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修道院とバター

 修道院といえば、やっぱり
  トラピスト修道院とトラピスチヌ修道院!

 だが、小学生の頃修学旅行で訪れただけだ。その頃は、詳しく知ろうなどとは思ってもおらず、ガイドさんのお話もメモは取るが大して聞かず、バター飴やクッキーを買いたいねと友達と話していた気がする。修学旅行後に行われる班ごとの発表のためにだいたいのメモは残そう、そうすれば後は大丈夫という心意気だ。

 小学生の修学旅行などそんなものではないか。親に手を振った後は、自由な冒険が始まるようなわくわく感で、大人になったような気持ちで過ごすのだ。
まさに親の気持ち子知らず。


 なぜ、突然私の頭の中に『修道院』が出てきたか…。

先日YouTubeで上沼恵美子さんの動画を拝見すると、ニンジンのグラッセを作っていた。



そこでなんと”トラピストバター”が登場!

 


 またこのグラッセがおいしそうでたまらないのだ。
私は道産子なのでもちろんこのバターの存在は知っていたが、おそらく食べたことがない。もうこうなったら食べるしか他はない。
 

 だが高級品である。


 ならばと夫にこの話をしたところ、夫の食欲を刺激しなんと購入してもらうことに成功。



念願のトラピストバター


 そう、トラピストバターといえば修道院!!

 

 ここでもう1つ事実が発覚。
私は夫と修道院へ訪れているらしい。
しかし私には一切の記憶がない。
その証拠となる写真も1枚も見当たらないのだ。

「他の人と間違ってないー?」「絶対にお前だよ」
「他の場所と間違ってない?」「修道院だよ」

「何も食べた記憶がないけど何か買った?」と言えば
「おそらく売店では何も買わずに見ただけだと思う」

これは私達夫婦が得意の、迷宮入りとなる難問だ。
これぞ”世にも奇妙な話”なのである。


 現在バターを使って、どんな料理をするか考え中だ。
なにしろ高級品を購入すると『もったいない』という気持ちで支配される。考えてみれば使わない方がもったいないのだが、普段のようには使えない。
 私の脳により、このバターを一欠片も無駄にはするなという使命が課せられた。

 
 作ったものはまた改めてこのnoteで紹介したいと思う。


▼2つの修道院について簡単に調べてみた。

トラピスチヌ修道院

 1898年創立。函館市湯川町。
前庭、売店併設の資料室の見学ができる。
修道院内は男性は入ることはできない
 (一般開放エリアは可能)
フランスケーキマダレナが有名!
ここの売店のみの販売で、原材料がたったの4つ。
卵、バター、小麦粉、砂糖。


トラピスト修道院

 1896年創立。北斗市三ツ石。
並木道は見どころ!敷地内売店有り。
修道院内は女性は入ることができない。
トラピストバター、トラピストクッキー、バター飴。
ソフトクリームもおいしいらしい!
(クリームだけでなくコーンにもバターが!)


 夫には悪いが、またゆっくりと修道院の見学がしたいものだ。そのときは、写真をたくさん撮りお土産もたくさん買おう。


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