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「公立の小学校」でかっこいい大人の話、こんなふうに始まりました


地元で小学生と学びを楽しむワークショップを細々と続けていたころ、知人にお話をしてもらうことが何度かありました。けれども当時、それを学校でやろうとは思いもよらず。学校に保護者以外の外部の人間をいれることは「無理」だと思いこんでいたから。
ところがある授業参観日、学校に出かけてみると「こども医療センターの医師」がお話している。いきさつを聞いたら、当時の担任が呼んだという。

なんだ、できるんじゃん♪

当時我が家の一号の卒業間近だったこともあり、中学生の頃から海外ボランティアを続けている大学生に教室でお話をして頂くことを交渉。
あっさり実施。思えば、晴れてこの企画第一号でした❣️

一号が卒業した翌年度、かっこいい大人の話を聞くには少々幼い
我が家の二号の学年。
(私は5.6年生くらいが適齢かなと思っています)
それでも、道徳の授業の一環として友人に来てもらいます。

このとき来てくださったのはこの方↓加藤さくらさん。
https://www.huffingtonpost.jp/ishijima-mizuho/charming-care-japanblog_a_23607279/
さくらさんの記事。マコちゃんの話。
https://charmingcare.org/2018/12/01/sakura1/?fbclid=IwAR28nNfe61eheQih8c4rbmgxJzhSioAyrOPwQ20ZNH4l8tEXGws76eNyMFg

この時は学校との交渉が大変!
担任に確認すると、あるあるの「校長に聞かないと」。
昨年もやったんですよねー、というのを切り札になんとか交渉成立。
しかも2時間枠をもらう約束をしていたのに、当日になって担任に「2時間もやるんですか?」といわれ、目が吊り上がりそうでした。が、何のことはない、終わってみたら「すごくよかったですねぇ。体育館で全校生徒に聞かせてあげたかった」とかおっしゃてましたよ…

2回の実施を経て、もう少し頻繁にいろいろな大人の話をきけたらいいのにな、と思うようになります。1年に1回2時間より、時間が短くても月1回くらいで続けられたら、子どもたちの中に軸が作られていくのではないか?


そんな想いを抱えての翌新年度。担任と話している時に「こういうのやりたいんですよねぇ」とお伝えしたら「いいですねぇ」と返ってきました。
「それじゃやらせてくださいっ!」と前のめりになったのは言うまでもありません。

この時課題となったのは、上長の許可、授業時間のカウント、お金が出ないこと。
校長先生の許可は、昨年一昨年と同じだったのでまぁ出る。授業時間は朝の会から30分くらいの時間を提案されました。
(授業カウントの調整がしやすいということみたいでした)
お金がないので、近隣の「かっこいい大人」にボランティアで来ていただくことに。
(遠方の方は自分で交通費は出そうと覚悟を決めていました)

なんだ、できるんじゃん‼

授業数がどうの、お金がどうの、というのは結局言い訳でしかない。
壁はコツコツたたき続けていると、あるとき急に崩れる。
そんなことに気づいた、小学生保護者8年目の春でした。

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