アウトプット大全

誰にでもできる『アウトプット大全』7つの実践

「日本一アウトプットする精神科医」樺沢紫苑さんの『アウトプット大全』は、2018年8月に出版され、2019年1月までの半年間で30万部以上を売り上げ、ビジネスマンや学生をはじめ多くの人の知る本になりました。
 そんなビジネス書の金字塔『アウトプット大全』の実践ポイントとを7つに分けて簡潔に解説してゆきます。分かりやすくかつ厳選して執筆しましたので是非お付き合いください。

★時間のない方、興味のない方は1、2のみ見て頂ければ、内容が分かるようになっています。

目次
1、主旨
2、7つの実践ポイント
3、補足
4、感想

1、主旨

3:7の法則(インプット:アウトプット)

全ての学習においてインプットはもっとも大切なことと私たちは学校教育を受けてました。「先生の話を聞く」「黒板をうつす」「本を読む」などのインプットが奨励されてきましたが効果の方面から言えば噓です。実用的な知識にするには「アウトプット」をするしかないということです。

「え?アウトプットって何をすればいいの?」

それでは実践ポイントを紹介してゆきます。

2、7つの実践ポイント

①話す、書く、行動するのサイクル

最も初歩的なアウトプットが形にのこすことです。本を読んだ後、映画を見た後、会議(授業)の後、自分なりの形にして残しておくだけで保存期間はしなかった場合に比べ2倍に増えます。それを相手に伝える。行動にうつす。基本的にはこのサイクルを意識して徹底します。大切なことは「そのままにしておかない」ということですね。

②フィードバックを活用せよ

①に取り組んだ際発生するのがフィードバックです。フィードバックとは業務内での行動などを評価した結果を、その行動した人や会社に対して伝え返すことです。プレゼンを行った際にもらった意見やアドバイス、SNSへの投稿に対する返信、先生や上司からの(個別的な)指導などが該当します。せっかくのアドバイスや意見を無駄にはしていませんか?活用してこそ意味があります。

③2週間に3回使った情報は長期記憶される

著者の樺沢紫苑さんは「レジから金庫にお金を移す作業」と呼んでいますが、脳が重要な記憶だと識別してそれを使える状態にするということです。自己啓発本に載っていた実践ポイントやセミナー、講習会にいってえた知識や技術。「わぁすごいな」「勉強になったな」でおわるとそこにかけた費用はすべて無駄になってしまいます。①知人(家族、友人、恋人)に話す②SNSで発信する③日記やメモにとっておくなどして3回のボーダーラインを超えましょう。

④30点ルール

 書類や課題、或いは設計図など完璧を求めるあまり。作業が進まず、期日ギリギリになってしまう方が多いと思います。完璧主義の考え方はアウトプットの障害になってしまいます。アウトプットにおいて大切なことは「小さく、早く始める」ことです。脳内にあるものを先ずは形にしてみる。後からいじくる。そうした作業をこなして洗練させてゆくことが大切になります。30点ほどの出来栄えで進めてゆくことを意識しましょう。

⑤教える

 意外に思われるかもしれませんが「教える」ことはアウトプットの中でも最も質の高いアウトプットです。子どもがよくお母さんに体験したことや知ったことを話すのは教えることによって自分の記憶が定着することを本能的に知っているからなんですね。大人も変わりません。知り得た情報や知識を自分なりに形に変えて「教える」ことが大切です。「SNS、ブログ、日常会話」など「他人に向けた発信」すべて教える行為です。少ない量でも発信したことの効果は絶大です。

⑥習慣化

 アウトプットの重要性に気づいても中々行動に移せないのが私たち人間です。特に時間に追われるようにして生活してるかたがアウトプットするの容易じゃないですが              1、Twitter→140文字のなかでいつでもどこでも発信できる   2、メモ機能→同じく手軽にできます。            3、音声機能→打ち込むことが面倒で逃していたアウトプットが可能                             4、日記をつける、のように簡単にアウトプットできます。なにも特別ことではありません。また月に3冊読んでアウトプットしないよりも月に1文読んでアウプットした方が効果はあります。インプット過剰の人はその量を減らして確実にアウトプットすることを心がけてみてください

⑦期限化・細分化したtodoリストの作成

ゴールのある目標には向かいやすくなります。そしてそのためにすべきことが明確にならばなるほどさらに達成率が上がります。読書をしたら1週間以内に感想文を書いたり、数日以内に気になったところや、疑問を書き出すだすなどの工夫でアウトプットの質はどんどん向上してゆきます。○○までに○○する。そのために○○をしておく。のように細分化と期限化をあなたのtodoリストに加えましょう。

3、補足

7つの実践ポイントを解説してゆきましたが、「誰かに話す」だけでも充分アウトプットになっています。社会人であればより多くの場面でアウトプットができるように心がけられますし、学生でば「教科書を読むより問題を数多くとけばよい」だけのことです。Twitterやメモ、日記、もちろんnoteもどんどん使ってアウトプットの数を増やしてゆきましょう。

4、感想

 『アウトプット大全』は今までになかったアウトプットの教科書です。現在はアフィリエイターやブロガー、インスタグラマーなど個人が他者へむけて何かを発信する時代ですが、学校教育ではインプットが主流になっている今、自身でアウトプットを学ぶことは必須になってきているのかなと思います。『アウトプット大全』はアウトプットの独学にもってこいの1冊でした。明日からのアウトプットが楽しみになること間違いなしです!


ここまで読んで頂きありがとうございました。宜しければ感想やご意見などいただけると幸いです。これからもよろしくお願いします❕


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