社会に出る扉の前で感じること

明日は入社式。
一応1日に所属は今の会社になっているが、正式な一歩目は明日だと感じている。

この最初の文を書いたらちょっと緊張してきた。笑

ここからの生活の意気込みとまでは言わないけど、感じてることはたくさんあるので、それを言葉にしてみたい。

同期という存在

大学卒業後、ぼくは一般企業に就職することを決断した。病院行こうと思ったこともあったし、起業も考えていた。

結局そのどれでもなく、スタートアップ支援をしている、しかもの会社。人生ってどうなるのかほんとわからない。

決める前も、決めてから今日までも、何度もこの決断でよかったのかと考えることが多かった。

おもしろいというところはあれど、ここは違うんじゃないかというところもあるし、とはいえここだからできることもある。そんな風に思う。

そんな中、昨日は一足早く同期の何人かと集まって飲み食いしながら、ああでもないこうでもないと話す場があった。

初めて話す人がほとんどだったが、すぐに打ち解けた。

どうでもいい話もしつつ、なぜこの会社に入ったのか、何を大事にしてるのか、色んな話をした。

とにかくみんな意志が強い。それはこうやろ!いやこうだ!初対面なのにかなりの深度まで話したし、バチバチにぶつかることもあった。

これが東京かあ。そんなことを感じた。

北海道での大学生活は、色んなことがあったし変化もたくさんあったが、最終的にぼくは周りにかなり気を遣っていたし、配慮しきれないときは自分から距離を置いた。

自分の強い意見が、意図せず人を傷つけることもあると思っていた。だからこそ、顔色をうかがっていた。

でも、昨日は自分の想いや考えをまっすぐぶつけられる安心感みたいなのがあった。それが不思議だったし、久しぶりの感覚だった。

こういうところは違うと思うし、ダメだと思う。でも、大前提あなたをリスペクトしてる。そんな感じ。

それがいいのかどうかはよくわからない。けど、同期という存在は貴重だと思った。

同期というのはこのタイミングしかない。
そのタイミングでの出会いは本当に運命的なものだと思う。

これからぶつかりながら、助け合いながら、仲間といえるような関係でいれたらなと思う。

大人

ぼくは小さい頃から「大人」が大嫌いだった。

身体が大きくて、少し自分より長生きしただけでなんでこんなにも偉そうなんだと思うことが多かった。

こんな大人になりたくないという人もたくさんいた。

今、ぼくはその大人になろうとしている。というか、もうなっている。

あの頃の自分が今のぼくをみたら、「お前みたいなやつになりたくない!」と言われるだろうか。

逆にぼくは、偉そうになっていないか。
自分と向き合いひたむきに、コツコツ頑張れているか。
子ども心を忘れていないか。

そんなことを問われているタイミングな気がしている。

どんな社会人になりたいのか、ぼくにはまだ明確な答えはない。

でも、一つだけ言えるのは、あの頃「こんな大人になりたくない」というやつにはならないこと。それだけは大事にしたい。

あの頃の自分がどんな大人に対して苛立っていたのか。まだ不明瞭なところも多いけど、その感性を忘れずに、自分なりにまた少しずつ歩んでいきたい。

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