アトラス山を越えて[Tabi in Morocco]#3
こんにちは、旅行が大好きな牡蠣ねこです
モロッコにゴールデンウィーク7泊9日で行ってきたのでその記録を残すよ
前回はマラケシュを散策した2日目をつづったよ。
朝8時にはマラケシュのリヤドを出発
ここから移動が多い日程になるよ
アルガン100%、日本語2%
車に2時間ほど揺られてアトラス山を登っていくよ
半分くらい寝てしまっていたんだけど、乾いた大地から岩山になったり、川の流れる谷にデーツやオリーブの畑があったり、しかもそんな過酷そうな山の中にぽつんと集落があったり、景色の移ろいが面白かったよ
さて、2時間の後にたどり着いたのは「アルガンオイル屋」さん
ちなみにここで気温はすでに10度以下。マラケシュでは20度くらいあったのにね。ねこには寒すぎる
アルガンオイルを作っている工場も併設されたアルガンオイルのお土産屋さんで、純度100%なのでおすすめみたい。
人力の製造工程展示があってちょっとジロジロ見るのが申し訳ない感じ。ローストされたアルガンオイルはほぼアーモンドの香りがしたよ。
店員さんが日本語でしゃべってくれるけど、2%くらいしか聞き取れないので英語で喋ってもらったほうが理解できるかもしれないね。
アルガンオイルは美容用と食用で大別して2種類あって、60mlで250DH(約4,000円)、30mlで180DH(約2,880円)だったよ。
日本で買えるのと一番違うのは、美容オイルに香りのフレーバーが色々あるところじゃないかな。ダマスクローズ香、ラベンダー香など合わせて10種くらいあったよ
【要注意①】美容用でも顔に使うのはNGって言ってたよ
【要注意②】ボトル詰めも多分手作業だから見比べると内容量の個体差がまあまああるよ(5mlくらい違ったり、色の濃淡も違う)
支払いはディルハムだけじゃなく、日本円やドル、ユーロも使えて、おつりはディルハムで返ってくる。この時おつりの両替レート15.38円/DHでくれたからとてもよかったよ(空港では約16円/DHだった)
アルガンオイル自体はマラケシュ市内にも売ってるけど、オリーブ油とかナッツ油の混ぜ物されてることが多いみたいで、モロッコ周遊できるならこういうところで買うのがいいみたいだよ
極寒の峠と羊
そのあと、Tizi N'Tichka(ティシカ峠)でお写真タイム...なんだけど気温は5度。そんなに耐えれる格好してないし、風も強いから極寒だったよ
ここ、標高が2,260mあるみたいだしそりゃ寒いわけだね。5月だけどダウン必須だよ。
あ、でも、山の斜面を羊たちが羊飼いとメェしてたのはかわいかったよ
(見えるかな)
割高そうなお土産のおじさんがジオードを売ってた。おじさんも寒そうだった。
世界遺産 アイト・ベン・ハッドゥ
ここからさらに1時間ほどドナドナして到着するのが、世界遺産「アイト・ベン・ハッドゥ」だよ。クサール(四角い家の小さい集落)はここまでにたくさん見てきたけど、遠目からでもわかる迫力はさすが世界遺産だね
今はアイト・ベン・ハッドゥの中には4世帯くらいしか住んでないみたいで、住民は新市街に引っ越してるよ。っていうか1,000年以上前の建物にまだ住んでる人いるんだっていうのが驚きなんだけど、ここが好きで住んでいるらしいよ。昼間に太陽光発電で貯めた電気で生活してるんだって。
山の斜面に作られているから上りはしんどいけど、頂上までは15分くらい歩けばつくよ。
頂上には元食糧庫があるんだけど、2023/9の地震の影響で少し崩れちゃったみたいで近づけないようにバリケードがあるよ。
上からの景色はこの集落の王になったような爽快な眺めなんだけど、この日は体が飛ばされそうなくらいの豪風が吹いてて立っているだけでやっとだったよ。普段はこんなに強くないらしいからみんなは安心して。
ランチは新市街のレストランでチキンクスクスを食べたけど、やっぱり牡蠣ねこには味が薄かったわ笑
ワルザザートでお買い物
ここからまた車で1時間ほど揺られてワルザザートに到着。ここには映画製作のアトラススタジオがあるけど、あんまり人気がなさそうだったよ笑
大きい街ではあるので、フランス系のスーパーマーケット「カルフール (Carrefour)」でお土産の買い物ができるよ。マラケシュやフェズにもあるんだけど、どちらも中心街からは少し離れているよ。周遊する場合は通り道なのでワルザザート店に行くのも考えてみてね。
カルフールはイスラム教のモロッコでは珍しくお酒が買えるところなので、欲しい人はここで仕入れよう
牡蠣ねこは、乾クスクス500g 10DH(約160円)、いい笑顔の🐮パッケージのチーズ(常温可) 15DH?、バラマキ用でチョコデーツ(CHOCODATE)っていうデーツをチョコでコーティングしたお菓子 18DH?、チョコクッキーみたいなやつ 8DH?くらいで買ったよ。
Orientiesっていう有名なクッキーお菓子はここになかったので残念(空港にあったよ)
魅惑のダマスクローズの香り
ガイドの好みではないのか、ワルザザートはそのままスルーっと抜けて、さらに2時間揺られて、この日最後の観光地、バラの街ケアラ・エル・ムグナに到着したよ。
道中にちらほらバラを見かけるけども、バラの満開時期が5月中旬から6月にかけて位だから、まだまだ2分咲き位
この街はバラ園で映え写真...ってのじゃなくて、ダマスクローズ工場でローズオイルを買うところ!って感じだね
製造工程を見せてもらえるんだけど、手作業で大量のバラを仕分けてた。抽出前のバラなのにすーーーんんんごい甘い香りが広がってるの
100%ダマスクローズのヘアオイルが60ml 300DH(約4800円)くらい。日本で買うと10,000円以上するようだったので、ちょっと高いけど欲しい人は割引交渉しつつまとめ買いしといてもいいかもね。クレカつかえるよ( ̄▽ ̄)
山肌に生えるダデスの街
ムグナを出て、宿泊地ダデスへ向かうよ
ここは大きな渓谷が真ん中を通っている街なんだけど、その渓谷沿いの山斜面に家がたくさん建っている、異世界かもしれない。ダンジョンの隣の街みたいな感じがするよ。宿までの道中でモンキーパームっていうフォトスポットに寄ったんだけど、猿の手に見えるかな?
4階建てのリヤドに泊まるよ。階段しかないからスーツケースの運搬に絶望してたらスタッフさんが持って行ってくれた。ねこの手は借りない。
この旅行で唯一、ご飯がモロッコ料理じゃなくて洋食だったよ。モロッコ料理が似た味になることが多いので舌安めにはちょうどよかったかも。
ダデスの街の紹介は明日するからね。今日はここでおやすみなさい
明日はTabi in Morocco#4「サハラ砂漠、ジェラバで行こう」編、おたのしみに!
きょうの旅程
ローズオイル工場の場所だけわからんかった。ごめんよ
アルガンオイル工場は「Argane Tichka Shop&Restaurant」ってとこみたい
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