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生命の芽吹きを感じよう:バケツ稲を栽培してみませんか?

日差しが柔らかくなり暖かな春の息吹を感じる今日この頃。

そうです。

もうすぐ田植えの準備が始まります。
地域によっては始まっています。

しばらく休んでいたのですが、今年はまたバケツ稲栽培キット(種籾、育て方資料)の配布を再開しようと思います。
先着10名様分くらいはあると思います。

ご希望の方は、郵便番号、住所、氏名をご明記の上、メールにてお申し付け下さい。
oyako.kitchen@gmail.com

まず、種籾を水に浸けて発芽させます。
種籾が手に入らなければ玄米でも大丈夫です。

少し深さのある小皿などにキッチンペーパーなどを敷いて水を吸わせ、その上に種籾を並べます。左が玄米、右が種籾です。
キッチンペーパーが乾かないように、毎日水を少しずつ足して下さい。

数日経つと発芽します。

左が玄米、右が種籾です。
右上からピョコっと白いものが出ていますね。可愛いです。
この状態がいわゆる発芽玄米です。

発芽玄米は玄米よりも割高なので、自家発芽させて召し上がる方もいらっしゃるようですね。

さらに数日経つと、芽と根が伸びて来ます。

白いのが根、黄緑色が芽です。
玄米からも芽が伸びているのがわかりますね。

別に用意しておいた土に撒きます。

田んぼの土に近い黒土と腐葉土を混ぜたものをご用意下さい。園芸店などで手に入ります。

どんどん成長して葉が伸びて5枚になったら、田植えです。

1度抜いて、バケツの土をよく混ぜ、数本まとめて植え替えます。

バケツの他、魚の入っていた発泡スチロールの箱など水が溜められれば何でも大丈夫です。

バケツなら1株分。
上記の魚箱で2株程度でしょうか。
2Lのペットボトルの上部をカットしたものでも出来ますが、気温の高い真夏にはすぐに干上がってしまうので注意が必要です。

しばらく経つとどんどん葉が伸びます。

田植えの時期によりますが7中旬〜8月頃になると出穂します。

出穂して、稲の花が咲くのを見るのは感動ものです。午前中の2〜3時間しか咲かないので、マメにチェックが必要です。

このまま稲穂が頭を垂れるまで育てて、秋には稲刈りが出来ます。

刈った稲は束にしておき、干して乾燥させ、来年の種籾にしたり、精米してお粥を炊いてみるのも良いですね。

まだ出来ていませんが、今年はこの稲を使って納豆を作るところまでする予定です。

水やりさえ気をつければ、意外と簡単に育ちます。育てるだけなら簡単です。
ただし、美味しいお米に育てるのは大変です。
そこも体験できますよ。

小学生のお子さん、特に3〜5年生におすすめです。5年生の社会科で農業を学ぶ際に稲作の単元があるので、学校によっては田植え体験などすることもあるようですね。

今から観察記録を残しておけば夏休みの自由研究にもなりますし、社会科の学習の理解が深まります。

普通のこども料理教室は、バケツ稲を栽培したりしないんですよ。
だから私の教室は「食育教室」なんです。

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