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「丁寧」は「義務」や「惰性」を超える

 お昼に本屋を回っていると、他の平積みの本たちのあいだにぽっかり空いた穴がある。
 なんとなく気になって覗いてみたら意表を突くタイトル。「いつも綺麗じゃなくていい」
 綺麗のススメとか、美人になるためになんてタイトルが並んでいたから、更に気になって本をめくるとある言葉に出会った。

「丁寧」は「義務」や「惰性」を超える
     
 松本千登世 『いつも綺麗じゃなくていい』

 素直に素敵だなぁと感じた。
 内容は化粧品のオールインワンに反対を唱えるもので、肌に向き合う時間を増やしましょうということ。「ケアしなくちゃ」じゃなくて「ケアを楽しむ」

 だから「丁寧」は「義務」や「惰性」を超える。その通りだなぁとしみじみ。

 物凄いスピードで過ぎていく日常だからこそ、ひとつひとつに丁寧に向き合う。大切にする。

 これだからほんやめぐりはやめられない


     言葉が人を癒す taiti

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