在宅で働くときに気をつけていること⑬ 家事はしない
このnoteは、小屋野恵のWEBサイト「アラカンどうでしょう」の過去記事からピックアップ&転載するものです。基本的に表現は当時のままなので、その点お気をつけください。※アイキャッチは旅行先のキッチンです。わが家のはこんなに立派じゃない💦
#リモートワークの日常
2020-05-20oyanomegumi
家で仕事をしている時、
いいなぁと思うのが
「洗濯物を外に干せること」
午後からにわか雨の予報があっても、
降り出したらすぐに取り込めるのですから、
安心して干せますよね。
洗濯物の出し入れぐらいなら、
どうということはありません。
短時間で済むことですから。
でも、その延長線上で家事に気持ちが展開していくのは
ちょっと危険かも?
たとえば「あ、ついでだから畳んでしまおうか」
「ちょっとアイロン掛けちゃおうか?」から
衣替えとか、いらない衣類の選別とか、
気になっていた棚の整理なんかに入っていくと、
もう仕事には戻れなくなります。
同様に、煮詰まった気持ちで見上げた
シーリングライトのカバーに小虫の死骸が! とか、
カーテンの上にホコリが! とか、
気付いちゃっても、そこは休みの日の課題に。
「今日は天気もいいし、さっと洗えばすっきりするよなぁ」と
思ったとしても、それは休みの日まで見ないふりで。
さらにさらに、
ランチの準備にキッチンに入って、
「あ、このタイミングで●●の下ごしらえをしておくと、
あとがラクだなあ」と思っても、それも極力やらない。
食材を冷凍庫から出して冷蔵庫で自然解凍、
程度ならいいけど、
ここで本格的な下ごしらえが始まると、
また仕事に戻れなくなります。
在宅で仕事をするという日は、
家が職場。
その一日に、細々と家事を挟み込んでいくと、
結果的に自分がしんどくなるんです。
過重労働になっちゃう。
これも私が痛い目にあったことです。
家事はエンドレス。
一つ片付けても、次が出てくる。
特に通勤で仕事をしていたときに
見てみない振りをしてやり過ごしていた家のことが、
急に目に付くようになる。
「やるなら今だ!」と心の中でスイッチが入りやすいのです。
そうすると、本来仕事だけしていればいい一日に、
予定外の用事が割り込んでくる感じになる。
限られた時間が、不要不急の家事に浸食されるのは、
仕事の効率を下げ、
気分的にもしんどいことになるのです。
在宅の仕事と家事をうまく組み合わせて、
それぞれを気分転換として、
切り替えていけたらいいのですが、
過去30年の経験で、うまくいった試しはなし。
この時間は買い物に行く、とか
ジムに行く、というふうに、
物理的に場所を移してしまうのはまた別です。
今は難しいですが・・・・・・。
これは用事を済ませて帰宅したら
また仕事モードに戻りやすいように思います。
ついつい家のことと仕事を同時に片付けていこうとしがちですが、
それは結局どっちつかずになる、
そして、自分をただ忙しくしただけ、
という落とし穴に落ちちゃう、
ということで、どうぞご注意くださいませ。
※2021/07/15追記
コロナをきっかけに生協の宅配利用を再開。
この数十年の進化は著しく、
老夫婦二人の日常の食事は、
半製品もしくは冷凍食品で十分。
さまざまなバリエーションを楽しめて、
時間もかからず、とどさんでも作れる!
通勤の日々では、週に一度の買い出し、
大量の下ごしらえに休みの半分もっていかれていたので、
それに比べたら本当にラクラクになっています。
子育て世帯でも、食費は増えるとおもいますけど、
その分できる時間の余裕ってけっこういいかもです。
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