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ブックステイという試み。

ひととまるが「本と寝床 ひととまる」とリニューアルするにあたっていくつかの新たな試みを行なっています。

その一つがブックステイです。
本を持ってきたらその分宿泊代を引くサービスです。
1冊ごとに1000円引き、最大3冊まで。所定の用紙に情報を記入していただいたら、あとはチェックイン時に渡すだけ。

(詳しくはこちらをどうぞ)

賛否両論あって、父親には「いらない本を持ってきて無料で泊まろうとする人が出てきたらどうすんの?」と言われました。
多分、そういうことはないと思っているけれど、仮にそういう人が現れたらそれはそれでおもしろいと思っている。
ブックオフで100円の本を3冊買ってきて、それを好きな本ですと持ってきて無料で泊まる。その行為自体を否定するつもりはありません。
むしろ、それは人間の行動心理の一つとして、特筆すべきことであるとすら思います。


私はここ数年で貨幣経済に心惹かれるようになってきて、どうやって売り上げを上げるのかを考えるのがすごく楽しくなりました。ただその一方で、そうではない価値交換の世界だってあるのではないかと違和感のしこりが心の片隅にあるのも感じていました。

今回のブックステイで「貨幣に縛られない生活」を実現できるとは思っていないけれど、貨幣以外の価値に気付くいい機会になるのではないかと考えています。お金ではなく、もの、さらに言えばその人の持つ技術で私の提供する宿泊と交換する。ブックステイの他に「技術と寝床」ってのもやってます。

わらしべ長者よろしく、お金以外の交換で積み重なったものがお金以上の価値を生むかもしれない。そんな夢も持っています。

本は増えれば増えるほど、「本のある場所」としての価値は原則高まります。さらに、本を通じて関係が積み重なり、誰かの技術で宿の価値も高まっていきます。もしかしたら、それはお金を払って誰かにお願いする以上の価値を生み出すかもしれない。時間はかかるけど、そんな状態を遠目に目指してやっています。

まだまだ試行錯誤の段階なので、相変わらずトライアンドエラーを繰り返すことになりそうです。
定期的に状況報告のようなものを書きます。


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娘が最高にかわいいんです。
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兵庫県の日本海側、豊岡市竹野町で「本と寝床、ひととまる」というゲストハウスのような宿を経営。https://hitotomaru.com/埼玉県から移住し、そろそろ5年。子どもも大きくなってきてかわいさ満点です。noteではゲストハウスをキーワードに書き綴ります。
コメント (2)
この投稿を読んで、以前同じようなサービスをしているホテルがあったなぁ・・・と思い、調べてみました。具体的な内容はちょっと違いますが、本を持ってきたら割引をしてくれる点は同じ。その記事を覚えていたのは、条件の中に「ここでいう本は、『読むとワクワクし、ポジティブになれるもの』で状態が良いもの」と書いてあったからです。

単に本を持ってきたら・・・だけではなく、「ワクワクする」というのが印象に残っていました。もちろん、人によってワクワクする本、ポジティブになれる本は違うと思いますが、「これを読んだ人がポジティブになれたらいいな♪」と思って本を選んで持ってくる。そこが楽しそうですね。

私も旅は好きですが、泊まった宿の印象で、旅そのものの印象がガラッと変わります。関東在住なので兵庫(特に日本海側となると・・・)に行く機会はあまりないのですが、こちらのnoteを読んで、ご縁があったらぜひ伺いたいな、と思いました(^-^)/
fukuzoさん
コメントに気づかず返事が遅くなってしまいました。
「読むとワクワクし、ポジティブになれるもの」っていいですね。
のほほんでは、好きな本というシンプルなものにしていますが、もうちょっと具体的なテーマにしてみるのもおもしろいかもしれませんね。

関東在住なのですね、私たちも関東の出身なので、遠いのは痛いほどよくわかります。
なにかの機会に来れそうでしたら、ぜひお越しください!
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