞きに談話室
にうかがいます。以前面談の時に伺ったお話を再度伺い、書類何枚かにまたサインして入所完了です。

施設の方に伺います。

「着衣は家族が洗濯すると伺っております。着替えを持ってくるのは週一くらいでよろしいでしょうか?」
「あー、たぶん・・・良いと思いますが、それ以上の頻度でお見えになるご家族のかたもお見えになります」
服を着替えるのは週に何回ですか?」
「お風呂に週2回入りますのでその時になります」
「パジャマは?」
「週一回交換します。
ただ」
「ただ?」
「食事等で汚したりした場合はその都度交換します。なので週一のペースでお見えになるのであれば。服は2回分、パジャマは1回分に予備を足すくらいでご用意頂けると助かります」

服は6回分の上着とズボン、パジャマは4セット用意しましたので明らかに過剰投資ですね。まぁ、足りないより良いかもです。

「また来るからね」
「ああ」

と言いながら談話室で近くの方とすでにおしゃべりしております。コチラの施設は談話室にテレビはあるのですが、寝室にテレビはついておりません。必要とあらば持込んでイヤホンを使って見るコトになります。いまから一台テレビ買ってもどうかと思いますし、ちょうど入院する一ヶ月前に母親の部屋のテレビを買い換えたところですのでちょっと出費は抑えさえて頂きたいというのがホンネです。

一週間というものの、最初は3日ぐらいで様子を見に来て徐々にペースをつかんでいくという流れになるのでしょうかね。とりあえずこれからの介護は洗濯だけになりそうです。あ、施設のオカネはかかりますが。

では皆さまもお気楽に介護を。

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