見出し画像

GWを終えて

リニューアルからのいきなりの繁忙期ということで至らぬこともありましたが、なんとか乗り切りました。気付いたことを箇条書きでまとめてみようかと。

・地元向けかゲスト向けか
「本のある場所、のほほん」の方向性をとてつもなく迷っておりまして、リニュアルに際し作ろうとした空間は「静かに本を読める場所」です。
そのための席や本棚の配置だったり、ライティングだったりします。
ただ、地元の方が求めているのは「飲み屋」なんです。プチ同窓会や友達同士で集まって、ワイワイとやる場所。これは「のほほん」とする空間と相反する需要です。
じゃあどうするのかというと、自分の中で結論は出ています。
「静かに本を読める場所」にします。
ワイワイとするのは原則なしにします。
ただ、私は「竹野」という地域で生きる一人の人間でもあるので、地域の需要にも応えたいと思っています。ですので、貸切で宴会も対応することにしました。貸切の時は宿泊はなし、裏を返すと宿泊がある時は貸切は断ることにします。あと宴会でなくても4人組でワイワイしそうな場合も遠慮させてもらうことにします。地域に浸透させるには時間がかかりますが、少しずつ理解してもらいます。

申し訳ないのですが、全員を満足させることは難しいです。
50代の人と20代の人が求めるものは違いますし、男性と女性で求めるものも違います。年が同じでも価値観が違えば求めるものは違います。
以前はさまざまな価値観の中間値も拾おうとしていたのですが、もうやめることにしました。
中途半端なことをしても、意味がないことに気付いたので、響いて欲しい人にちゃんと響くように無駄を削いでいくことにしました。

だから、地元の方の一部からはわけのわからんお店になると思いますし、あそこはダメだって言われると思います。でもそれでもいいです。
時代はトンガリです。

・個室の需要が高い
あいかわらず個室の需要が高かったです。ドミが満室になったのは一日だけで他は空いていました。ゲストハウスなので、ドミトリーは残しますが、時期によっては個室のみってするのもありだなと思うようになってきました。

・自社サイトだけでもそれなりに埋まるようになってきた。
今回はリニューアルの工事が間に合うか不安だったので、OTAは使わずに自社サイトだけの予約にしました。結果的に個室は連日満室でドミトリーだけが空いている結果になりました。(5,6日を除く)
自社サイトで予約してもらうことのメリットは再三書いているので、ここでは割愛するが、自社サイト経由のお客さんはみんないい人ばかりでストレスフリーだし、コミュニケーションがとれるので楽しい。
これからも自社サイトで予約してもらえるように策を練っていきます。

・昼の営業をしたい
お店の雰囲気的に昼はやりたいです。ただ、今でもマンパワーが限界なので、誰か一緒にやってくれる人を探します。

ということでGWの振り返りでした。気付きはちゃんと生かしていきます。

読んでいただきありがとうございます。 みなさまからのサポートは子育てに使わせていただきます。