土のある場をつくりたい。
雨が湿気を帯び、少しだけ梅雨の気配を感じるようになりました。そんな5月6日(土)、せんdeアートの会を実施しました。
準備段階にて。素材をどう配置するかが、場の創造に大きな影響を与えたりするのですが、そんな大切な役割を今日はわが子たちにお願いしてみました。
網目模様はステーキみたいだねえなんて言いながら。大人にはない発想で並べてくれました。
こちらは良いアイディアを思いついたようで並べ直し。こだわりを感じます。
屋内だからこその魅力的なディスプレイになりました。
さっそくアートの会がはじまります。
何が起こっているのかな。
題名は「地球に貼り付けられた人」。
あら、こんなところにも。
着飾ったり、プレゼントしたり。
みんなの創造に触れながら。
矢印をさがしてね。
くぐりぬけたらどうなるかな。
ここ2年は、新型感染症対策のため、同じ空間にいながらもなんとなく家族ごとでのワークとなっていました。ひさびさに制限のない空間で、子どもと子ども、子どもと大人、さまざまな相互作用が大きく働いていたように感じます。
今回は、はじめての試みも。「せん」からはじまる世界をみんなで冒険し、表出した空想をスケッチします。
どんな世界があらわれたかな?
冒険の世界を言葉に。
みんなで拍手!
OYAKOLABOがつくる「アート」の場は、一般的な「アート」とは少し定義が異なるように感じます。
それは、美しい花を鑑賞するというよりは、土が積もっていく方がイメージに近いのかもしれません。自然や人やモノとの関わりが栄養になり、植物が育っていく。その繰り返しで、土は確実に積もっていきます。しっかりとした土壌があるからこそ、植物が根を張れる。
これまで関わってくださった方々のおかげで、今のアートの会があります。これからも試行錯誤しながら、そんな土のある場をつくれたらいいなと思っています。
貴重なゴールデンウィーク、雨の中ご参加いただいたみなさま、本当にありがとうございました!
次回は5月28日(日)あそび編「春の野イチゴさがし探検の会」(半数以上埋まっているのでお申し込みはお早めに!)
アート編は6月24日(土)「そざいdeアートの会」を開催予定です♪
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