自死で人を亡くすということ
私は、高校時代に先輩と後輩を自死で亡くしました。
温かくて、優しくて、よく笑う先輩と
真面目で、穏やかで、堅実な後輩でした。
悲しみと同時に
自死に対して「どうして?」「なぜ?」と
問いかけてばかりの毎日を過ごしました。
「なぜ、助けられなかったのか」
そんな日々の中で
私に新たな気持ちが芽生えました。
「もう誰も死なせたくない」
皆さんの身近な友人や家族、恋人で
生きるのが苦しく、悩んでいる人はいますか?
私は今まで生きてきて、周りの人に一定数います。
夜に泣きながら電話をかけてきてくれる人
「助けて」と言葉にできない人
何かにずっと囚われながら生きる人
いろんな人が私の周りにはいます。
みなさんはどうですか?
私のことを頼りにしてくれている友人に対して
私は「なぜ私を頼ってくれるのだろう」と思います。
私は、救えているのだろうか。
とずっと自分に問うてる日々が続いています。
それでも、私が発する言葉、行動で
何か一つでも変わるのであれば
これからも支えていけたらいいなと思います。
今、人生疲れたなあと思っている人、
わかるぞ、その気持ち。
本当に誰も自分のことなんか認めてくれなくて、
自分の存在価値なんかないって思う時がある。
苦しくて辛くて嫌な日々だったとして、
それでも今日まで生きててくれてありがとう。
そして、もう少し、生きていてほしい。
どうか、生きていてほしい。
少し昔のことを思い出して書き出しました。
今日もどこかで生きるあなたへ
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