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栗仕事2020

毎年この時期は、夜な夜な栗仕事に追われるわたくしですが、今年はどうだったのか、ご紹介したいと思います。

まずは、例年の栗仕事はこちら↓

今シーズンは実家から1.5kg、能勢から3kg、合計4.5kgの栗仕事となりました。
今年は、何を思ったか突然焼き栗研究を始めてしまいまして…
多分1kgくらいは焼き栗に使ってしまった気がします。そのため、例年よりも作った種類が少なくなっていますが、今年は新兵器を導入したこともあり、色々はかどったと同時にうっかりやらかしまして、来年以降に反省を活かしたい所存でおります。

まずは実家から届いた分は全てマロンクリームにしてしまいました。
実家の栗も美味しいんですけどね。
畑の防風林として植えてあるだけの木なので、別段手入れなど全くしていないので品質的にはそこそこな訳なんですよ。
能勢から毎年取寄せているのは、信頼のおける栗農家さんですし、大粒を選り分けて送って頂くので、それはまぁ素晴らしい栗なわけです。
そう言うわけで、能勢の銀寄栗はマロングラッセや渋皮煮や甘露煮になるわけですね。

マロンクリーム

まずは栗を柔らかく茹でて牛乳と砂糖で伸ばしたマロンクリームです。夫の朝食用にも使います。

マロンパフェ

市販のバニラアイスの上に自家製マロンクリームをたっぷりと絞り、大粒の渋皮煮を乗せた贅沢な一品です。余計なものは乗せません。
(無かったから)

マロンシャンティ

グラスにマロンクリームを入れ、渋皮煮を乗せ、生クリームも乗せました。
パフェのバニラアイスが生クリームになっただけですね。生クリームが35%だったので、絞りは断念しました。

焼き栗

生からグリルで焼いてしまうと、火が通っていても固いし、甘味も出ない…と言うことで、オーブンで低温焼きしてみたり、冷蔵庫での低温貯蔵からの茹で→グリル、圧力鍋→グリルなど色々試したので、それはまた別に詳しく書こうと思います。

マロングラッセ

昨年は作らなかったマロングラッセを今年は復活させました。
なぜかと言うと、スロークッカーを手に入れたからです!素晴らしいですよ、スロークッカー!栗が揺れない!踊らない!!

栗が1つも割れなかったのは初めてです。ただし、うっかりをやらかしまして、納得いかない仕上がりに…この反省を来年に活かしたいと思います!!

渋皮煮

これだけは絶対に外せない。毎年作る渋皮煮。

私は渋皮煮が食べたくて毎年栗仕事をしているのです。大好きだからたくさん食べたいのに買うとお高い…「あ、そっか!作れば良いんだ!」みたいな。
今年は渋皮煮とマロングラッセを同時進行せず、マロングラッセが終わってから渋皮煮に着手したため、マロングラッセに使った死ぬほど砂糖が入ったシロップを渋皮煮に流用出来たのが我ながら上手くやったなと、ほくそ笑んでいる次第です。

栗と豚バラのおこわ

本当は栗と焼豚が入った中華おこわが食べたかったんですよ。でも最寄りのスーパーで買える焼豚は残念ながらあまり好ましくないのでどうしたものかと考えた挙げ句、このような形に落ち着きました。
おこわ欲は半分くらい満たされました。

甘露煮

お正月用に栗きんとんに入れる甘露煮も作っています。

今年はスロークッカーを買ったおかげでほとんど割れずに出来て感動!!
梔子の風味が苦手なので、無着色でやってみましたが問題なさそうです。(写真の色が若干飴色なのは、渋皮が少し残っていたり、スロークッカーのスイッチ切り忘れたりしたからです)
来年は完璧にいけそうです!

と言うワケで、今年は例年よりも控えめな栗仕事になりました。
では、また来年!!

試作のための食材費や、子供達が使いやすい調理器具の購入に使わせて頂きます!