別居親を、子供が嫌う理由

●別居親を、子供が嫌う理由

どうもです。満野和敏(みつのかずとし)です。

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いきなり、引き離された、悲しい気持ち。

でも、それを消化する事が出来ない日々。

自分が原因じゃない、トラブルに巻き込まれて、苦しむ日々。

受け入れれない事を受け入れるには、嫌いになるのが一番早かった。


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どうして、別居親の事を、嫌いになるんだろう?

確かに、同居親に、言われたから、そう思う事もあるかもしれない。

でも、それでも、最終的には、自分が決める事。

どうして、別居親の事を、嫌いと思わないといけなかったんだろう。

それは、自分の中で、消化する為だったんだなって思います。

毎日、会えない事に苦しみ、悲しむ。

辛い日々を送る。

それも、自分では、どうしようも出来ない事に、もがき苦しむ。

毎日が辛い。

どうしたら、この苦しみから、解放されるんだ。

僕は、父さんと会いたい、でも、もう一生会う事は無いんだ。

もう、会えないんだ。

いつまでも、この気持ちを持っていたら、自分がつぶれてしまう。

どこかで、気持ちを切り替えないと。

そうだ。

父さんを、嫌いな理由を、探せばいい。

父さんを嫌いになれば、この自分ではどうしようもない状況から、苦しまなくて済む。

そうやって、父さんを嫌いな理由を集めました。

そして、嫌いと思いこむ事が出来ました。

すると、楽になったんですね。

この生活に、順応できるようになったんですね。

子供にとって、どうしようも出来ない状況。

それも、自分が原因じゃない状況。

まだ、自分が原因なら、反省や改善など、色々な事が思いつく。

でも、自分が原因じゃない中で、いきなりトラブルに巻き込まれる。

それも、自分では、手足も出ない状況。

これは、とても苦しかったです。

生きている事も、苦しかったです。

だって、無理やり、嫌いじゃない親を、嫌いに思わないと、自分の生活に順応できないくらい、混乱した日々を送ったわけですから。

でも、僕は、子供として、一生懸命生きました。

あの時、両親も苦しかったと思いますが、子供の僕はもっと苦しかったです。

両親には、離婚をする理由や、嫌いになる理由があるかもしれません。

浮気、暴力、暴言、性格の不一致など。

でも、子供には、親を嫌う理由が無いんですよね。

子供は、変化していく生活に順応する為に、自分なりに、必死で生きているんですね。

その一つとして、別居親を嫌いになる。

これは、ひとつの生活に順応する為の手段です。

子供が、別居親を、本当に嫌いになる事はありません。

会えなくて辛いのは、親だけじゃありません。

会えない日々の中で、必死で、日々の生活に順応する為に、子供達も頑張っています。

だから、もし、子供が、別居親を否定する言葉を言ったとしても、表面上の言葉だけで、判断する事はやめてください。

子供は、そんなにカンタンには、両親の事を嫌いになる事はありません。

ただ、自分自身が生きていく為に、苦渋の選択を迫られて選んだ。

それだけなんです。

会えない苦しみは、親子とも一緒です。

それでも、子供は一生懸命生きています。

今だけに焦点を当て続け、子供と会えない事を、憂い続けるのでは無く、自分の人生を生きてほしいと思います。

会える時は、必ず来る。

その時に、やつれ苦しんだ親を見るよりも、子供が、会った時に、やっぱり、私の親だな。

そう思えるような、親であってほしいです。

子供にとって、親はいつでも、自慢の親です。

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