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先天的色覚異常

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ユニークな色の見え方をする筆者が書いた色の認識とズレ
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色覚特性(異常)といらない配慮について

色覚特性(異常)といらない配慮について

こんにちは!おやまのようちえんの酒井です。
前々回、私のユニークな色覚と多様性について書いた記事が好評だったので、今回も色覚の話題をベースに多様性について少し踏み込んで書いていきます。

百害あって一利なし!変な配慮はいらない

先にひとつ訂正しておきます。

前回このように書きましたが、「色覚異常」という言葉も使わなくなり、いまは「色覚特性」と呼ぶそうです。視能訓練士をしている友人から教えてもら

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色がわからない(?)私が感じる多様性とは?

色がわからない(?)私が感じる多様性とは?

こんにちは!おやまのようちえんの酒井です。

私は「色弱」です。
赤と緑、青と紫、黄色と黄緑色、灰色とピンク色などを区別するのが難しいです。

「色弱」や「色盲」という言葉はいまは使わなくなり、「先天性色覚異常」と呼ぶそうです。

日本では男性の約5%、つまり20人に1人くらいいるそうなので、そんなに珍しくはないのですが、いわゆる「健常」の方にはどう見えてるのか不思議なようで、ときどき「どう見えて

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