泣くのもカッコイイしょっ!


(※この文章は2014年7月に書かれたものです。)

コーチの男泣き

ちょうど、この時期は部活に入っている
中学生にとっての最後の大会(中体連)が
各地で繰り広げられています。

うちの息子もバスケットボール部で
感動的な試合を見せてくれました。
二回戦を勝った時の事です。
大学を卒業したての若いコーチは
試合後のミーティングで
「みんな、本当によくやってくれた」と
嬉し泣きをしていたそうです。

息子の話ではコーチは50人もの
部員をまとめるのに苦労をし、
少しの時間があれば、バスケのチームづくりの
本をいつも熱心に勉強していたそうです。
なかなか勝てないチームだったので
最後の試合でいい試合ができ、コーチの喜びは、
ひとしおだったのだと思います。

先日、サッカー部も三回戦まで勝ち進み、
本当に感動的な試合をした後に、三年生からの
「先生が来てくれて、こんなにいい試合が出来て
楽しかったです」という言葉に
若いコーチは号泣していたそうです。
サッカー部は、顧問の先生が見つからず
半年以上も休部していたので、
なおさらだったのだと思います。

わこの本、「泣きたいときにはないちゃおう」
にもあるように、子どもや親にも限らず、
男性でも女性でも泣くという事は
自分が元気を取り戻すのに
素晴らしい威力を発揮します。

その事を知っているのか、
特に若い世代の人達の間では、
男性が泣く事に対して
好意的に思う人が多い様に思います。
ステキな事だと感じます。

息子もバスケの三回戦を負けた時には
悔しかったのでしょう。
友達と顔をグシャグシャにして
大泣きしていました。
ところが、そんな姿を見た女子バスケの子達は、
「そういうのもカッコイイしょ」と言っていました。
本当に、若い人の感覚は素晴らしいと思います。

ふーちゃん

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